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マンガで見たことがあるのですが、江戸時代の女性(上流)は正座をして天井から吊るされたヒモ(神社のお参りをするときにカネを鳴らす縄のような)を握ってお産をしたというのは本当なのでしょうか?正座をしている状態で、どうやって赤子を取り上げるのかその方法も教えていただけないでしょうか?

A 回答 (2件)

NO.1さんがおっしゃるように、あれは、おしりをつけた正座ではなく、どちらかと言うとしゃがんでいる状態だと思います。



ちょっと品のない例になるかも知れませんが、わかりやすく言わせていただくと、長い便秘の後、久しぶりに大をする時の洋式トイレと和式トイレの違いを想像してみてください。
赤ちゃんを産む時は、たいへん「いきみ」ます。
いきむ時は、足が地についていたほうがいきみやすいのです。
上からのヒモも、それを掴んでぶら下がるための物ではなくて、ヒモを引っ張って体に力を入れるための物です。

しかし、近代になって、いきむ事が体に良くないの事がわかってきましたよね。
血圧が一気に上がって脳卒中で倒れたり、「ぢ」になるのも、洋式トイレより和式トイレのほうが多いというデータも出ています。

逆に、お年寄りのかたなんかは、「洋式トイレだとふんばれない」なんて話も聞きます。
ふんばるためには、昔の体勢のほうが良いのですが、ふんばりすぎると体によくないので、今では地に足がつかない状態で出産するようになったのだと思います。
今では、なるべく、ふんばらないように呼吸法なんかも取り入れられていますし・・・。

昔は、今とちがって、お産が長くなると、即、赤ちゃんの死につながりますから、力いっぱいふんばって、時間を早くする事が重視されていたのかも知れません。

今でも、「未婚の母がトイレで出産」なんてニュースが時々ありますが、それを想像した場合、あきらかに洋式トイレより和式トイレのほうが産みやすいと思います。

お母さんの体の事を考えなければ、しゃがんだ(あるいはヒザをついた状態)のほうがお産が早くすむと思いますが、母子ともに健康が第一ですからね。

>どうやって赤子を取り上げるのか・・・
・・・は、NO.1さんのおっしゃる通り、取り上げるのではなく、産み落とされた赤ちゃんを拾いあげるのです。
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この回答へのお礼

ヒモはいきみやすくするためのもので、腰をうかして産むということですね。お産の歴史に興味があるもので、、、ありがとうございました。

お礼日時:2007/11/12 00:27

自然な分娩は、いわゆる産み落とすって事で引力を利用することならば理解できます。


勿論生まれるようになれば、おしりを床に着けたような正座でなく、ひもに捕まって体を浮かしていたのでしょう。
命をつないで行くお産は女性に取って命がけですが、病気では無い命の自然な営み。
人の手助けがなくっても、一人だけで出産する民族も有るようですから。
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この回答へのお礼

現代よりもかなり自然な体勢で独力でなされるかんじだったのでしょうかね。お早い回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/11/11 14:58

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