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77歳の母、手術適用外の膵臓癌で4月中旬より抗がん剤治療を受けています。ジェムザール単独投与3投1休を2クール、TS-1単独を2週間服用、2週間休薬を2クールするも悪化している為、現在2剤併用治療を始めました。それまで何の自覚症状も無く元気だったのに抗がん剤治療を始めてからは食欲不振、極度の倦怠感で10キロも痩せてしまいすっかり病人になってしまいました。辛い旨主治医には伝えていますが、血液検査の結果がいつもなんとか治療できる状態なので今まで中止になることはありませんでした。だんだんと元気がなくなってきています。治癒することのない、延命目的の治療であるはずがこのままでは体力、気力共になくなり死亡してしまうのではないかととても心配です。だからと言って無治療というのも辛い選択です。こういう状況になられた方おりますか?どうしたらよいでしょう?アドバイス頂ければ有り難いです。

A 回答 (1件)

>それまで何の自覚症状も無く元気だった



ガンに罹っていてもこういうことはあります。免疫力が働いてガンの進行を遅らせガンとうまく共存できてる状態です。それでなくても高齢になれば体の活動量も減りガンの進行もそれなりに遅いはずです。

歳をとると免疫力が無くなるといわれますが、お母様のご様子からでもわかるように、そんなことはないのです。歳をとってくると胸腺や骨髄を中心とする体外から侵入する異物を認識する新しい免疫から、例えばガンや老化した細胞のような内部の異常自己を監視する古くからある免疫にスイッチしてきます。その役目をNK細胞や胸腺外分化T細胞などが行うようになります。歳をとっても体は実に精妙な生体防衛のための免疫の仕組みをもっています。それが自然治癒力というものです。

抗がん剤はガンに対する感受性が良くて縮小できたとしてもガンを治すことはできません(一部の血液系腫瘍は除きます)し、抗がん剤は全身の細胞の代謝を阻害して免疫抑制剤として働きますので自然治癒力を奪っていきます。ガンを縮小させようとして強い抗がん剤を投与すればどんな屈強な体でもひとたまりもありません。ましてや高齢であれば尚更でしょう。生きる力を奪うのですから。

お母様は以前のように免疫力を落とさずガンとの共存を選べば苦しむこともなくこれからの寿命を全うすることができるのではないでしょうか。

質問者さん、お母様の体の変化に対するご自分の感性を大事にして下さい。もし私ならこれでもか、と縮小にやっきになる医者には見切りをつけます。

紹介したい医師は多いのですが、とりあえず現場で多くのガン患者に向き合っておられる真柄俊一、宇野克明両医師の著書をお読みなって参考になさってください。手掛かりになるやもしれません。
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この回答へのお礼

アドバイス有り難うございました。気持ちが落ち着き元気が出てきました。今後のことを母、家族でよくよく話して最善策を検討しようと思います。心よりお礼申し上げます。

お礼日時:2008/08/11 09:36

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