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進化心理学の勉強をしていて非常に疑問に思ったのですが、
ハイエナはハイエナの死体を食べるんでしょうか?
同じ群れだと食べないが違う群れだと食べるなどの条件があるのでしょうか?
もし社会性が脳の発達に影響があるとする仮説に立つとはげたかと結果が異なるのでしょうか?
ライオンは生きたライオンを食べるのでしょうか?
またライオンが普段獲物にしていない、たとえばハイエナなども機会があれば食べることがあるのでしょうか?

A 回答 (5件)

知能の高いチンパンジーでさえも


共食いをすることがありますよ。
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以前読んだ本の中にあった話ですが、ライオンに襲われたハイエナが下半身を食いちぎられたのですが、上半身はまだ元気で、自分の下半身をライオンと争って食べていたという事です。

この時、自分の食べているものが果たして自分の下半身である事を分かっていたかどうかは不明ですが。
また、死んだ仲間を食べるのと、生きている仲間をわざわざ殺して食べるのは意味が違うように思います。
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回答になっていないかも知れませんが。



社会性があって恐らくハイエナより知能が発達しているカラスは共食いをします。
カラスは仲間意識が強く、オオタカなどに仲間が襲われると群れで助けに行きますが、そのくせ仲間が弱ると襲って食べてしまいます。

社会性や脳の発達と共食いは、全く関係ないのではありませんかね。
人間のご先祖様の原人も共食いをしていたという説もりますし。

ライオンがハイエナを食べるかという件ですが、以前TV番組でライオンが数匹で一匹のハイエナを追いかけて噛み殺すシーンを見ました。
その時は殺したあとは屍骸を残して去って行きました。
肉がマズイんじゃないですかね。
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この回答へのお礼

カラスが共食いをするなんて面白いですね。それも死ぬ前に弱った段階で共食いをするなんて。そうすると肉食動物が同じ種類の動物を食べようとしないことも不思議ですね。確かに共食いは脳の発達とは関係がなさそうですね。ただ、自分の質問の本当の意図は死んだ動物に対して生きていたときの自分との関係が連続性をもって存在するのかどうかという問題でその手がかりとしてハイエナについて考えてみたのです。でも共食いをするとなると手がかりになりませんね。回答ありがとうございました。

お礼日時:2003/01/28 01:10

狂牛病は、牛に牛の肉骨粉をたべさせたことで起こったようですね。


金魚などは、自分の産んだ卵がかえってミジンコ状態で動きだすと餌だと思って食べるけど、病気にはならないようです。
ということは、社会性だけでなく生理的安全性による本能にも原因があるのではないかと思います。
もしハイエナがハイエナを食べるとすれば、食べても病気にならないのではないでしょうか。
人食い人種もつまらない人の肉は食べないそうで・・もしかしたら人は人を食べても精神病ぐらいにしかならないのではないかと思いますが、試すわけにもいきませんね。社会的には食べないのが相互関係円満に暮らせます・・このあたりになると心理学で扱えそうですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。狂牛病のメカニズムについて無知なのですが、牛が食べたのが牛の肉骨粉かその他の動物の肉骨粉かどうかで差は出てくるものなのでしょうか?それとも草食動物に肉食に近い餌を与えたことが原因なのでしょうか?なんとも不思議な病気でしたね。

お礼日時:2003/01/25 14:29

 まず前提として、人間以外の動物は、条件反射のみで生きているわけではありませんよね?


 ライオンは自分/他のライオン/他の群れの3つを区別していますし。(ネコ科の動物の自己意識がどの程度かは、よく分かりませんが)
 それに、たとえば象は、群れによっては葬式をします。

 で、社会性の話ですが、社会性の強い生き物かどうか、あるいは脳の発達した生き物かどうかは、共食いするかどうかとはあまり関係がないように思われます。
 その動物にとっての「社会」において、共食いがどの程度まで「常識」かによるでしょう。

 たとえば、ライオンは食べ物に困ると共食いをするようですが、よほどのことがないとしないようです。また、優秀なハンターを有する群れは、場合によっては横取りなどをしないこともあるんじゃなかったかと思います。
 ただしあまり狩りの上手でない群れでは、他の動物から獲物を横取りする行動は普通に行われています。
 これは、貧乏な村が海賊化してしまうのと同じ理屈で、その群れでは横取りが当たり前になってしまうからだと考えられます。

 ハイエナとハゲタカについては共食いは一般的な行動のようですが、これは彼らが下等な生き物だからではなく、彼らにとって、共食いが常識の範疇外ではないからです。

 ただし、社会性と脳の発達については、強い関係があると一般に考えられており、群れの中の他の個体や、他の群れとの関係を維持するには、それなりに高度な脳が必要であると思われます。
 もっとも、社会性があるかどうかを、脳が発達しているかどうかと1:1で結びつけるのは危険な行為です。(参考にすることはできるんでしょうけど)
 肺活量と寿命の関係を考えるときと、同じ程度の認識でいた方がいいんじゃないでしょうか。

 なぜなら、たとえば人間の群れは、多段かつ可変型のピラミッド構造を形成することで、個体数が10億という超巨大な群れを造ります。
 人間に近いといわれている猿の群れも、同じように多段型のピラミッドを形成しますが、その数はせいぜいが数百匹。
 しかし、群れの内部の個体数というのは多けりゃいいってもんじゃなく(笑)、人間の群れが猿の群れより発達しているといえるかというと、少々疑問だからです。
 それに人間の群れ構造のいいところは、多段型であることよりも、むしろ可変型であることの方が大きいと思われますので、ますます人間が巨大な群れを形成する理由はないわけです。(これについては、ぜひとも誰かの反論を聞きたいところですが)
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この回答へのお礼

象が葬式の感覚を持つことができていたとは驚きです。葬式のようなものは過去、現在、未来の時間感覚を持ってはじめて可能だと思ってました。
ハイエナとはげたかの共食いは一般的なんですね。自分も社会性と脳の発達をイコールで結び付けて考えているわけではありません。ただ、もしハイエナが同じ群れのハイエナに対しては共食いをしないとすると「肉」と「ハイエナ」の区別をつけていて面白いなと思ったわけです。「死」をどのようにとらえているかという問題で、つまり死んだハイエナに対して生前のハイエナからの連続性を意識するかどうかということです。共食いをしているとするとその確認はできませんが。
あと人間の群れの話ですが、個体数だけをサルと比較することには無理があるのじゃないでしょうか。サルは群れの個体全てを個体として識別しますが人間は概念によってまとめているだけでサルの言う群れとは違う気がします。むしろ中国が相当するのはサルひとつの群れではなく高崎山のサル全体といった感じがします。サルにそういった概念化が可能かどうかはわかりませんが。そのため巨大な群れを形成する理由についても群れの話から論じることはできないと思います。

お礼日時:2003/01/25 14:25

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