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現在大学3回生です。将来英語の翻訳家になることを夢みていて、出版翻訳か、メディア翻訳が興味のある分野です。この2つの分野が人気でなかなか仕事をもらえないことは知ってますので、大学を卒業したらとりあえずの仕事に就職しておいて、翻訳学校に通って、翻訳の勉強をしながら仕事をもらえるチャンスを探そうと思っています。

ですが、「とりあえずの仕事」(というと聞こえが悪いかもしれませんが、要するに翻訳家として生計をたてるまでの仕事)でもまったく翻訳に関係ない仕事よりは、できるだけ翻訳の仕事につながりそうな仕事、もしくは英語を使う仕事をしたいと考えています。

そこで現在翻訳の仕事をされてる方、もしくはその道に詳しい方におききしたいのですが、翻訳の仕事をもらうことにつながる可能性が高い仕事があるとしたら、どんな仕事でしょうか。

A 回答 (6件)

英文和訳のことだと解釈して回答します。



「つなぎ」に限って言えば、雇用側は案外とワケがわかっていません。なので、「英語も日本語もできる人」=「翻訳もできるかもしれない人」と思いがちです。実際には違います。しかし、こういう傾向があるため、「英語も日本語もできる」ことをアピールできる仕事に就いていると、「チャンス」は舞い込んできます。

具体的には、何でもいいです。運輸関係、IT関係、出版会社、いろいろなところで、例えば、海外との連絡や社内の翻訳を任されているような人がいますよね。ちなみに、そういう人は、入社試験の段階から、英語力を売りにしていたりします。そこにたまたま顔が広い人がいたりすると、「友達が大量の翻訳を頼まれて困っている。そういえば、あなたは英語がわかり、日本語を書けるようだね。ちょっと手伝ってもらえないだろうか」という具合に来るわけです。この方法で、実務翻訳のアルバイト→メディア系の翻訳・通訳、とステップアップしていった人を何人か知っています。

こういうケースは、なにも、出版・メディア関係の企業に勤めていなくても転がり込んでくる話ではありますが、出版・メディア系の企業に勤めていれば尚のこと、「この人は英語がわかるうえに、既に、この原稿のテーマである作家にも詳しいようだ」というのが雇用側にわかりますよね。

で、大前提として、ある程度の暇がある仕事でないと、これはできません。世の中の仕事の多くは、残業を強いられ、業務が終わる頃には疲れ果てるので、翻訳をやる気力も集中力もなくなります。ましてや、学校に通って勉強までするとなると、そうとう余裕がないといけません。なので、定時で終わるとか、契約社員で融通が利く、などが理想です。でも、それでは食べていけない場合もありますし、そうまでにしても翻訳のチャンスはつかめないかもしれません。

ただ、どのみち出版・メディア系翻訳は、プロになったところで全然儲かりません。翻訳一本では、「生計」はなかなか立てられませんよ。通訳、コーディネーター、講師、被扶養家族などを兼業していないと難しいです。

着実なのは、最初から、社内の実務翻訳の仕事に就いて出版・メディアに移れる日を夢見るか、出版・メディアの仕事に就いて、翻訳をさせてもらえる日を夢見るかですね。一方で、はなから諦めずに、トライアルを受けるなどしてみてはどうでしょう。いずれにせよ、どんな経験も翻訳に役に立つものではあります。

ちなみに、「人気だからなかなか仕事がない」というよりは「猫の手も借りたいほど忙しいが、能力と暇との両方がある人がいない」といったほうが正しい感じがしますけど。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。非常に参考になりました。
やはりなかなか厳しい業界のようですね。
でも「なりたい」と思える仕事がこれしかないので、
なんとか頑張ってみようと思います。

お礼日時:2008/05/09 13:03

すみません、#5欄で語弊がありましたので訂正します。

最後のほうで「着実なのは」と書いてしまいましたが「堅実なのは」の間違いです。つまり、そういう仕事をすれば、着実に夢の出版翻訳にありつけることができるのではなく、出版・メディア翻訳は諦める覚悟で、それに近い存在である実務翻訳や翻訳以外の出版・メディア関係の仕事に就くのが堅実なやり方だと言いたかったのです。
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実務翻訳の勉強をちょろっとやったことがあります。


英語力も足りなければ専門知識もないので、仕事には至っていませんが。
実務の場合、「専門知識があって、英語もできる」人がなりやすいようですね。
会社員で技術職だった人が翻訳を始めたり。
でも、勉強して翻訳者になった人々もいます。
出版も、ノンフィクションだったら何か知識がある人が訳すでしょう。
金融関係とか、コンピュータ関係とか。
文芸(小説)だとそういうわけではないでしょうけれど。

出版翻訳を目指しつつ実務翻訳をやっている人の話を読んだ記憶があります。
実務翻訳のほうが比較的仕事になりやすいとか(兼業の人もいます)、実務より出版のほうが高い英語力を必要とする傾向にあるからだとか。

収入についてはわかりませんが、翻訳会社の社員になったり、オンサイトの派遣や契約社員になって、チェッカーやコーディネーターをやる人もいるようです。
現場の勉強にもなるとのこと。
募集要項をちらっと見たところでは、翻訳者より英語力が低くてもなれるようです。

いずれにしても翻訳は「英語力があればいい」というものではないので、関係ない仕事も後で意外と役立つかもしれませんよ。
まあしかし、経験でなくて本などで読んだだけなので、鵜呑みにせず他の人の話もご確認ください・・・ご参考程度に。

出版翻訳だとリーディングというのがありませんでしたっけ。

http://www.alc.co.jp/eng/hontsu/h-wakaru/index.h …
http://www.alc.co.jp/eng/hontsu/h-itv/201.html
http://www.alc.co.jp/eng/hontsu/h-itv/index.html
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この回答へのお礼

詳しいご回答ありがとうございました。
語学に直接関係ない仕事でも、専門分野として
強みにしてしまえばいい、というのは他の方の体験談でも
きいたことがある気がします。参考にします。

お礼日時:2008/05/09 12:59

英語とスペイン語の通訳・翻訳者です。



率直に言って、英語はできる人が多く、つまりライバルが多く、供給過多で、仕事の単価もかなり安く、何かの専門分野や特技や国家資格とかがないと、まず食っていけません。

私の場合、法学部出身ですが、行政書士・宅建・司法書士・スペイン語検定一級と毒劇物取扱者を取得して、法律・契約書関連と化学・薬学分野で何とか食いつないでいます。

また、仕事が入ってこなくなるたびに、警備員や自動車会社の期間工とか10トントラック運転手をしていました、と言うか今も時々していますwww
また、学習塾講師や家庭教師もしています。


医師の国際会議の通訳や医学書の翻訳とかは、大抵英語の堪能な医師や看護師がします。

何を言いたいのかというと、高度な専門分野の通訳翻訳は、普通各界の英語の得意な者が通訳・翻訳をするのであって、通訳者がするのではないのです。

わたしは法学部出身ですが、医学や工学に関しては、日本語でも理解できません。

貴方が本気でこの業界に行くのであれば、何か高度な専門分野や、得意分野や、国家資格や、他の言語の検定一級レベルを取得することをお薦めします。

グッドラック!!! (親指立てて)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
他の言語を勉強することは、いずれ考えようと思っていました。
語学自体好きなので、英語に固執する必要はないですよね。

お礼日時:2008/05/09 12:56

 英語はまったく出来ませんが、20年前にフランスに住んでいた時に


現地でツアーコンダクターの仕事兼企業の翻訳を掛け持ちしてる日本人が複数いました。
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翻訳業には就いておりません。


が、学生時代にアルバイトで観光案内の通訳や、手紙の翻訳をしていたことがあります。
私の場合は不定期で、お金に困ったときにやる程度でしたが、定期でもあるそうですよ。
もっと詳しく知っている方がいたら補足をお願いしたいと思います。
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