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フランス語によく出てくる、文字の上にちょこん付く、
^(アクサンシルコンフレクス)`(アクサン グラーブ)´(アクサンテギュ)
などは、どのような役割をするのですか。

分かる方、是非教えて下さいm(__)m

A 回答 (1件)

えーっと、私が過去に習った記憶によると。

。。

`(アクサン グラーブ)と、´(アクサンテギュ)は音を変える記号です。

たとえば、フランス語では e は "エ"と発音せずに"ウ"(語末なら発音されません)と発音します。

" ´ "アクサンテギュ記号をつけることによって、発音が”エ”と変わるのです。
" ` "アクサングラーヴも同じように " ` "をつけることによって、 発音を"エ"と変える働きをもっています。

日本語表記にすると、同じ"エ"となってしまいますが、実際にはこの2つにも発音の違いがあります。

" ´ "アクサンテギュのほうは母音の e に付加することで発音を閉口音に変える働きをする。(つまり、日本語の"イ"と発音するようにくちを横にあけてその口のまま "エ"というような感じかな)

アクサングラーヴ は、母音の e、a に付加することでその字母の発音を開口音に変える働きをする。(ま、日本語のエやアより若干口をあけて発音する感じ。ほとんど、日本語と同じような発音かな)

 ^ (アクサンシルコンフレクス)は、昔はこの後ろにsが続いたか、重母音(aiのように母音が二つかさなるもの)であった名残です。
フランス語も長い年月の間につづりが変わったいったんです。
発音は  アクサングラーヴと同じ。今では、同綴語を識別するだけの機能しかもたなくなっている。

ほかにもアクサン記号はあって、まとめると以下の通り

<つづりのまとめ>
(1) " ´ "  アクサンテギュ (閉口音) ※(eの上しかつかない)
(2)" ` " アクサングラーヴ (開口音) ※(a e u の上につく)
(3) " ^ " アクサンスィルコンフレックス (かつては、あとにsが続いていたか、重母音が続いていたなごり。今では同綴語を識別する記号)
※(a e i o u の上につく)

(4) " ¨ " トレマ (分音記号。) 例:フランス語ではaiと続くと エと一音で発音されるため、エイとはっきり分離して発音したいときに使う。
※(a e i o u の上につく)

(5) セディーユ (cに,がくっついているような記号)は、そのままcと表記するだけでは、クと英語でいう"k"の音で発音されてしまうため、"s"と発音しますよっという記号

とりあえず、こんなものと私は思っています。
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この回答へのお礼

こんにちわ。
ご丁寧な回答、ありがとうございました(^o^)
とてもわかりやすかったです。

現在習っている大学の教科書には
そのような解説がなかったので、
助かりました。

お礼日時:2008/02/02 17:44

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