プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

私は芸大生なんですが、作品作りが全く手につかない状態です。
現代性を関連させつつ自分なりの視点、見解、思考で物事に挑みたいのですが
情報収集の段階でいつも情報に呑まれてわけがわからなくなっていたりします。

以前はボールペンによる細かいドローイングをやっていたのですが、ネットや雑誌で似たような手法の作品が多く見られるのでありきたりな気がして今はその手法による制作はしていません。

「個性」において、例えばレトロな感じが好きだからとか赤色が好きだからとかいう要素はどうしても趣味的な気がして、作品にそういうわかりやすい癖的な要素を持ち込むのは嫌なんです。どうしても新しくないような気がして、自分の絵の手法のそのようなものだと感じたからです。手法は単なる方法であって、他にコンセプトとその手法を使う理由があればそんなに気にはならないんだろうなとは思いますが、今は0に戻ってしまった気がしてとてもうやむやしています。

自分は何が作りたいのか?
何を主張したいのか?
どんな視点で世の中のものを見るのか?

それに対し、自分はとても知識が浅はかな気がして
表に発信する事がとても臆病になっています。

技術云々ではなく
頑固として信じる信念のようなものがぐらついて
自信を持って何かをつくることができません。

文章もおかしいですがニュアンスで理解してくれればありがたいです。
過去からのインスパイアではなく(形式的な)現代の自分の目線で何かをしたいんです。
もっと世の中に詳しくなって、色々な発想法や考え方を養っていきたいと思います。
みなさんはどのような努力をされているでしょうか?

A 回答 (9件)

私は、言葉の意味について、


ひとつひとつ自分なりに
納得のいく解釈を与えるように努力しています。

以前、スタイリストの方が
「流行の先を進むっていうのは難しい」
とおっしゃいました。
私は、そのスタイリストの方が、
どのような意味で「流行」という言葉を
使っているのかが気になったので、

「流行というものを、過去の歴史的な変遷から見て、
 新しいか古いか、前例が有るか無いかで考えるのと 
 それとも、現在進行中の突然変異的な表現の集合だ考えるのと、
 どちらのほうが正確ですか?」

という堅苦しい質問をしました。
スタイリストの方は

「私よ!私!」

と答えてくれました。

私はその答えを聞いて、
時系列の中で「流行」が移り変わるのではなく、
自分の感覚に信念を持った人が、
自分の先を進む何かを見つけていく過程が、
「流行」にみえる事があるのだ、というふうに
「流行」の意味を、自分の中で解釈しました。
この解釈は、そのスタイリストの方が
実際に流行を作っているという事実があるので、
私には納得がいくものです。

もしも、私が「流行」を作りたいと考えた時には、
現在の流行を考察して、次を予測するのではなく、
自分の感覚に信念を持った人をまず探すと思います。

自分の中の言葉の解釈が、つまり自分の目線であり、
自分の方向性を決める大切な出発点になると私は考えています。
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頑固として信じる信念がぐらつくような人物には、他の人が思いつかないようなものは、決して創り出せないでしょう。



世の中で天才的な人は、自然と手が動き出し、何も深く考えなくても個性を出せます。
堅い頭で考えているうちは、アイデアは出ません。
感性=本質ですから。
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斬新な発想の出発点はだれもがありきたりな発想から出発してますよ。


私が質問文を読んで思ったのは、質問者さん、あなた頭の固い人
だなあと思ったことです。

>自分は何が作りたいのか?
 何を主張したいのか?
 どんな視点で世の中のものを見るのか?


はあ?別にどうだっていいんじゃない?
主張する?しなくっていいよ、自分が思ったことを素直に表現しよう。
どんな視点で物をみるのかだって?二つの眼と心で見るんでしょう?
違うの?
それにあなたと私達となにかまるっきり違うことってあるの?
悩むことはいいことだけど悩み方がまるで大作家ですね。
大作家の先生方に訊いて見ないと分からないけど自信満々に
作品作っている作家なんているんだろうか?
外の顔と内の心は違うから外見で判断は出来ないけれど
自信満々に見えるのは場数を踏んでいるためだと思う。
内心これでいいんだろうかと誰もが悩んでるでしょ。

疲れてるんですよきっと、ゆっくり休んでみてください。

それとあなたは知識が浅はかなのではなくて知識がありすぎるんだと
思います。それもバランスがすこぶる悪く偏ってるんだと思います。
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学校が休みで、明け方まで起きていてモンモンとしてしまったのですね。


夜中に書いた手紙や日記は、昼間読むと「そうでもない」と思わせるような内容になってしまいがちですから、
今頃この質問にちょびっと後悔してるのではないでしょうか。

>以前はボールペンによる細かいドローイングをやっていたのですが、ネットや雑誌で似たような手法の作品が多く見られるのでありきたりな気がして今はその手法による制作はしていません。
要は、売れたいわけですね。
みんなと同じ絵を描いていたんじゃ注目されないという事だと思うのですが
思い切って、「情報や知識、時代の流れ」に流されて・・・いや、
その流れを利用して進むという方策はどうですか?
けっこうそれも難しいですよ。

>自分は何が作りたいのか?
何を主張したいのか?
どんな視点で世の中のものを見るのか?
・・・というのなんて、はっきり言ってやる前から見つかりません。
それを考えてるだけで人生の大半が終わってしまいます。
それは意外にも「情報や知識、時代の流れ」を泳いでる間に、見つかる気がします。
19世紀以前の画家だったら、「頑固として信じる信念」が持てるかも
しれませんが、交通・通信・ネットが発達し商業主義や情報過多や
CG・バーチャルゲーム全盛のこの時代にはそれはほぼ不可能です。

徹底的に現在ご自分の敵(?)である「情報や知識、時代の流れ」を
分析されてはいかがでしょう。
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自分も美大の大学院を終了した者です。


実際の制作の一歩手前の、「どう作品作りに向き合うか」について、参考意見をどうぞ。

<1どんな視点で世の中のものを見るのか?>
デッサンは物の見かた。それをいっぱい練習されたでしょう。でもどこまでいっても練習なんですよね。「どんな視点で世の中をみるか」というのも同じ。自己完結しているかな?かと思います。もうちょっと歩を進めて、作品を完成させて世に出した後の反響、
「世の中からどんな見方をされる物をつくるか」が大事なのかなと思います。見る立場じゃなくて、あくまでも見られる立場ってことね。

音楽を例にとってみますね。イントロや部分の旋律を聞いて あ、あの人だ、と瞬時にわかるようになるまで自分をアイコン化して、世界観を構築できた人が何人かいますが、その方達は評価が高いですよね。ジャンルを新たに作った人、とか。逆にフォロワーはどうしても2番手になっちゃいますよね。美術も同じだと思います。
 精神性が割と重んじられる日本美術界なので(笑)戦略的に自分をプロデュースするのは疎まれる傾向にありますが、「自分と自分の作品のアイコン化」(ぱっと見でその人とわかるようにすること)には積極的になることをおすすめします。

どんなアイコンにしたいですか?有名になりたいでしょうか。自分のみで納得したいでしょうか。他者の目がはいってくると、とたんに自分の気持ちも整理しないといけなくなりますね。

<2何を主張したいのか>
どういう見られ方をしたいか、という1の考えに基づいて
「自分の主張したものによって、どういう反響を得たいのか。」
とこちらも一歩進めてみましょう。

料理を例にとってみますね。人は何が食べたいのかなーとか どれが好きかなーと想像して、相手の喜ぶ料理を作るのは楽しいものです。栄養になるけれど、怖いママに「体にいいのよ!」と説教臭くむりやり食べさせられたら、トラウマになっちゃったり。
 美術も同じで、あまり説明臭くなく、「ほら、これって心地いいでしょ?」とかこれってかっこ良くない?という「共感を引き出す装置」として作品を作るのもよいでしょうし、もっと説教臭く、脅かすのが好きな作家さんもいますよね。「まずいー!」といわれたいならそういうラーメンを作ればよいですし。…便器だけ置いておくって、どんだけ乱暴な性格なんでしょうね(笑)「投げっぱなし野郎めー」と叫びたくなります彼には。
 どの場合にも、受け手がいて、感想を言ってきます。それを前もって考えておくとよいとおもいます。

<まとめ>
どんな視点で世の中のものを見るのか?
何を主張したいのか?
自分は何が作りたいのか?

どんな見られ方をされる物を作りたいか?
その主張でどんな反響を得たいか?
そのために自分ができることはなにか?

って感じにすると具体的な方向に進みやすくなりますでしょうか。偉そうにすみません。
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私もかつて芸大に学んでいた時に、あなたと同様な悩みを持ったものです。

がむしゃらに「斬新」に向かって…。
あなたの心が痛いほどに分かります。
ボールペン!!私もこだわってみた世界です。
描いていると、すぐにヤニがたまり、それをマメに根気よく拭き取りながら、進めていく内に一つの解答が得られました。
それは、「手法」の新しさではなく、そのツールで自分に何が表現できるかと言うテーマ。
つきつめれば、何かが見えて来るはずです。
さあ、もう一度トライ!
何事も「これだ!」と思ったら、とことん突き詰めてみることです。
ボールペン、決して古くはないですよ。
あなたに試して頂きたいテーマは「ボールペン」でどこまで自分を表現できるかということ。
きっと何かが見えて来るはずですよ。あきらめずに頑張って!
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 新しいものを生み出そうというのなら、既存のものを何か極めるのが早いのではないでしょうか。

従来の手法をきわめて、そこから一歩進める。それはもう新しいものになるでしょう。
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初めに申し上げますが、芸術はさっぱりわかりません・・・


ニュアンスはわかりますが、言っていることがちぐはぐで何と言ったらよいのか。

時代の流れにとらわれない作品だが、現代性を関連させたい。
知識にとらわれない作品だが、知識が浅はかでわからない。
上記の作品を作りたいが、何を作りたいのかわからない。
信念がぐらついていて、主張したいことがわからない。

まず『作りたい作品』がなければ話にならないでしょう。
作りたい作品を作り続けます。
表現したい主張・作品があり、通常の方法では表現できないので新しい手法を試行錯誤しながら表現するものかと思われます。
『作りたい作品』と言うのが『新しい手法が大前提の作品』と言うことでしたら考え違いをしているのかと思います。

新しい手法はもどかしさの中で産まれるのではないでしょうか。
例えて言うならば『アイデア商品』を考えてみてください。
普段の生活の中で『もどかしさ』(着眼点)を覚え、『こうなればいい・こうしたい』(作りたい作品・主張)と言う視点で物事を見て、『アイデア商品』(新しい手法)で特許を取る。
この『もどかしさ』(世の中を見る視点)がただの『不便さ』(惰性)としか見なければ、『こうなればいい』(作りたい作品・主張)に結びつかせることは難しいでしょう。
もちろん一攫千金を夢見て『アイデア商品』を大前提にするのも問題ありませんが、どのような物を作りたいのかがわからなければ難しいでしょう。
『こうなればいい』(コンセプト)があれば『既に出回っているアイデア商品』(既存の手法)を使うのももちろん有効です。

ここで『どのような視点で世の中を見ればよいのか?』となりますが、星を見て感銘を受ける人もいれば、フライパンを見てインスピレーションが沸く人もいるでしょう。
要するに、人それぞれですのでわかりません。
現代性を関連しつつと言うことをメインにしたいのであれば、現代性が何かと言うのをまず考えなければならないと思います。

芸大生のようですので、基本は問題ないと思います。
知識が浅はかだと思い情報収集をし、浅はかであるが故情報に飲み込まれていると思うのは大間違えです。
情報とはまずは収集するものですが、それをまとめることが重要です。
努力されているでしょうが、厳しい言い方ですと努力だけでは意味を成しません。
まずは情報および自分の思考を全て紙に書き出しましょう。
そしてまとめましょう。

質問者様が感銘を受けた事のある芸術家の作品を年代別に見るのも良いでしょう。
ある時期に手法が変わっている、このときに何があったのか。
それを調べるのも参考になるのではないでしょうか。

ちなみに質問者様は『周囲に認められなくても自分の芸術を貫くタイプ』『周囲に認められないとちょっと寂しいタイプ』のどちらよりですか?
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「ネットや雑誌で似たような手法の作品が多く見られるのでありきたりな気がして今はその手法による制作はしていません」


同じ手法が先に他にあるという理由で、自分のをやめたのですか?
それはおかしいですね。作家より手法の数がはるかに少ないのだから。

「手法は単なる方法であって、他にコンセプトとその手法を使う理由があればそんなに気にはならないんだろうなとは思いますが、今は0に戻ってしまった気がして」
つまりあなたの現状としては手法が新しくなければ何も無い、
すなわち実質が無いわけです。

「自分は何が作りたいのか?何を主張したいのか?
どんな視点で世の中のものを見るのか?」
これも手法の種類のことですね。
そして手法についても何も獲得していない。

「頑固として信じる信念のようなものがぐらついて
自信を持って何かをつくることができません。」
アイデンティティが無いんですね。

「現代の自分の目線で何かをしたいんです。もっと世の中に詳しくなって」
現代性つまり同時代の他の作家との比較にこだわっていますが、
それは信念ある人のコンセプトではありません。また、
それは「情報や知識、時代の流れにとらわれず作品を作る」とは逆です。

「文章もおかしいですがニュアンスで理解してくれればありがたい」
文章の矛盾からニュアンスが生まれています。
ようするにあなたは根本的に実力が無いのを棚に上げて、
〔描けないのは他に原因があるのだ〕と決めてから
浅い理屈を重ね塗りしているのです。
そんなことしても何もできあがってきませんよ。

とりあえず古典的な技法で反省しながら自画像でも
描くと良いでしょう。
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