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 お粗末な質問ではありますが、ご覧いただきありがとうございます。
大学の前期日程が終了し、講義の振り返りとともにレポート課題の作成に取り組んでおります。
表題の質問内容となりますが、修辞技法「喩」の表現「直喩」「暗喩」「隠喩」「換喩」それぞれの存在がうまく頭の中でまとまりません。
バルトや前田愛、『唯野教授』にも助けを求めたのですが、混乱する一方です。。
以下、(敢えてものすごく乱暴に)質問させていただきます。

○「暗喩」=「隠喩」、「直喩」=「換喩」という解釈でいいのでしょうか?
講義では「直喩」と「暗喩」に分けられ、さらに「隠喩」と「換喩」に区別して解説をうけました。そのノートを振り返り見てみると、

<「直喩」…「~のような~」、「まるで~だ」のように表現される>
<「暗喩」…「直喩」に対し「~は~だ」というように、たとえの形式をとらない>
<「隠喩」…〔隣接性A+B〕「AはBだ」のように直接2つの意味を結び付ける。Ex:「人生は旅である」
※記号作用として考えると、「赤ずきんちゃん(赤いずきんの女の子)」、「たこ焼き」は「隠喩」で解釈が出来るのではないだろうか>
<「換喩」…〔相同性A=B〕「AのようなB」のように表現される。Ex:「人生は川の流れのようだ」
※記号作用として考えると、「白雪姫(白い雪のような肌の女の子)」、「たい焼き」は「換喩」で解釈が出来るのではないだろうか>

とあります。しかしこのノートだけだと「暗喩」=「隠喩」、「直喩」=「換喩」という解釈でも遜色ないのかな、と考えてしまいます。
解説書等を見てみると「暗喩」=「隠喩」はいけそうな気がするのですが、「直喩」=「換喩」は厳しい気がします。
「直喩」「暗喩」は解釈の考え方で「隠喩」「換喩」は解釈のアプローチ方法なのかとも考えたのですがいかがでしょう?

 明確な定義が存在しないものなのかもしれませんが、皆様の意見をうかがいたいと思います。
私自身の理解も足りず、質問も分かりにくくなってしまいましたが宜しくお願いいたします。

A 回答 (1件)

暗喩と隠喩は、どちらもメタファーの訳語として用いられているようなので、「暗喩=隠喩」は同意します。

直喩、隠喩、換喩、提喩の違いについては佐藤信夫「レトリック感覚」(講談社学術文庫)が参考になると思います。

http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/db1990/920 …
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この回答へのお礼

ご回答いただき、ありがとうございます。
「暗喩=隠喩」が同意だということが判明しただけでも充分でございましたが、URLを拝見させていただき「換喩」の解説“対象の一部に全体を代表させる比喩”にも納得させられました。
佐藤信夫『レトリック感覚』もこれから一読いたします!

お礼日時:2008/07/19 16:30

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