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(私は人参に生まれなくてよかった。)を英文にしたとき間違えてこう訳しました。
Makes me glad I was not born a carrot.

この間違いは、born の次に(to )を入れないといけないのですよね。
そこで、(生まれる)というのを追及しよう試み、いくつかの文法本をみてみましたが、by 以外の前置詞をとるところでも 群動詞でも説明はないわけで・・。
怪我をする。結婚する。のグループでちょこんと書かれているくらいで説明がなくて。
もっと、深くつっこんでくれたらいいのだけれども。
つまり、文法的には受動態ではないが、動作そのものが受動態的だ。ということでしょうか?
でも、そもそも、どうして受動態には前置詞が必要なのか?
前置詞がないということは、日本語で言う例えば感覚的にはどのような可笑しさがあるのか?
と、この(生まれる)のおかげで、受動態がどんどんわからなくなってきてしまいました。
かなり、基本的なことが分かっていない私ですが、どなたか教えていただければ幸いです。

A 回答 (3件)

このbornというのは、よく使うものなはずなのにとても変わった用法の言葉ですよね。


既に述べられている通り、原義が「重さに耐えて運ぶ」という動詞bearの「産む」という意味合いの時に限っての過去分詞と説明されます。
しかし「産む」という意味の時であっても完了形になるときの過去分詞はborneとなりますし、
誰が産んだのかという行為者をbyで示した上での受動態の場合は、やはりbornではなくborneを使うんだそうです。
このように過去分詞であるくせにhaveとの結びつきが弱い所からも、形容詞と解釈すべきと言う声もよく挙がるようです。

ところで、生まれるという時のbe bornというのは、それでもやはり受動態からの流れの表現です。
何も原因がないのに勝手に子供が生まれるわけではなく、父と母がいてすることをした結果として、子供というのはこの世に産み落と"される"からです。
「主語(母親)+産む+目的語(子供)」というSVOの第三文型で、Oを主語にして受動態にするとお馴染みの、「子供+be+born」という受動態になります。
行為者は省略されているわけですね。
で、行為者をbyを使って明示したい場合は、過去分詞をbornからborneに買えた上でby Maryなどのようにします。

で、実質的には似通った意味になるのでしょうが、by以外の前置詞で表す際にはbornになり、例えばbe born to Maryのようになりますが、
「~のもとに、ところに」といった行為者とは少し違った感覚をtoが示しています。

更に、このbearという動詞は産むという意味において、第五文型でも使う事が出来ます。
「目的語を目的格補語[形容詞/名詞]が示す状態として産む」ということなのですが、普通は受動態で使われる事が多いようです。
このSVOCにおいてOを主語として受動態にすると、目的格補語Cは過去分詞のすぐ後にそのまま残ります。
He was born rich.や、He was born a poet.といった感じです。
ここで注意して欲しいのは、上でも書いたように過去分詞bornと補語は前置詞などを介さずにそのまま置かれている事です。
he=richですし、he=a poetとも言えるからです。
もしここで、a poetの前に前置詞toを置いてしまったら「とある詩人"のもとに"」生まれた事になってしまい、つまりは詩人が自分の親になってしまいます。

質問者さんの文章ですが、「toを入れなきゃ間違い」と思われているようですが、この文意において果たしてそうでしょうか?
toが入ると「人参という親の元に」となってしまうのではないでしょうか?
人参であるかどうかが問題になっているのは、親ではなくて"私"さんの方ですよね?
だとすれば、bearの第五文型の受動態と考えて補語のa carrotをそのまま過去分詞bornに続けておいて良いのではないでしょうか?

受動態にした際に、by以外の前置詞が使われるのには、必ずちゃんと意味があります。
be coverd withのwithのように。
因みにto以外にofが紹介されていますが、それは「貧しい家庭の一員として」という感じで「部分/所属」の感覚をofが出しているからです。
前置詞のコアと構文を改めて確認なさってみてはいかがでしょうか。
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この回答へのお礼

こんなに詳しく教えてくださって、本当にどうもありがとうございました。心より感謝申し上げます。
5文型で考えるということを今までやってこなかったので、とても参考になりました。
補語、目的語、副詞・・という役割を理解することによって、生まれ変わったように文が読みやすくなってきました。
おかげ様で使役動詞の受動態や、be 動詞の出てこない過去分詞+前置詞の文の構造的な意味が、ちんぷんかんぷんだったのですが、ようやく理解出来るようになりました。
・・かな?
・・・しかし、親からだったら、from でしょ。「いやはや、もっと本を読んで日本語の勉強をしなさい。」と、ひとりつっこみをしたりして・・・。

お礼日時:2008/12/08 10:43

born は形容詞として使われているとの#1さんの回答、ハッとしました。


実は以前に、私もそのような事を考えた事はあったのですが、日本のどの辞書を見ても動詞として説明されているためにそう思っていました。
あるいはもっと他の辞書を見れば違う見解があったかも知れませんが。

形容詞として考えれば前置詞はあってもなくても良いような気がしますね。
born の現在形 bear について調べてみましたか?
いろいろな意味がありますが、その中の《産む》と言うところはご覧になりましたか?
(胎児を体内に入れて運ぶ、その結果産むに至る。一種の婉曲表現)とあります。
そして、産む、出産する、....に生まれつく、などの意味があります。
He was born a poet.
彼は生まれながらの詩人だった。(前置詞はありません)
He was born of poor parentage = to poor parents.
彼は貧しい家に産まれた。(前置詞があります)

これらは皆、日本の辞書では動詞として扱われています。
やはり英英辞典を見るべきですね。
でも、本当はどうなのか私も知りたいです。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。
英英辞典をみるとまだアレルギーがでます。

お礼日時:2008/12/08 10:48

She was born in 1950.


参照URLの辞書はbornを受動態でなく”adjective(形容詞)”として捉えています。

参考URL:http://dictionary.cambridge.org/define.asp?key=8 …
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この回答へのお礼

形容詞は、最後に(~い)で終わるものだ。という固定観念があったので、最初は冗談か。と思いつつも、そう言えば形容詞にも活用形があったはずだと早速活用させてみたところが、「生まれた」はないわけで・・・?
そこで、はたと気が付きました。
英語は日本語ではない。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2008/12/08 10:46

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