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いつも大変お世話になっています。

「新テロ特」を思考する前に文民統制が今後守られるかを解決する方が先と思うのですが…

2003年にインド洋で行われた給油についてです。事実は80万ガロンの給油であったが、国会で論じられて居たのは一貫して4分の1の20万ガロンでした。この事実は防衛省の制服組はもちろん背広組もしっていたとのことです。

要するに知らなかったのは国会(国民)だけでした。文民統制など無視して防衛省の考えで日本は進んでいたようです。今「新テロ特」について国会で議題になっています。大いに審議することは良いことと思います。しかし大変なむなしさを感じています。どんなに立派な法案にしても結局は砂上の楼閣に思えるのです。

どんなに国会で深く思考しても、そんな事は無視して防衛省の判断で事は進んでいく。「新テロ特」を話し合う前に文民統制がこの先守られるのかを徹底的に追求する方が先と思います。

そしてなぜ当時文民統制が守られずに防衛省の判断で事が進んでしまったのか。そこのところを「新テロ特」を思考する前に解決すべきと思っています。以上いかがでしょうか。

A 回答 (3件)

アンケートということですので、軍事専門家ではありませんがレスします。



この手の法律は、米軍の都合でつくられたものと思っています。
核兵器を搭載した空母が日本に入国しても「事前協議がないから核兵器は積んでいない」などと白々しい答弁をする政府です。

米国の思惑に入ってこない国はすべて「悪の枢軸」「テロ」であり、米国だけが世界で唯一先制攻撃が許されるという論理は理解できません。
その論理に無条件で従っている日本政府もまた、誰のための政府なのかが理解できないと思っています。

「どんなに国会で深く思考しても、そんな事は無視して米軍の判断で事は進んでいく。」という意見です。
これを解決するには、もっともっと平和外交を追求して、アジアの国々と仲良くやっていくことではないかと思っています。
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この回答へのお礼

回答有り難う御座いました。

>この手の法律は、米軍の都合でつくられたものと思っています

米に大いにすり寄っている部分も感じられますね。しかし徐々に米の影響から脱却し自分の足で歩み始めなくてはいけませんね。いつまでも乳母車に乗っているわけにはいきませんね。

>もっともっと平和外交を追求して、アジアの国々と仲良くやっていくことではないかと思っています

私は政治の素人です。しかしほんんと日本の外交って下手ですね。私の様な素人に毛が生えたような結論しか出せないで居るように感じています。困った物です。

アジアには日本に関し戦争の苦い経験が有るためなかなか受け入れてもらいがたい部分があるのかも知れません。しかし平和のためにアジアに日本を理解してもらい納得させるのが外交のつとめと思います。とても今の外交は合格点と言えませんね。

ありがとう御座いました。

お礼日時:2007/10/28 08:59

No.1ですが、いろいろと足りないことがあるので、追加の回答を。



まず質問者の方は、文民統制という言葉の意味を誤解しています。
文民統制とは、文民の政治家が軍隊を統制するという政軍関係における基本方針を指すのであり、文民である内閣総理大臣がおよび防衛大臣が自衛隊を統括していますから、文民統制の原則は守られています。

しかしここで問題なのは、防衛省の官僚が正しい報告を内閣に上げていなかったということであり、これは文民統制の問題ではなく、防衛省内部の官僚が正しくコントロールできていないということです。

つまり、役所の長である大臣が部下を正しく統御できていなかったということであり、要は政治家が官僚の言いなりになっているとか、もしくは官僚主導の政治という、日本の政治において古くからある課題が表面化したにすぎません。

この問題には、重要な隠れた課題がありますので、念のため整理します。
「文民統制」とわかってもいないことを叫んだところで、問題の根本が解決しない限り、類似の問題はこれからまた出てくるでしょう。
それは防衛省だけでなく、他の役所からも必ず出てきます。

【問題】
日本の政治は、情報を一番多く握っている官僚機構が、事実上の政府のシンクタンクとなっており、判断するのは内閣や国会にしても、その筋書きは役所によって主導されやすい。

【解決案】
政党、特に野党が独自のシンクタンクをもち、官僚機構とは一歩離れた立場で物事を考えられるようにする。
給油の20万ガロン→80万ガロンの修正についても、野党のシンクタンクに軍事に詳しい専門家がいれば、自衛隊の補給艦の搭載燃料から容易に給油可能な燃料の量を推測できたはずである。
つまり、考える機能が国会や政党にないため、官僚のウソや欺瞞を見抜くことが難しいのである。
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この回答へのお礼

度々回答いただきありがとう御座いました。勉強になりました。

>政党、特に野党が独自のシンクタンクをもち、官僚機構とは一歩離れた立場で物事を考えられるようにする…考える機能が国会や政党にないため、官僚のウソや欺瞞を見抜くことが難しい

なるほどですね。政党には行政に対抗できるくらいのシンクタンクをもってほしいものですね。しかしなかなか実現しない。お金はかかるし、思ったほど票にならない?からでしょうか。正しく・客観的に行政を評価できる政党に票が集まるようにするのが我々有権者のつとめですね。

ありがとう御座いました。

お礼日時:2007/10/28 08:44

日本の役所が政治家に情報を隠すというのは、これに始まった問題ではありません。



もちろん、防衛省が給油の数字を隠していたことは問題ですが、これは文民統制で語られる問題ではなく、政治と官僚の関係の問題、つまり行政改革や公務員改革で議論すべき問題かと思います。
もっとも、防衛省は安全保障に関する国家機密も扱いますので、何でもかんでも情報公開すべきというものではありませんが。

官僚は、実に多くの情報を握っており、意図的にこれを上に報告しないことで、政治に対する影響力を確保するということをよくやります。
わかりやすい例ですが、安倍政権で閣僚や役人の様々な不祥事が発覚しましたが、これもわざと上に報告しないで、そして隠した情報をマスコミにリークして、政府に対して逆らうという戦後の官僚たちがよく使ってきた手段です。

この問題は文民統制という防衛省と官邸の関係だけで留める問題ではなく、政治家と官僚の問題として、もっと広い視点から議論を進める必要があると私は思います。
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この回答へのお礼

早速回答有り難う御座いました。

当然ですがいろいろな考え方が有るものだなと感じました。

>防衛省が給油の数字を隠していたことは問題ですが、これは文民統制で語られる問題ではなく…政治と官僚の関係の問題…

大きくカテゴリー分類すれば回答者様のおっしゃる通り「政治と官僚の関係の問題」なのでしょう。

当時の国会は給油量が20万ガロンだったという数字を前提に議論が進んでいきました。そしてその審議に多くの時間が消費されました。事実は80万ガロンだったと言うことで、議論の前提が崩れてしまいました。

ですからいくら国会で深い思考をしても前提が誤って居るのですから正しい結論が得られると言うわけではありません。国会(国民)の深い思考は全てムダだったのです。

私にはこの問題はどこまで行っても文民統制が厳格に行われているのか否かという範疇から抜け出せない問題と思っています。

>防衛省は安全保障に関する国家機密も扱いますので、何でもかんでも情報公開すべきというものではありませんが。

よく分かります。しかし正確な給油量を国会に報告するのは特に問題ないと思うのですが… 安全保障上給油量をあかせないのなら、「あかせない」旨の報告をすればよいことです。

20万ガロンという誤った数字を元に国会で審議されているのを止めるくらいの事はできたでしょう。

ありがとう御座いました。

お礼日時:2007/10/27 15:38

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