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文系・理系を比較した場合
やはり文系の方が劣るような印象を抱いてしまいます(世間的にも理系至上主義のような物が蔓延しているせいでしょうか・・・)
なぜに文系は蔑視されてしまうのでしょうか?そもそも、文系は何のために存在するのでしょうか?
理系の方で「理系のおかげで、世の中はこれほど発展した」という風なことをいう方もいます、強ち間違っていないと思いますが、今でも文系と呼ばれる人たちがいるところをみると、少なからずも世の中に貢献していると思うのですが、どのような点で貢献しているのでしょうか?
皆さんの意見を頂けると幸いです。

A 回答 (6件)

まず最初に、その人の資質としての文系理系、大学(学部・学科)の文系理系、高校である文理選択(文系コース、理系コース)は、全くの別物です。


特に、あの人は文系だよ、などというときは、本人の資質ではなく、出身大学の学部・学科で見ていることが多いです。これもヘンですよね。

以下、大学受験での文系・理系についてです。
学習指導要領の都合で、文理選択を高校1年生で行っている高校が多いのですが、その文理選択の基準を生徒に聞いてみると、「数学が苦手だから」が圧倒的に多い。次が「英語が好きだから」文系というヒト。基本的にどちらも誤りですよね。大学進学が前提なら、国立大の入試科目を文系・理系で比較すると、違いは、理科と地歴公民、そして数学は最後に習うIIIとCの有無の違いだけです。1年次の履修科目では判断できないはずなんです。
で、その影響もあってセンター試験などの文系のヒト・理系のヒトが共通して受験するテストでは、全ての教科科目(国語などを含めて)で、理系の人の方が平均点が良いことが多いです。

それと、社会貢献の話で言うと、「理系」「文系」で分けるとヘンなことになります。
理系の最も極端な学部は、「理学部」、文系の最も極端な学部は、「文学部」としますよね。そうすると、
「科学研究」のおかげで世の中はこれほど発展した。「文学・評論」は少なからず世の中に貢献している。
ということになります。これ、正しいかもしれませんが、ちょっとヘンですよね。
理系は、理学系と工学系、文系は、純文系(芸術系)と人文系に分かれます。世の中に直接貢献をしている人たちは、この工学系と人文系の人たちです。いずれも実学系と呼ばれるカテゴリに入ります。
高校での勉強など、宜的な話でない限り、単純に2つに割って世の中を見ると、本質を見誤りますよ。
就職に関しては、「実学系」の学生は潰しが効くというのが正しいです。
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世間のイメージは逆では? (文系持ち上げ、理系蔑視)



・ハーバードビジネススクールに代表されるMBAなどが持ち上げられています。
・企業"経営"者が理系のモノつくりや研究者を部下において使っているかのような話が多くあります。
・理系より文系の方が生涯年収が高くなっています。
・企業の人気ランキングは総合商社や金融機関など文系学生の得意分野が上位独占状態です。
・政治の世界でも文系が圧倒的に有利です。日本の官僚はほとんど文系。アメリカの政治家も多くは弁護士です。(オバマ氏も妻のミッシェル氏も弁護士ですね)
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そもそも、


>文系は何のために存在するのでしょうか?
という御質問自体が「文系」は「見えにくい」ことを如実に表しているのではないでしょうか?
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頭のいい人しか理系に行けない高校が現在でも多く存在しているからでしょう。



文系と理系は車の両輪です。存在意義など問うまでもありません。

自分が理系で頭がいいと言うことをアピールしたいのでしょう。文系でも数学IIICまでやる学校があることを知らないとは不幸ですね。そもそも文系、理系と分けられるほどこの社会は単純ではないのに、そんなことにも気が付かない愚か者は威張る資格がないです。
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まあ、もう前のお二方が説明し尽くしているので説明はしませんが 一言だけ言わせていただくと




そもそも、日本の既存の
文系 理系

という区別がおかしいんです。



あと、一言言っておくと官僚世界では文系有利ですよ、理系上がりの人はほとんど出世できません
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こんにちは。

理系のおっさんです。

>>>やはり文系の方が劣るような印象を抱いてしまいます
>>>なぜに文系は蔑視されてしまうのでしょうか?

そんなことはないです。

まず初めに、理系の長所を挙げておきますと、

理系の学生が文系の職業に就くことが、その逆よりは容易、つまり「潰しが利く」ということは、たしかにあります。
私の大学在学時の同期でも、そういう人達は結構いました。
それから、
世の中の真理の最たるものが、物理学を中心とした理系の学問で追求できるということもあります。
また、
理系の学問は、ものづくりという重要なことに関わります。
ご質問文にある「理系のおかげで、世の中はこれほど発展した」というのは、それを指します。

以上を踏まえまして、


>>>そもそも、文系は何のために存在するのでしょうか?
>>>今でも文系と呼ばれる人たちがいるところをみると、少なからずも世の中に貢献していると思うのですが、どのような点で貢献しているのでしょうか?


私は製造業の企業に長く勤めていました。
ものづくりこそ、世の中に最も貢献できる仕事だと考えていたからです。
しかし、そんなある日、重要なことに気づきました。
それは、ものづくりというのは、ものという手段を作っているに過ぎず、
目的は別のことにあるということでした。

たとえば、
プラズマテレビや液晶テレビは、それ自体が意味を持っているのではなく、
テレビの向こうの世界があることによって、初めて意味をなします。
それは、人物達であり、情報であり、文化であり、エンターテインメントであり、
それらを見聞きするための手段として、テレビがあるわけです。

パソコンの場合は、インターネットを利用することでテレビと同様のことができる上、
双方向性のあるやり取り、情報交換、展示、等々もできます。

電子レンジや冷蔵庫は、使い方によって、家庭ごとにまったく異なる食生活が実現できます。

理系の人達のものづくりによって生まれたものは、文系のことを実現する手段の一つなのです。
私は現在、ものづくりよりも芸術のほうが格が上と考えています。
また、私が出た大学の文系学部の名前を一つ一つ思い出すに、(個別には挙げませんが)どれも世の中に貢献することができる学問だと思っています。


以上、ご参考になりましたら幸いです。
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