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建て替えを予定していますが、経済的な理由から、エコキュートで、深夜電力を使い、蓄熱式暖房にしようかと思っています。
ただ、室内に蓄熱式暖房器設置で、場所を取られるのがキツイです。

温水パネルヒーターが見た目も良くていいと思うのですが、ランニングコストにどのくらい差が出ますでしょうか?
オール電化住宅対応の「ヒートポンプ式」が、経済的で環境にもやさしく、冷房も兼用できるときいたのですが。
某雑誌には、ヒートポンプ式の温水暖房について、「都市ガスの約2分の1」とありましたが、それがエコキュートと比べるとどのくらいかが分かりません。

ちなみにこちらは、寒冷地で、雪はほとんど降りませんが、真冬となるとかなり寒い地域です。
夏は時々冷房をつける程度ですが、暖房を使用する期間はかなり長くなり、温かさも重要ですが、経済的な暖房方法を一番に考えています。

ご存知の方、アドバイスよろしくお願いします。

A 回答 (1件)

エコキュートは、効率良いヒートポンプで深夜の割安な電気代を使用


蓄熱暖房機は、電熱器で深夜の割安な電気代を使用
ヒートポンプ熱源のパネルヒーターは、効率良いヒートポンプで時間帯に応じた電気代を使用
です。

ヒートポンプの効率であるCOPは3~4程度ありますから、同じ熱量を得るための消費電力量が、電熱器に対して、1/3~1/4になります。
契約が東京電力の電化上手なであった場合には、
http://www.tepco.co.jp/e-rates/custom/gokatei/de …
時間帯に応じた電気代が、およそ昼間28円、深夜9円、朝晩23円ですから、
一日の平均は、
(28x7+9x8+23x9)÷24=20円です。

したがって、COP3.5のヒートポンプを一日中使った場合、
蓄熱暖房機の1kWh分の消費電力量で発生する熱量で比較すると、
蓄熱暖房機:9円
ヒートポンプ:20円x1/3.5=5.7円
となり、ヒートポンプの方が、遥かに安くなります。

(家の熱損失係数と述床面積、平均気温など分かれば大まかに1ヶ月の電気代も見積もれます)

エコキュートを暖房に使えれば、電気代が最も安くなるのですが、
貯湯量が少ないですから、通常の高気密・高断熱住宅レベルの熱量をまかなえる分だけありません。
極めて超高断熱の住宅を建てられれば、エコキュートでも足りる可能性はあります(家の熱損失を計算すればどれだけ必要か分かります)。

また、パネルヒーターのセントラルヒーティングですと、窓からのコールドドラフトを防げて極めて快適です。
したがって、ご質問のヒートポンプ熱源のパネルヒーターは、
環境面・経済性・快適性といった面でベストな選択だと思います。

なお、パネルヒーターで冷房も出来るものもありますが、エアコンを別途設置した方が安上がりかと思います(あくまで推測です)。
冷房の使い勝手や快適性について、体験・吟味されることをお勧めします。

また、今では、蓄熱暖房機で有名なスティーベルもヒートポンプに力を入れていますから、蓄熱暖房機はこれから導入する設備ではないでしょう。
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