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「毎」と「別」はどのように使い分けるのでしょうか。
今、仕事関係の文書を作っていて迷っています。

(例)
年度ごとの方針に沿って・・・
年度別の方針に沿って・・・

月別の実績を合計
月毎の実績を合計

予算は月別に分ける
予算は月毎に分ける

上のような例ではどちらの表現が妥当でしょうか。
また、使い分ける基準がありますか。
教えてください。

A 回答 (2件)

「毎」というのは「そのたびに」という意味ですから、


「時間の経過や作業・データの順序に沿って繰り返される特定のタイミングで…」
というニュアンスを伴います。
そういったニュアンスを伴わない場合が「別」です。

ただ、質問者さんも迷っておられるように、厳密に使い分けがされているわけでもないので、
結局は文脈や状況、あるいは職場の慣行によって判断するしかありません。
以下の例は「実際はどうだかわからないけど、文字通りに受け取るなら…」という留保つきの"例"です。

▼「時間の経過」に焦点をおいた使い分けの例

・年度毎の方針
 ⇒毎年その年の方針を策定する場合。
・年度別の方針
 ⇒「五カ年計画」のように向こう数年間の方針をまとめて策定してある場合。
  (07年度方針=05年に策定した長期方針の第3年度方針 といった場合)

・月毎の実績
 ⇒年に12回実績を集計する場合。
・月別の実績
 ⇒実績を(店舗などではなく)各月に分けて集計する場合。

・月毎の予算
 ⇒年に12回予算を立てる場合。
・月別の予算
 ⇒年間予算を、予め各月の執行分まで細かく策定する場合。

・「月別にデータを提出してください」
 ⇒数日中に、過去のデータがまとめて届くでしょう、たぶん。
・「月毎にデータを提出してください」
 ⇒来月から、1ヶ月分のデータが毎月届くでしょう、たぶん。

▼「作業・データの順序」に焦点をおいた使い分けの例

1月店舗A428万円
1月店舗B841万円
1月店舗C842万円
2月店舗A189万円
2月店舗B487万円
2月店舗C935万円
3月店舗A466万円
3月店舗B117万円
3月店舗C940万円

こんな資料があったとして、
・各月の小計を出す場合は「月毎に集計」
・各店舗の小計を出す場合は「店舗別に集計」
です。

一方、

1月店舗A782万円
2月店舗A626万円
3月店舗A552万円
1月店舗B485万円
2月店舗B614万円
3月店舗B336万円
1月店舗C934万円
2月店舗C251万円
3月店舗C639万円

こんな資料であれば、
・各月の小計を出す場合は「月別に集計」
・各店舗の小計を出す場合は「店舗毎に集計」
となります。

長乱文陳謝。
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この回答へのお礼

丁寧な回答ありがとうございます。

やっぱり微妙な違いなんですね~。

勉強になりました。

お礼日時:2007/06/19 13:45

「別」は他の月との関連付けがなく、「毎」は関連付けされるデータのことではないでしょうか。

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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/06/19 13:43

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