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こんばんは。いろいろな面で英語に悪戦苦闘しているものです。

さて、私には辞書を引いたりすることが多いのですが、たまたま「血」を意味する"blood"を調べ、後半の発音が同じだった"flood"も(偶然記憶していたので)参照してみることにしました。
気づくのは2単語とも"-lood"の形態であり、その影響か後半の発音が一致しているのに気が付きました。

英語って単語による発音の法則ってあるんですかね?例をあげれば、何か後ろに特定の単語がきたり。でも、単語によってはつづりが一緒でも意味が違えば読み方が変わるもの("live"や"row"など)もありますし…

単語の発音は1つひとつ声に出して覚えなければならないのでしょうか?
それとも何か法則があって決まるのでしょうか?

A 回答 (6件)

#2さんも仰る「フォニックス」というものがありこれで大部分の単語は読めるのです。

ただし少なくない例外があります。

文字というものは元来音を写すものですから、つづりと発音の間には密接な関係があるものです。これはいわゆる「ローマ字読み」である必要はなく言語ごとに法則性があればいいのです。

現代の英語は15~16世紀ごろ(中英語~初期近代英語)の発音を写したもので、ほぼそこで止まっているといえます(いわば歴史的仮名遣い)。

発音、特に母音は時代とともに規則的に変遷するのが普通で、いわゆる「ローマ字読み」でなくなってもつづりと発音の間には関連があります(Iをアイと読むなど)。それゆえフォニックスが役立つのです。

しかしい見直しをせずにまだに「歴史的仮名遣い」をしているため、不規則がいろいろと生じてしまっているのです。

flood, blood は規則的な母音の変遷から漏れてしまったものです。

「生の」を live とつづるのは規則的ですが「生きる」を liv と、「持っている」を hav とつづらないのは中英語期の、羊皮紙に羽ペンで書いていたころの習慣をいまだに持ち続けているからです。当時は u と v を区別せず子音をあらわすときには後ろに母音字をつけていたからです。

liue, live, haue, have ともに [v] の子音を表し
*liv, *hav では「リウ」「ハウ」と読まれました。

ow を「アウ」と読んだり「オウ」と読むのは大量に流入したフランス語のつづりと発音の関係と、本来の英語のつづりと発音の関係が混在しているからです。


結局英語のつづりはよく言われるように「めちゃくちゃ」ではないものの、本来語と外来語の二つの系列が混在していること、例外をそのまま放置したものがあると言えます。
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この回答へのお礼

詳しい説明ありがとうございました。
例外多いですね…(笑)。

お礼日時:2007/07/31 21:55

綴りから何となく発音パターンを想像できるようにはなりますが、辞書を引いてみると予測したのとは違う読みだったというのも珍しくありません。


やっぱり一つ一つ確認することになるんじゃないでしょうか。
それに、アクセントがどこに来るか分からないし。

アクセントが前に来るか後ろに来るかで違う意味になる単語もあります。
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=increa …

参考URL:http://help.goo.ne.jp/help/article/731/#11
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この回答へのお礼

URL拝見いたしました。一つひとつ確認することしかありませんね…

ありがとうございました。

お礼日時:2007/07/31 21:58

> 単語の発音は1つひとつ声に出して覚えなければならないのでしょうか?


> それとも何か法則があって決まるのでしょうか?

基本的には「発音は1つひとつ声に出して覚え」るしかないです。

一応、綴りと発音の間には関連(法則らしきもの)はあります。
しかし、既にコメントされているように、歴史的事情でその「法則らしきもの」は単純ではありません。

例えば・・・

'oo'の発音
food, fool, good, hood, loop, mood, pool, room, roof, school, shoot, tool [ u: ]
book, cook, foot, look, nook, took, wood [ u ]
blood, flood [ Λ ]


 
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
単調に覚えるしかありませんね…

お礼日時:2007/07/31 21:57

日本で目にする英語は、アメリカ英語をベースにしたものが多いですが、英国からアメリカに人が移住するはるか昔から、英国国内ではいろんな形に英語が変化しています。



国内の他国(スコットランドとかウェールズ)の影響や、英国とヨーロッパ大陸との侵略合戦や政治的・文化的交流の影響で、多くの英語がもともとのつづりを変化させています。
たとえばスコットランドの王朝のスチュワートは、もともとStewartでしたが、フランスと関係があった王妃の影響でStuartに変わっていますし、現代の colorやcenterも、英国では大陸の影響でcolour, centreと記載します。

また英国と英国君主国(オーストラリアなど)では、oftenをオフテン/トゥンのように発音したり、 listenをリストゥンのように発音する人はいまでもいます。

法則を越えて、その土地で変化してしまったスペルや音ががたくさんあります。
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この回答へのお礼

>法則を越えて、その土地で変化してしまったスペルや音ががたくさんあります

結構大変ですね…
詳しく説明していただきありがとうございました。

お礼日時:2007/07/31 21:57

フォニックスというつづりと発音のルールがあります。


向うの子供も英語の発音の仕組みは変と思うのか、
覚えやすくするために作ったらしい。
ただ、その法則を覚えるのは単調で覚えにくいし
そのつど覚えていくうちに自然と覚えていくような、、、
たとえば、
cate
という単語があったとして、最初のcはハードc、aは
アルファベット読みか、フォニックス読み、t、最後はサイレントe、
でも、それをしらなっかったとしても、
ケート、キャート?
と推測できるし、、、
まだ、勉強はじめたばかりなら、フォニックス式の本を買ってもいいかもしれないけど、

参考URL:http://allabout.co.jp/children/kidsenglish/close …
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この回答へのお礼

時間があれば読んでみようと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/07/31 21:54

英語も元々は仏語や独語のように綴り字と発音は


対応していたのです。それが英語史の変遷ととも
に崩れて明確な法則性は失われてしまいました。
つまり、例外が生じたということですが、大まか
な読みの類推は可能です。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2007/07/31 21:53

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