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知人が先日、某有名メーカーのお菓子(おかきっぽいやつです)を購入し食べたところ,なかに針金のような物がはいっていました。知人はそれをメーカーに問い合わせ,その針金とお菓子を送付したところ,あちらの検査で「太さ0,5mm長さ5mmの金属で,針金であることが判明いたしました(中略)フライヤーに使用されている部品の一部であることがわかり(中略)」との一通の手紙が届き,それとお菓子が何袋か届けられたそうです。知人も,それを聞いた私も、「それだけ?」とかなり腹が立ちました。こんな手紙一通とおかしですませようとするのが信じられません。べつにふんだくろうとか思っては全くないです。ただこの会社は事の重大さをほんとに認識しているのでしょうか?もう少しであやまって針金を飲み込んでしまうところだったのです。よくニュース等で度々このような似たケースが出るたび、自主回収等されてるようですが、今回のケースとどう違うのでしょうか?

A 回答 (4件)

国際HACCP同盟 認定リード・インストラクター 加藤光夫さん


厚生労働省の認証制度である「総合衛生管理製造過程」もHACCPの考え方を取り入れた制度です。
★HACCPで、よくある質問に対する回答より引用
個人によって判断が違うでしょうがと前置きがあった上で
Q:異物混入の場合、回収の決定と調査期間はどの位の日数が社会通念上許されると考えればよいのでしょうか。

A:これは異物によります。例えば、ガラスやプラスチックの破片が入っていた場合、他にも入ってしまっている可能性があり、口に入れたときに断面でケガをする可能性があるので、回収に踏み切るべきです。しかし、例えばプラスチックレンズやコンタクトレンズが丸ごと入っていた場合は、破片はないので、回収の必要はありません。針金やビスでも、それ単独のことがほとんどなので、回収の必要はありません。

従いまして、単独と直ぐに判断できるものは、なぜ単独と判断できるかをお客様に技術的に、製造工程や、点検とHACCP記録などのチェックリストをお見せしてご説明をし、回収はせずに、調査に入り、その結果をお客様に報告します。

しかし、「多分単独だが、複数になってしまう万一の可能性はある」は、最初の時点では「単独事件として調査開始、しかし、第2の同じと思われる事故が出て来た時点で、回収に踏み切る」といった判断になります。お客様には「単独の事件だと考えられるので、直ぐに回収は考えない(技術的に良く説明をします)、しかし、万が一、同じと思われる事故が発生した時点で、調査の進行状況は無視して、直ぐに回収に踏み切る」ということが良いのではないでしょうか。

http://web.archive.org/web/20040618062907/http:/ …

異物混入と回収
異物混入事故は食品メーカーにとって最も頭の痛い問題で、ゼロにすることは不可能で、例えば近代化された缶飲料メーカーでは「3億本に3本程度のカビの出現は避けられない」といった形で表現されている。ゼロには出来ないが出来るだけ少なくするための活動は、いつまでも続く。
http://www.foodesign.net/ibutukonnnyuu.htm

引用ですが上記もある程度の指針として参考になるんじゃないでしょうか。


例えば自主回収を求めるなんて金品を要求するよりも大事(おおごと)ですよ。
広域に渡って被害が予測されるなら自主回収も予断ならないですが、
回収には莫大な費用がかかります。最近の自主回収では、回収する費用だけでDVDプレーヤーの回収に140億円、SONYなどはリチウム電池で510億円です。これは回収費用のみで訴訟などの費用は見込んでいません。謝罪広告なら読売だけでも全国で一紙に掲載するのに一面で4791万円です。一行ほど乗せるのでも319万です。これをサンケイ、朝日等4大紙に載せると単純に4倍です。
読売新聞広告料金
http://adv.yomiuri.co.jp/yomiuri/rate/
過去に新聞の一面を飾りましたがSONYだって業績が悪くなれば従業員一万人リストラしたりします。
食品事故は中小企業なら回収倒産です。

原材料に混入してるとか、原材料の賞味期限が切れていて、全商品に問題がおこる可能性があると言う場合じゃないと難しいんじゃないですか。フライヤーの部品の一部なら稀なものですし多く混入したのならフライヤーの異常がに気づくはすでしょう。

砂粒のような0.5mm×5mmの針金を飲み込んだところで排出されるだけだし、万が一医者にかかっても治療費で済みます。
被害があってはじめて補償されるわけで、被害が出るであろう見込みだけでこちらから補償をくれというわけにはいきませんよね。
不良品を購入したとしても実害は商品代金の損失ぐらいですか。加えて商品を送付した送料ぐらいでね。損失額と比べて手紙と菓子袋数袋なら妥当ではないでしょうか。

私も長年(10人ほどで10数年)職場でみんなコンビニで有名メーカーのパンでも買ってるとなかには異物(小さな数ミリの虫とか)混入してることは少ないですが数件あります。食品工場なんて綺麗にしていても混入はゼロには出来ません。比較的、クレームはきちんとつけるほうですが、遠方なら代替品を送ってくるか近いところなら菓子折り持参で謝罪に来るほうが多いですね。菓子折りを持って謝罪にきてというのはこれは優良なほうですよ。DVDプレーヤーの初期不良も工場に電話したので手紙なしの現物のみで新品を送ってきました。手紙と商品券をくれたところもあります。大体は代替品か同等の品物+アルファです。

私も直売で野菜を買うことは多いですが中には泥とともに虫が付いていることもあります。スーパーで買うなら騒ぎ立てる人も多いんじゃないでしょうか。八百屋で買う野菜が中には見えないところで傷んでるときもあります。言えば次におまけしてくれたり、違うものをくれたりします。客の立場でも学生のときのバイトの立場でも飲食店でも異物混入は多々経験してます。脅す人も多いですが
保健所に連絡しても悪質なケースじゃない限り、立ち入り検査&行政指導(以後改善するように)で終わりです。
http://www.nikkeibp.co.jp/archives/424/424009.html

事の重大さってその程度なら私はそれで収めますけれど。
「それだけ?」ってそれ以上に何を求めていたのでしょうか。
幸いにも被害が出ていないのですからそれぐらいの対応で妥当じゃないですかね。担当の人が来て謝罪があれば、気持ちの上でまた一つ違ったのかもしれませんが。どうしても納得できないなら消費者センターや保健所の食品衛生担当者に相談してみてはどうでしょうか。

ご参考までに。
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非常に危機意識の低い会社です。



あなたはお客様です。
お客様に工場の製造上の美ミスで不快な思いをさせてしまったのです。
手紙などではなく、お宅に菓子折りを持参するのが常識です。

そうでなければ、お客様は2度と購入してくれません。
みすみすファンを逃がしてしまいます。
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物によるんでしょうね。


今回の場合、製造機械の部品の一部分欠けて混入されていたのですから、それが機械から欠けた部分の「全て」で他に混入している可能性が無い場合、回収はしないのではないのでしょうか。
逆に混入するはずが無い物(虫とか別の材料やゴミ)が入っていたら、自主回収になったと思います。
多分・・・
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誰も騒がなければ内々で済まそうということでしょうね。


公表しなければ、こちらから公表します、とでも
言えば公表するんじゃないですか?
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