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建築の意匠設計をやっています。
設計事務所で主にRC造のマンションを担当してきましたが
今年からはデベロッパーに勤務しています。
最近実施設計を始めた物件でRC造10F建~5F建(複数棟)
(杭基礎-ラーメン構造)のマンションで設計事務所が
出してきた図面に耐圧盤がありません。
設計事務所勤務時代の物件はすべて耐圧盤が入っていましたし、
耐圧盤は必須のものと認識しておりました。
設計事務所勤務時代は一つの構造事務所としか付き合いがなかったため
構造設計者の設計方法(思想?)により耐圧盤を入れたり入れなかった
りするのか、それとも地盤性状によるのか、単に間違いなのかわかりません。
なお、私自身には一級建築士程度の構造知識しかありません。
どなたか、耐圧盤についてわかりやすく教えていただけませんでしょうか?

A 回答 (3件)

補足です。


地下水位がピット下の底版下端よりも上の時は、耐圧版が要ると考えておいた方が
無難だと思います。
ピットスラブ自体の重量と釣り合いが取れる分はもう少し水位が高くても大丈夫
ではありますが、目安としては「スラブ下端より上か下か」で良いでしょう。
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この回答へのお礼

なるほどです。
ご親切にどうもありがとうございました。
大変参考になりました。

お礼日時:2007/09/16 23:42

耐圧版は、「下から上向きにかかる圧力を受けるスラブ」です。

まずこれが
原則です。

杭基礎の建物の場合は建物全体の重量は杭で支えられ、最下階のスラブは
上向きの圧力を受けませんので構造的には原則として耐圧版は不要です。
耐圧版が必要なのは直接基礎の場合のみです。
(ただし、構造設計者の思想として1F床のみは耐圧版扱いで設計する
場合もあります。この場合、設計荷重は自重のみだったり総重量の一定
率だったりまちまちです。設計者にご確認ください)

ただ、1F床下に設備配管用のピットが必要で、かつ水位が高く下からの
水圧がかかる場合などはピット下の版に上向きの圧力がかかるため、耐圧
版とする必要が出てきます。

地下外壁周りだったりドライエリア周りだったり特殊な形態はいろいろ
あるのですが、おおざっぱな概要としてはこんなところだと思います。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
質問の仕方が悪かったにも関わらず大変解りやすいお答えでした。
(今回はすべて杭基礎の場合の質問でしたが書き漏れておりました)

ここでもう一つ疑問がわくのですが、
>ただ、1F床下に設備配管用のピットが必要で、かつ水位が高く下からの
>水圧がかかる場合などはピット下の版に上向きの圧力がかかるため、耐圧
>版とする必要が出てきます。
上記の場合、地下水位がピット床からどれくらい低ければ、耐圧版
(版の字を間違えておりました)は不要となるのでしょうか?

お礼のところで追加質問をしていいのかどうかわかりませんが
よろしくお願いいたします。

お礼日時:2007/09/16 13:23

直接べた基礎 →当然必要


地下床下   →防水の為必要
1F床下   →設備配管の為の点検用スペース、この場合耐圧板とはいわない

難しいはなしではないですよ、お願いします。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。

おっしゃるとおり難しいはなしではないようですね。
今回は杭基礎の場合に限定して質問しようと思っておりましたが
書きもれておりました。
もう少し勉強してみます。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2007/09/16 13:28

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