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子供が小学校で田植えを行います。(田んぼ作りから行うかなり本格的な内容です)
そこでお聞きしたいのですが、田植えをするにあたって、できるだけ収穫量を上げるためには、何センチくらいの間隔で稲を植えればよいのでしょうか。
全くの農業未経験者ですので、わかりやすいご回答をよろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

こんにちは。

まずいろいろな説や考え方があるのを前提でお答えします。植える間隔が広いと一つの株の成長が良く太く背も高く大きな株になります。逆に間隔が狭いと背が低く比較的小さな株になります。分けつ数なども違います。単位面積当たりに施す肥料の量はだいたい決まっていることからも想像できると思います。ところが収穫量は株の成長だけで決まるわけではありません。稲の開花タイミングや稔りつつある秋に台風などの暴風がどのくらいあるかも重要なファクターになります。そこで株の成長は見た目にあまりよくないかもしれませんが背の低い稲を作ることで強風に強く収穫量を安定させるという方法が考え出されました。通常の1列に植え込む間隔を10cmから15cmで植え込む苗の数は3から5本程度、列の幅は後から施肥や草取りなどのために田に入るので狭くしないようにして下さい。品種にもよりますが収穫量は安定して多くなります。ちなみにたくさん植えるということは苗もたくさんいるということになりますので例年やっている行事だとしたら、前年より3割以上多く苗を準備してくださいね。
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この回答へのお礼

詳しい解説ありがとうございました。
やはり試行錯誤と自然との闘いなのですね。
参考にさせていただきます。

お礼日時:2008/04/15 23:20

多分、田植え,稲刈りは手作業だと思うのであまり関係ないかもしれないけど、条間は30cmと決まっています。



そして、普通「何cmで植える」のではなく、「1坪に何株植える」って言います。

農家では大体60(1坪に60株=18cm)で植えていますが、最近は「過疎植え」が流行って?きています。

他の回答者さんも仰っていますが、過密植えにすると、田んぼ全体の株数は増えますが、1株辺りの分けつ数が少なくなってしまいます。
過疎植え(30~40)にすると、田んぼ全体の株数は少ないですが、1株辺りの分けつ数が増える(多い)ため、結局田んぼ全体の収量は変わらないって事です。

ですので、大規模農家では少しでも植える株数を減らした方が、苗代,運搬の労力が軽減され、なおかつ収量は変わらないって事です。

小学校の田植えではせいぜい5aぐらいまでだと思うのであまり気にしなくてよいと思うけど、実験のために田んぼの半分は過密植え(70=16cm)半分は過疎植え(40=26cm)としてみては如何でしょうか?
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この回答へのお礼

回答遅くなり申し訳ありませんでした。
何気なく思っていた田植えでも色々と工夫することがあるのですね。
子供にとっても農業の苦労を知る良い機会になると思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/04/21 17:51

水田の状態や品種により違いますが普通は畝間30センチ株間21センチで2-3本を植えます。

もち米ではやや広く植えてください。株間を広くとっても1株の本数(ぶんけつ数と言います)が多くなるので収量は変わらないと言われます。参考に30センチ×30センチみ1本うえにしてみるとおもしろいイネが出来ますから学習になると思います。
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この回答へのお礼

とても判りやすく詳しいご回答ありがとうございました。
参考にさせていただきます。

お礼日時:2008/04/14 20:19

20から30センチです。



http://www006.upp.so-net.ne.jp/saysan/okomeFiles …
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この回答へのお礼

素早いご回答ありがとうございました。
また、添付URLも大変参考になります。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2008/04/14 19:53

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