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クローン解析において、
目的の遺伝子の突然変異に関してヘテロ接合の個体に
X 線照射などで体細胞組換えを誘発して、
突然変異ホモ接合のクローンを作成するらしいのですが、

体細胞組み換えが生じると、なぜ、どのように、ホモ接合が生じるのでしょうか。
その過程を説明していただきたいです。よろしく御願いします。

A 回答 (2件)

>ただ、これって、Aa'/A'aの状態になったとき、


>半分の確率でホモ個体ができるということですか?(A/A'+a'/a または A'/a'+A/a)

正直なところ、私にはわかりません。おっしゃるとおり1/2の確率になるのかもしれませんし、減数第一分裂の時のように体細胞組換えの時も、交差が起こることによって、相同染色体それぞれの姉妹染色体が同じ娘細胞に振り分けられ、かならずホモ接合になるような仕組みがあるのかもしれません。

確率が1/2でヘテロ接合の娘細胞が出現したとしても、見た目には組換えが起こっていないものと区別がつきません。実用上は、組換えの結果生じたホモ接合のスポットだけを対象にするのであって、もともとのヘテロ接合だろうと、組換えが起こったけれどヘテロ接合になったのであろうと観察の対象にはされないので問題にされません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
geneticist12さんもわからないということで、すごく安心しました。

なんかどうでもいいことが気になっていたようです。
もうすっきりしました。何回も回答ありがとうございました!

お礼日時:2008/08/26 01:39

A/aのヘテロ接合体があるとしましょう。

分裂前の複製後、姉妹染色体ができた状態をAA/aaとすると、通常の細胞分裂では、AAから一本、aaから一本が分配されて、2つのA/a娘細胞になります。
組換えが起こると分裂前にAa'/A'a('は組換えによって乗り換えた遺伝子)の状態になり、分裂によってA/A'とa'/aの娘細胞になり、それぞれそのアレルについてホモ接合になります。

放射線照射によって体細胞で相同組換えが起こるのは、放射線によって染色体DNAの切断(二重鎖切断、double strand break)が起こるためでしょう。
減数分裂の相同組換えも、酵素によって二重鎖切断が起こるのがきっかけですので。
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この回答へのお礼

分かりやすい回答ありがとうございます!

ただ、これって、Aa'/A'aの状態になったとき、
半分の確率でホモ個体ができるということですか?(A/A'+a'/a または A'/a'+A/a)
いろいろ探してみると、必然的にホモ個体が生じる、みたいな書き方がしてあってどんな機構でそうなっているのか分かりませんでした。(ただの読み違いかもしれません)

もしそうならどんな機構で必然的にホモを生じるのか、それとも半分の確率でホモ個体が生じるということなのか、教えていただけたら幸いです。

お礼日時:2008/08/25 10:17

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