街中で見かけて「グッときた人」の思い出

平成18年2月にHMにより建築しました。

基礎にクラックが2箇所入っていいます。縦に1ミリ以下ですが、点検に来たときには1ミリ以上になったら補修します。とのことでしたが、現在内側がどうなっているかも確認しておらず、1ミリ以上と言うのがどの程度の基準で言っているのか分かりません。すぐに補修したほうがいいと思うのですが‥。

1ミリ以下だと内側は大丈夫ということなのでしょうか?

どなた様かアドバイスよろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

今晩は cyoi-obakaです。



コンクリートのクラックに関しては、実際に現場を見ないと判断できません。
専門的な事ですが、コンクリートのクラックに関するひとつの知識をお教え致しておきましょう。
鉄筋量や部材のボリュームによっても多少のバラツキは有りますが、
コンクリート構造体の乾燥収縮標準値を土木学会(コンクリートの研究では建築より格段に進んでます!)の設計計算データーで表示しましょうネ!
  鉄筋コンクリート構造体:1.5~2.0/10000程度
  無筋コンクリート構造体:2.5/10000程度
つまり、鉄筋コンクリートだったら、10mの長さがある構造物は、乾燥収縮によって1.5~2.0mm程度の収縮を生じるという事です。
1.5~2.0の値の幅は、鉄筋量の違いです。
鉄筋量が多ければ収縮は少ないですし、鉄筋量が少なければ収縮は多いという事です。

この乾燥収縮の影響が、どの位置に作用してクラックが発生するか? は現場に依って異なります!
目安として、端部収縮を考慮すると、クラックとして生じるのはその1/3程度でしょうから、10mの部材で0.5mm~0.7mm幅程度のクラックは必ず発生するでしょう!
一本物の部材(中間部分に収縮を拘束する部分がない部材)は、殆どが端部収縮に成りますから、あまりクラックとして表面に出ません。
しかし、木造基礎は、直交方向から梁が取り付いたり、底版が取り付いたりしてますから、どうしても端部収縮だけでは処理できないので、
クラックという形で表に出て来るのですね。

#2さんが仰っていますが、乾燥収縮によるクラックは、ある時点で進行は止まります。止まったら補修ですネ。

この知識、クラックの発生原因を想定するのには役に立ちます!
覚えておいて損は有りません。
ここまでは、皆さん知りませんヨ! 
ちょっとした専門雑学デス!
本来、コンクリート工学が私の専門分野だったんです。
今はしがない設計屋ですが…………

クラックが発生して問題が生じない事はありません!
クラックゲージで測定可能なものは、全て補修して下さい。
中性化も早く成るし、鉄筋も錆びます。

以上、無駄話も含めた(ほとんど無駄話?)参考意見です。
 
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この回答へのお礼

詳しいご説明ありがとうございます。
「なるほど~」

基礎の長さは9mになりますので、2箇所のクラックは普通!?ということになるのでしょうか。

ハウスメーカーさんにみてもらって、クラックゲージで測定してもらいたいと思います。その後、補修、処置ですね。

お礼日時:2009/01/15 20:13

無いとは思いますけど、


地盤自体の造成が不十分で、不同沈下(地盤沈下)による歪も考えられますよね。
サッシやドア、襖などの開閉が以前と違うとかありませんか。
念のため、ビー玉転がして、一度確認されてはいかがでしょうか。

ベタ基礎であれば、不同沈下による基礎立ち上がりへの歪も生じにくいですし、
コンクリートの収縮は避けられない面もありますけど、
家が傾いてたら洒落になりませんからね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

そうなんです。不同沈下が心配です。ビー球は転がっていきませんが、
基礎周りに一部ですが、犬走りを作りましたが、それが5cmぐらい沈下しています。
その数字はブロック塀の天上から、5cm下までを犬走りの高さにしましたが、今は10cmしたぐらいになっています。
これは、犬走りを作る前の地面の定圧?不足かと思っています。

でも少し心配ですが…

お礼日時:2009/01/15 20:20

通常想定されるクラックは構造クラックと収縮クラックです


構造クラックは荷重や応力、地震などによって発生し、その名のとおり構造に悪影響を及ぼし、少しづつ広がっていったりするためキッチリ治していかなければなりません。
収縮クラックはコンクリート中の水分が抜けていくに従い発生し、ある程度発生すると外的要因がなければそこで止まります。
状況を見ないと判断はできませんが、表面の風化が激しいとか、クラックが拡大しているとか、斜めに長い、叩くと鈍い音がする(浮いている)などの症状が無ければ収縮クラックと想定されます。

クラックの幅は専用のクラックスケールで測りますが、0.3mm以下の(ヘアークラック・毛細クラック)場合はそのまま補修材で埋めたり塗装して終りです。(一般的アフターサービス規準でもヘアークラックは補修対象外とする場合が多いようです)それ以上となるとクラック周囲をV字にカットしてエポキシ樹脂を注入し上からシールして補修します。
微細なクラックであればそのままでも、コンクリート中の石灰成分が浸み出てクラックが自然に塞がる場合がありますが、場合によってはクラックから水が浸透し、鉄筋を錆びさせる恐れがあるため放置するのもあまり良くありません。

ご質問内容では1mm以上になったら補修します。とのことですが、(ある程度様子を見る事も必要ですが)1mm以上にならないと補修しないというのはちょっとサボり過ぎです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

非常に参考になりました。
私は専門家ではありませんが、おそらく収縮クラックというものではないかと思います。
補修材で埋めた後に塗装をするとのことですが、補修材とはエポキシ樹脂と言うものを使うのでしょうか?

ご存知でしたら、ご享受いただきたく思います。
よろしくお願いいたします。

お礼日時:2009/01/15 20:08

「品確法の規定」を記載します。

あくまで目安と考えてください。
質問者様のクラックは、縦の長さだと思いますので、横の長さを計ってください。
※クラックの深さを測る場合、専門の器具が必要ですので、心配であればハウスメーカに図ってもらってください


1. クラックの横幅が0.3mm未満
瑕疵はありません(問題無しということです)
2. クラックの横幅が0.3mm~0.5mm未満又は、深さ20mm未満の欠損
瑕疵がある可能性有り
3. クラックの横幅0.5mm以上、深さ20mm以上の欠損、さび汁を伴うひび割れ、鉄筋が見える欠損
瑕疵があります(絶対直す必要があります)

上記基準で問題無い状況かもしれませんが、購入したほうとしては心配なので、補修してもらったほうが安心できます。思っていることをそのままハウスメーカに伝えてみてはいかがでしょうか
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この回答へのお礼

ご享受ありがとうございます。

早速、本日ハウスメーカーに連絡をとりました。「補修します」といわれましたが、方法等は未だ現場を見ていただいていないので、決まっておりません。

基礎脇の地面も掘り下げる必要が出てくるのでしょうか?

ご存知でしたら、ご回答よろしくお願いいたします。

お礼日時:2009/01/15 20:01

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