陰性の統合失調症（精神分裂病）とは？

病気になって８年になります。どんな薬を飲んでもいまいち効果がありません。昨日の夜以前少し飲んでいたリスパダールという抗精神病薬を１ｍｇ飲みました。今日の昼起きると寝すぎで体はだるいものの昼食とちゃんと食べれ、テレビを見ることも新聞を読むこともできました。今までうつ病だと思っていたのですが、陰性の統合失調症かもしれないと思っています。症状は疲れやすい、体がだるい、眠気がする、吐き気がする、人と食事をすると吐き気がする、呼吸が苦しい（特に夕方の４、５時頃によくなります。）、です。陰性（または陽性）の統合失調症はこのような症状が出るのでしょうか？あるいは他の心の病もあるのでしょうか？おしえてください。

No.2 回答者： marutaka 回答日時： 2002/11/18 11:01

8年前に精神分裂病と診断されたとの前提の上で以下に述べます。

陰性・陽性症状に関しては、ほぼ前の方が書かれている通りだと思います。

ただ、陰性症状は何度か再燃（症状の悪化）を繰り返した後に出現するのが一般的です。あなたの場合、陰性症状というよりも、陽性症状等が消失した後の寛解状態に向かって一時的に表れる抑うつ状態ではないでしょうか？

陽性症状が消失後の抑うつ状態は臨床的にもよくあり、一見陰性症状と見受けられますが、時間の経過と共に改善されることが多いようです。また、この状態に効果的な向精神薬の組み合わせもあります。

また、初めから陽性症状が出現しない精神分裂病もありますが、その場合他の精神疾患の可能性も考えられます。よくよく主治医とご相談ください。

No.1 回答者： ichigo2002 回答日時： 2002/11/13 14:29

○陰性症状

　陰性症状というのは、情動の平板化・情動鈍麻、意欲・発動性欠如、異常な疲れやすさ、快感消失・非社交性、思考の貧困、などの症状です。陽性症状と比べると、慢性的な症状と考えていいと思います。周囲の人からは「怠け者」「ゴロゴロしてるだけ」のように誤解されやすく、これも本人には大変つらいことだと思います。
　陰性症状の場合は、治すのがなかなか難しかったのですが、最近になって「クエチアピン」「オランザピン」等の副作用が少なくて、かつ、効果がある薬が開発されています。

○陽性症状
　陽性性症状というのは、幻覚、妄想、知覚の歪み、独り言、空笑、外から身体や思考を操られるような体験（作為体験）、思考や動作にまとまりがない（奇異な行動）、異常な興奮や緊張（思考形式障害）、などです。誰が見ても明らかに異常と分かる、はっきりした、表面的な症状と言えると思われます。

参考URL：http://www.cypress.ne.jp/kishi/ht/schizo.html

この回答へのお礼

ichigo2002様

ありがとうございます。大変参考になりました。

異常な疲れやすさはぴったり当てはまると思います。パソコンをしていたら呼吸が苦しいというか体がだるいというかもう座ってられない状態になりますので。

オランザピンについては飲んだことはありますが、副作用でだるけが出たのでやめました。

陽性症状は出ていないと思います。

お礼日時：2002/11/13 14:47