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数ヶ月前に膝の痛みから整形外科を受診しました。 いろいろな検査からはリウマチの決め手になるものはなく、本にあるような自覚症状も(手のこわばりなど)ありませんでしたが、長期の炎症と、途中から両膝とも同じ症状になったためリウマチ初期ではないかと治療を進めることになりました。 (数回の血液検査の値はほぼ平均して、IgG約2000、CRP値12、赤沈120) 
以前から処方されていた消炎鎮痛剤に抗リウマチ剤が加わったのですが、それまでの数週間は非常に状態が良かったので自分勝手な判断で1週間飲むのを遅らせてみました(両方とも飲まず)。 7日目にして少し痛みが出てきました。 が、その消炎鎮痛剤は数ヶ月服用していた間にも症状がひどくなる事もあったし、又、効き目の持続時間は6~10時間ほどだと聞きました。 つまり、効果が十分でなかった薬を止めてみたのですが、ほとんど腫れや痛みがなかったのです。 
どちらの薬も炎症を抑えるためのものですよね。 
完璧にリウマチだと仮定して、腫れや痛みの症状がないのに免疫異常は続いているということはあるのでしょうか。 もしも膝の状態が良くなっても血液検査で異常が現れることは? 私の知識では免疫異常が炎症を起こさせている、という解釈なのですが・・・。
このまま薬を飲まないのもまずいなあと思っているので、詳しい方いらしたらどうか教えて下さい。
また、抗免疫薬と免疫調節薬はどのように使い分けているのでしょうか。

A 回答 (4件)

膠原病専門の内科医にも診察していただいているようですので、一安心です。



幾つかの質問にお答えします。

抗核抗体が陰性であれば、全身性エリテマトーデスなどの膠原病の可能性は低いと思います。マトリックスメタロプロテアーゼ(MMP-3)はリウマチに限らず、滑膜炎(関節包を裏打ちしている組織の炎症)がある時に上昇します。リウマチでは必ず滑膜炎が存在しますので、もしこの値が正常でしたらリウマチの可能性は低くなると考えて良いと思います。抗ガラクトース欠損IgG抗体はリウマチ因子の精度の高い検査と考えてください。一般にリウマチではリウマチ因子が70%で陽性になるのに対して、この検査では90%が陽性となります。以上から、抗核抗体や抗Sm抗体とは全く別のものです。

関節液に関しては、細菌培養の検査だけでなく、関節液中に上昇している細胞の数や種類で病気がある程度絞り込める可能性があります。さらに、痛風や偽痛風などのこともあり、関節液中の尿酸やピロリン酸の結晶を調べたりすることもあります。

’画像から、関節の上下数センチの部分に骨の弱くなった様子が見られる’と言うのは、傍関節骨粗しょう症のことだと思います。これは、関節に炎症がある証拠です。

ひとつのシートに沢山の画像・・・だからこそ、レントゲン写真より沢山の情報が得られるわけです。ただ、MRI検査の時に、造影剤は使いましたか?滑膜炎は造影剤を使わないとよくわからないこともあります。

ただ、膝だけのリウマチもないわけではありません。いずれにしても、炎症所見が持続している状態は好ましくありませんので、抗リウマチ剤で落ち着くようでしたら飲み続けることが必要と思います。抗リウマチ剤は効果が出るまで時間がかかりますので(早くて2週間、一般に3ヶ月・・種類によって違います)、よく先生と相談しながら使用してください。
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この回答へのお礼

関節液は菌のことしか説明がなかったし、MRIは造影剤なしでした。

1週間目から薬はちゃんと飲むようにしていますが、食欲もりもりというわけにはいかないのでどうしてもおそ朝と夕飯の2食になりがちです。
処方されているのは免疫調節薬で、1日の定量を3回に分けて摂るようになっています(3錠を)。 消炎鎮痛剤と胃薬はいつもセットになっているので(こちらは1日2回)、空腹で胃が荒れるのを恐れつい朝の分が抜けてしまいます。 
薬の飲み方を調べると、「食事」というのはあくまで時間の目安のことで食べなくても薬は飲んだ方がいいとか。 明日からそうしなきゃ、と思っていますがなんだか不安です。
家庭の医学のような本で免疫の薬の簡単な説明が載っており、1日の定量が3分の1だったのです、1日○mgから始める、と。 一方、薬のHPではやはり1日量で3錠とあります。

あ、いけない又質問しそうです。 抗ガラ~のことなどto-sitさんの回答をこんどの質問の参考にしたいと思います。

重ねて詳しい解説ありがとうございました。

お礼日時:2002/09/12 17:08

現在受診している先生も大変お悩みのようですね。

確かに現在の症状だけではリウマチを完全に診断することは難しいと思います。では、リウマチの早期かと考えると正直どちらとも言えません。

まず、症状と免疫異常に関しては一致しないと考えた方が良いです。一般に症状と炎症反応は一致します。今回のお薬を飲まれて、症状の改善とともに炎症反応(CRP,赤沈)は改善されたのでしょうか。症状がとれても、炎症反応が持続すると、続発性のアミロイドーシスになる危険があります。免疫異常としてのIgGやリウマチ因子はリウマチが寛解しても改善しないことがよくあります。

早期リウマチの診断は非常に難しいのですが、最近、血中のマトリックスメタロプロテアーゼー3や抗ガラクトース欠損IgG抗体を測定することにより診断の補助になったりします。何よりも、リウマチの本態である滑膜炎の有無をMRI検査などで確認することです。さらには関節液検査も非常に診断に有用です。もし、これらの検査をしていないようでしたら、是非お勧めします。

さらには、他の膠原病の疑いもあると思います。抗核抗体などの検査異常はあるのでしょうか。膠原病は比較的整形外科よりも内科的な症状の多い疾患ですので、セカンドオピニオンとしても膠原病専門の内科の病院の受診をしてみてはいかがでしょうか。

何かお役に立てていただけると幸いです。
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この回答へのお礼

専門的な回答ありがとうございます。
やはり簡単に免疫異常が治ることはないのですね。 先生も病気が免疫異常からくるものだとしたら完治はないだろうと言っていました。

状態がいいときの血液検査の結果は私も知りたいところなのです。ふた月間隔くらいにするので今の炎症の値が低くなったのかはわかりません。
検査結果のコピーを頂いており、抗核抗体:FAT 40未満、抗Sm抗体 検出せずとなっています(保健の関係とかで一度にたくさんの項目を調べられないらしく)。 これらはマトリックス~や抗ガラクトース~とは別物ですか? 血液検査に関する検索がうまく出来ずわかりませんでした。

関節液に関しては、通院し始めの頃すぐにぱんぱんになっていたのでずいぶん抜きましたが菌は無いとのこと、菌の他にも調べるものがあるのでしょうか。

わりと最近にMIR検査とCT検査もしており、画像から、関節の上下数センチの部分に骨の弱くなった様子が見られるとのことで骨を強くする薬を処方されました。 蛇足ですが検査の度に思います、レントゲンと違ってひとつのシートに沢山の画像・・・あんなに見づらいのに異常があったとき本当にわかるのでしょうか?

通っている病院には内科に膠原病を専門としている先生がおり、途中で一度受診した上で今の整形の先生に診てもらっています(先生同士連携をとりあっているようです)。 私がホントに全く膝の症状だけなので内科でも「?」でした。

この欄で新たな質問はよくないですね(?をいっぱい使ってしまった)、でももしもまた何かわかることがあれば教えて下さい。 ありがとうございました。

お礼日時:2002/09/11 17:36

同じく数ヶ月前よりリウマチの治療を受けている者です。


私も血液検査を何度してもリウマチと判断される数値は出てきませんでした。ただ、日常生活に差し支えるような強い痛みが体中の関節に現われ、見切り発車のような形になりましたが「リウマチとみなして」治療を開始し現在に至っています。(これからも数値は出ないであろうと言われています)

ネット等でお調べになって分かっていらっしゃるとは思うのですが
リウマチは免疫機能の異常が原因の疾患と認識されてはいるものの、
すべての患者さんに対する決定的な共通の治療法があるわけではありません。Aという患者に効く治療法がBという患者にまったく効かないことがあり得るのです。初期症状にしても、よく挙げられているものがすべて当てはまる患者さんは少ないです。私もそうだったため皮膚科や婦人科に回されたりもしました。
そういう意味でポピュラーでありながらとても診断が難しい病気です。

今のお薬は担当の先生がtaka-ponさんの病状に合わせて処方したものですよね。特に症状が悪化したり副作用でいかんともし難いというのでない限り、服用をやめたり、間隔を空けたりするのは好ましいこととは思えません。
薬に対する不満、不安があればそれを担当の先生に聞いて疑問点を解消し、納得して治療を受けられるのがよろしいかと思います。

「消炎鎮痛剤」は文字通り痛みを静めて炎症を改善するものです。
リウマチばかりでなく、風邪や他の病気にも広く用いられています。
「抗リウマチ薬」はリウマチのおおもとの原因(免疫機能の異常)に直接働きかけることにより、結果として痛み、炎症を鎮めるものです。効き目が現われるまで2~3ヶ月かかります。特にその意味からもこちらは勝手に服用を伸ばしたり止めるのはまずいでしょう。

腫れや痛みが無くなったから免疫異常は無くなった=直ったとは言えないと思います。それは「寛解」という状態かもしれないからです。
もしリウマチであるとしたら、残念ながら「完治」というのはとても難しいと思っています。「寛解」の状態に持っていって日常生活が送れるように、症状が悪化しないように努め一生病気と付き合っていくーその覚悟を私は決めたところです。

なお「手のこわばり」ですが最初私はそれがどういうものか認識できませんでしたが、最近は非常によく分かるようになりました。(親指をこぶしの中に入れて握れません。ギシギシきしむ感じ)
taka-ponさんも今出ていなくともこれから徐々にリウマチの典型症状が出てくることは考えられます。

ステロイドは服用されていないのですね?
私はこれを先生の指示でずーっと連用しています。(激しい痛みのため)
絶対に勝手にやめたり服用間隔を伸ばせない薬です。
これに頼らなくてもいいだけ私はうらやましいと思っています。

どうぞ、主治医の先生によく疑問点をお聞きになってみて下さい。
お大事になさって下さい。

下は参考サイトと以前にここで私が出した質問です。

http://www02.so-net.ne.jp/~hirose/kou5.htm

http://www.jutoku.com/seikei_riumati.html#Archor …

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=301583
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この回答へのお礼

痛みが体中の間接に及ぶとなるとどんなにかお辛いと思います。そんな中回答を下さりありがとうございました。

以前の質問も拝見しました。 5月からというあまりに短期間で驚いています。

私の場合違和感を覚えたのは去年の10月頃で、もうすぐ1年経ってしまいます。 初めはじっとしていても痛い、痛さで眠れない、の状態で別の整形外科を受診していたのですが、血液検査とレントゲンの後、わからんとさじをなげられてしまいました。 その後症状が落ち着き、gomuahiruさんのように急激なものではなかったため、今の病院にかかるのが遅くなり現在に至っています(4月からです)。

主治医に聞くべきなのはよく分かっているのです。普段から結構質問もしています。 ただ長期分の薬をもらったばかりというのと(やはり通院もひと苦労)、とても混雑している病院で、私ばかりいつも時間をかけてもらっていたので・・・。 消炎鎮痛剤については、先生は痛くなければ加減しても構わないと言っていました。(今はロルカムです、以前の質問の「ボルカム」もこれのことでは?) 

診断・薬を処方、帰って調べる、新たな疑問、次回の受診日はずっと先、ってなるので誰かにお聞きしたかったのです。

大変な症状のようですが、薬が合えばずいぶん楽に過ごせると聞きました。
どうかきちんと食べて(食べ物は本当に大事ですね)、お大事になさって下さい。

お礼日時:2002/09/11 14:59

ダイレクトな回答ではありませんが、以下の参考URLが参考になりますでしょうか?


「関節リウマチってどんな病気」
http://www.e-chiken.com/shikkan/ryumati.htm
(慢性関節リウマチ)
http://www.tk2.nmt.ne.jp/~itsukihp/club/radio_sp …
(慢性関節リウマチについて)
http://www.santen.co.jp/health/health-riu1.html
(慢性関節リウマチ)

TOPページで「リウマチ」と入れて検索すると沢山Hitしますので参考にして下さい。

ご参考まで。

参考URL:http://www.rheuma-net.or.jp/rheuma/rm400/rm130.h …
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございました。
参考にあちこちのぞいてみます。

お礼日時:2002/09/11 14:18

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