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 45歳の男性ですが、がん検診のことで教えていただきたいと思います。というのも、毎年大腸がん検診の一環として便の潜血検査を受けており、今のところ出血はしていないようですが、大腸がんができていると必ず腸内で出血するものでしょうか。つまり「大腸がん=出血」という図式ができており、便に血が混入してなければ大腸がんもないという診断になりますが、潜血検査でマイナスでも大腸がんが実はできていたなどという事例はないのでしょうか。肺がんや胃がんの検査はレントゲン画像で確認できるので診断に間違いはないと思いますが、大腸癌だけは便に血が混じっているかどうかだけで診断されるので、前から疑問に思っていました。
 私自身の母親が大腸がんを患っており、また父親もがんで亡くしているので、もしがんが一定の割合で遺伝するものなら私自身も危険因子を持っていることになるので、心配になります。私自身胃腸が弱く、半年くらい前から便秘と下痢を繰り返している状態なのでなおさらです。
 大腸の内視鏡検査を毎年受ければいいのでしょうが、お金も時間もかかるので、なかなかふんぎりがつきません。便潜血検査がマイナスならほぼ100%安心していいのか、70%くらいの信ぴょう性しかないのか、その辺を教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

>、潜血検査でマイナスでも大腸がんが実はできていたなどという事例はないのでしょうか


悪性ポリーブの時もあります。悪性か良性かは組織検査しないとわかりませんが。
>腸の内視鏡検査を毎年受ければいいのでしょうが、お金も時間もかかるので、なかなかふんぎりがつきません
そんなに心配しているのに、金とか時間の問題ではないでしょ。受けてから、この発言をするべきだと思いますけど。
検査費用は、5000円ぐらいです。ポリーブがあると細胞検査しますので割り増しとなります。検査時間、15分ぐらいです。
身内にガン患者がいたなら、ああだこうだと言っている場合ではないのでは。逃げ口上としか思えません。
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早期大腸癌では、偽陰性率(癌があるのに便潜血陰性となる)は50%、進行した大腸癌では10%程度と言われていますが、上行結腸付近の大腸癌は便潜血は陽性になりにくいようです。

http://cancernavi.nikkeibp.co.jp/news/post_330.h …
便習慣の変化などの症状がある人では便潜血で判断できないとする由縁です。
第1度近親者に大腸がんがいると、大腸癌発症リスクは約2倍ほどリスクが増えると言われており、便潜血を毎年、数年毎に大腸内視鏡がいいのかと思います。なお、最近はCTでも大腸内視鏡と同等のスクリーニング能力があると言われているので(もちろん、術前処置は内視鏡同様に必要ですが)、CTでもいいのかもしれません。
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検診というのは、その人の病気を100%見つけるのが目的ではありません。

その誤解をまず解消する必要があります。


1)たくさんの健康な人への検査料金 < わずかに見つかる病気の人の延命効果に対する経済的な値段
2)1を満たす方法で、その検査をしたことによって延命効果が見込めるもの

こうなった場合にのみ、その検診は有効とされます。
便潜血は簡便で副作用もないため、検診の方法としては非常に優れています。一方、大腸内視鏡検査やバリウム検査は、ある一定の確率で死亡をふくむ合併症が存在します。ですから、癌で助かる人より検査で死んでしまう人が多くなるようなら、意味がありません。

なので、家系や痔などの影響がなければ、便潜血が大腸癌の会社などでの検診として推奨される訳です。費用対効果が最も優れています。自費で受けるなら、大腸内視鏡検査も良い方法です。

なお、肺のレントゲン検査は肺がんに大して無力であると判明しています。レントゲンでわかる肺がんを見つけても、検診をしないで見つかった人と治療成績はかわらない、つまりレントゲン検査検診をしても、あなたの寿命には何ら影響しないことがわかってしまったのです。

胃の内視鏡検査は、優れた方法です。1ー2年に1回の検査が勧められています。
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大腸の検査は 簡易な順位から


1.大便の潜血検査
2.レントゲン検査
3.内視鏡検査
というのが 多いようです

内視鏡がいやなら、レントゲン検査という手があります
レントゲン検査では、大腸ポリープがあれば発見できます
(無ければそれで検査は完了)
大腸ポリープが有れば、内視鏡検査へ ということになります
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消化器内科医です。


便潜血陰性なら大腸癌がないか? という質問には
「残念ながらそういえません」が答えになります。
便潜血の検査はそれでは無意味か? という質問には
「便潜血陰性ならある確率は低いので無意味ではありません。」となります。
胃と違って片っ端から調べるのは大腸は難しいので、ハイリスクの人を重点的に調べようということです。

ちなみに便潜血陽性で癌が見つかる確率は1~3%くらいです。40歳台なら1%代でしょう。
逆に癌があっても便潜血陰性の方も少なくないのです。進行癌でも10~30%は
陰性だろうといわれていますが、ある高名な先生は40%以上と講演で話され
ていました。その先生は便潜血なんか無意味、スクリーニングで内視鏡で早
期発見をという主張の先生です。
便潜血の問題点はほかにもあって、感度をあまりに上げてしまうと検査をうけ
た人の4割以上陽性など言う検査キットも存在しています。感度を上げると見落とし
は防げますが、今度は精密検査に回る人が多すぎるのは問題です。
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