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(1) 朝起きてから日光を浴びるのと、
昼夜逆転生活の人が、朝寝る前に日光を浴びるのとでは、
セロトニンの分泌量に差はありますか?

(2) 心の健康を考えた場合、
起きてから浴びるのと、寝る前に浴びるのとでは、
何か違いありますか?

(3) 日光を浴びる時間帯によって、セロトニンの分泌量に差はありますか?


宜しくお願い致します。

A 回答 (3件)

メラトニンなら差はありますが…。

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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2009/02/28 19:51

下記サイトによると、


http://www.hapilabo.com/main/post_470.html

太陽光を浴びることによって、睡眠を促すホルモンであるメラトニンの分泌がストップされます。
また、脳の覚醒を促すホルモンであるセロトニンの分泌が活発になります。

ということのようです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2009/02/28 19:51

こんにちは。


「5-HT(セロトニン)」の分泌といいますのは環境からの入力によって変化するものではなく、基本的には脳の覚醒状態に対応するものです。ですから、それは日射量や概日周期とは直接の関係はありません。

5-HTの分泌は朝、脳の覚醒と同時に始まり、終日一定して行われるものです。良くその辺のHPに「日光を浴びるとセロトニンが分泌される」と書いてありますが、厳密にはこれは、5-HTといいますのは「Trp(トリプトファン)」から合成されるものであり、脳内のこの作業は視覚からの光刺激によって活性化されるということです。このため、光刺激が不足しますと「5-HTの合成が不十分」になります。ですから、この光刺激というのは身体で浴びるのではなく、視覚から中枢系に入力されるものでありますから、目を閉じたり、ましてや寝てしまっては意味がないのであります。因みに、5-THの分泌は脳の覚醒状態に対応していますので、レム睡眠になりますとその活動は完全に停止します。また、この5-HTの材料でありますTrpは食品から摂取するものですから、幾ら日光を浴びても体内でこれが増えるということはありません。
以上を纏めますと、5-HTの分泌は脳の覚醒によって機能が開放され、光刺激によって合成が促進される、ということになります。

「Mel(メラトニン)」は5-THを材料に合成されるものであり、夜間に松果体で行われるこの作業を「NMT活性」といいます。で、朝目覚め、松果体に光刺激が入力されますと、このNMT活性が解除されますのでMelの合成ができなくなり、結果的にはその材料に使われていた5-HTは余るということになります。
ですが、Melといいますのは心拍、血圧、体温など低下させ、入眠に適した生理状態を作るために内分泌物質として体液中に放出されるものであり、これには脳の覚醒状態を変化させる直接の作用はありません。分泌の停止によって身体の自律機能がしゃんとするだけです。そして、その日に必要な5-HTは飽くまで覚醒と同時に供給が始まるようになっています。
Melの合成を行うNMT活性は暗くなれば始まるということでもなく、その日の朝(十数時間前)に十分な光刺激によって作業がきちんと中止されているという条件も必要となります。このため、我々の身体には「概日周期」というものが作られます。ですから、この場合はどうやったら5-HTを分泌できるかどうかと言いますよりも、身体の健康の方をちゃんと考えなければいけないと思います。

以上が現時点で概ね正しいと思われる「5-HT(セロトニン)」の性質です。
仕事で夜昼が逆転してしまう場合は、起きている間なるべく明るい環境を作り、「リズム運動」を取り入れると良いと思います。
リズム運動といいますのは「体操」「散歩」「ジョギング」「ガムを噛む」といった「一定の周期を持つ軽い運動」です。ですから、内容は気軽に何でも構いません。5-HTの分泌といいますのは外部環境では変化しませんが、このようなリズム運動で増やすことができます。
それで、夜昼逆転の健康管理の方は、すみません、こちらはまた他を当たって下さい。これの方が心配です。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

私のような素人にもわかりやすく、
それも、ものすごく詳しく教えて頂けて、
たいへん参考になりました。

お礼日時:2009/02/28 19:51

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