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日付の表現についての疑問です。

■ “今日”を基点とした場合『○日先』とは“未来”のある時点を表していると考えられますよね!?
 例)4、5日(しごにち)先の予定を教えてください。

■ 同じく“今日”を基点とした場合『○日前』とは“過去”のある時点を表していると考えられますよね!?
 例)4、5(しごにち)前は何をしてすごされましたか。

■ さらに“今日”を基点とした場合『○日後』とは“未来”のある時点を表現していると考えられますよね!?
 例)4、5(しごにち)後には到着すると思います。

少し整理すると、
今日の『1日先』は“明日”
今日の『1日前』は“昨日”
今日の『1日後』は“明日” ということになりますよね。

これらは、どれも日常的によく使われる表現であり、
普通に使用する分には特に違和感を感じられる方は少ないと思います。

ところが、これら3つの表現を相対的に考えた場合違和感を覚えませんか?
上の表現を例にすると、『1日先』と『1日後』が共に
“明日”という未来のある時点を表していることに矛盾を感じられないでしょうか?

“前後(ぜんご)”という言葉がありますが、
『前』と『後』は対義語であり、
ある基準点に対する、『前』と『後』が同一であることは通常ありえませんよね。

また、“後先(あとさき)”という言葉がありますが、
『後』と『先』も対義語であり、
『前』と『後』と同様に
ある基準点に対する、『前』と『後』が同一であることは通常ありえないですよね。

※ 対義語であるはずの『後』と『先』が、
日付の表現においては共に未来一時点を表していることの矛盾に
ついての解説やご意見をお願いします。

A 回答 (3件)

「先」という言葉をひいてみると


「後」と同じ(様な)意味でも使うし反対の(様な)意味でも使うことが解ります。
 こういう矛盾じみたことは「先」という言葉だけに限らず
 日本語だけにも限らず 割とあるものです。
 こういうことは無い方がよいかも知れませんが、しかしどうでしょうね。
 今回の場合は「先」を『○日先』と使う場合には
「後」と同じ(様な)意味で使うということだとおもいます。

・後と同じ
 早く先を読みたい
 先が思いやられる
 お先真っ暗
 三年先

・後と反対
 先に出かける
 先に着いた順
 代金を先に払う
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

回答を拝見して『先』を広辞苑を引いてみました。
広辞苑によると、
『(3)時間的に前であること。』(『』内広辞苑より引用)
と明記してありました。

私はこれまで『先』とは時間的に後(未来)を表すものだとばかり考えていましたが、
どうやら『先』は、時間的に前(過去)を表すのが本来の意味のようです。

言葉とは実に複雑ですね、大変失礼しました。

お礼日時:2008/11/19 22:28

以下のURLを参考にしてみてください。



  http://homepage1.nifty.com/metatron/zone-13/0017 …

「見えている方(わかっている方)」を「前」、「見えていない方(わかっていない方)」を「後」と直感的に捉えれば矛盾はなくなるかと思いますし、実際そうなっているので混乱はあまりおこっていないのです。但し、「先」は時間的に前も後も指すことがあり注意が必要です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

同じような疑問を持たれて
考察されている方がいてうれしかったです。

物理的な時空のベクトルと言語による表現の差異興味深いですね。

お礼日時:2008/11/19 22:13

>『前』と『後』が同一であることは通常ありえないですよね。



この文章の中の「通常」というのがキーワードですね。と言うことは、通常でないこともあるのですね。さて、今日は16日です。その一日前に戻ったら、何日ですか。15日ですね、それでは、その一日後(あと)に戻ったら何日ですか。やはり15日ですね。だから、この通常でない場合では、「前」と「後」は同一なことを表していますね。

それと同じように、ある文脈の中では「後」と「先」が対語で、さらに「前」と「後」が対語だからと言って、別の文脈の中では「後」と「先」が同じ物を表していても、余り驚くことでは在りませんね。

このことは、人の言葉とは、数学の言葉のようにその文脈を離れてその意味が定義できるほど単純な物ではなく、文脈全体の中でその意味が規定されていることを示していますね。

これをもっと物理学的に表現すると、数学の記号は各事象や言質の間の相関の距離が短く、したがって、局所的に定義されているが、一方、人間の言葉は、その相関の距離が長く、したがって、非局所的に定義されている、と言っても良いかもしれません。非局所的な概念は、自分の意味付けを一先ず規定すると、その規定が周りの概念や言葉に影響してその周りの言葉の意味を微妙に変化させ、それが変化したことよって、はじめに規定したはずの自分自身の言葉の意味がそれに合わせてまた変化する、と言うことをグルグル繰り返すことで、その意味が収まるとことに収まりながら定まって来ます。このように互いに強い相関を持ちながらグルグル回って影響し合う現象を、数学の専門用語では非線形現象と言います。質問者さんの例は、前、後や、後、先という、こんな簡単な言葉でも、人間の言葉は、数学の言葉よりはるかに複雑な非線形性を内包していると言うことを示していますね。

現在、数学の分野では非線形現象はほとんど何も判っていない状態です。だから、数学も国語も共に言語学であるにもかかわらず、国語を数学の枠に取り込むことがまだ出来ていな理由が、この例でも良く判りますね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

言葉とは複雑なものですね。
複雑さとは時に混乱を招くこともありますが、
その複雑さが人間の感性と相俟って時として他に感動を与える表現が生み出されるのかもしれませんね。

お礼日時:2008/11/19 21:53

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