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先日、クレジットカード会社のカスタマーセンターの方とこんなやりとりがありました。

私「引き落とし日前にご返済はできますか?」
相手「はい、ご返済頂けます。」

ここで2点疑問があります。

(1)"ご返済"という言葉は丁寧語ですよね?そうすると、私の立場でも使って良いですよね?なんだか不自然な気がしまして、、

(2)相手が使った"ご返済頂けます"っておかしくないですか?
 本来なら"ご返済して頂けます"ではないでしょうか?

(3)全く関係ないのですが、「そうなんですねぇ」という意味の相槌を「なるほどですねぇ」という人がよくいますが、これはおかしいですよね?
あなたならどんな相槌の仕方ですか?

A 回答 (2件)

(1)に関してだけ少し。



"ご返済"という言葉は丁寧語ですよね?そうすると、私の立場でも使って良いですよね?なんだか不自然な気がしまして、、
:私も不自然だと感じます。
なぜかな、と考えてみたのですが、おそらく、
「敬語を使わなくてよい相手」に使っているので、(返済するという)【自分の行為に】敬語を使っているように感じてしまうからではないでしょうか。

#1さんおっしゃるように謙譲という使い方もあるでしょうが、謙譲する必要がない相手に使うと、あたかも自分に対する敬語のように感覚が受け取ってしまうのではないか、という気がします。

たとえば次のような例だともっとはっきりするように思います。
銀行に問い合わせる電話で、
「日曜日でもご入金できますか?」
と聞いたとします。
こちらが客という立場ですから、謙譲の必要はないはずです。
したがって「ご入金」が謙譲表現とは感じられず、自分への敬語表現のように受け止められてしまう。
それで不自然に感じる。
こういう構図があるように思うのです。

逆に言うと、明らかに目上の立場であるとか、または、謙虚さを発揮してもおかしくない相手であれば、謙譲表現を使っても不自然さは感じないでしょう。
たとえば、新聞社が著名人に講演を依頼し、その謝礼を振り込むことになったとします。
「ご入金が遅れまして大変申し訳ありません」
などというのは自然に感じると思われます。

謙譲語は、
「動作の向かう相手が敬語の対象になる場合だけに有効で、
それ以外に使うと不自然に感じる。」
自信はありませんが、こういうことではないでしょうか。
もし私の勘違いでしたらどなたかご指摘いただけると有難いです。
  
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こんばんは。



>>>(1)"ご返済"という言葉は丁寧語ですよね?そうすると、私の立場でも使って良いですよね?なんだか不自然な気がしまして、、

この場合の「ご返済」は、尊敬語です。
その一方、「ご返済いたします」は、謙譲語です。
ですから、「ご返済」は自分の場合にも使えますが、その場合は尊敬語ではなく謙譲語になるということです。

ちなみに、尊敬語でも謙譲語でもない場合の「お~」「ご~」は、現在では丁寧語ではなく「美化語」に分類されています。
 なお、現在の敬語分類における「丁寧語」は、「です」「ます」のことです。


>>>(2)相手が使った"ご返済頂けます"っておかしくないですか?
>>> 本来なら"ご返済して頂けます"ではないでしょうか?

1文字足して「ご返済頂けますか」としてみたら、どう思われますか?
自然な日本語に見えますよね?
ということは、疑問を表す終助詞を取り去って「ご返済頂けます」としても、正しい日本語であるということです。


>>>(3)全く関係ないのですが、「そうなんですねぇ」という意味の相槌を「なるほどですねぇ」という人がよくいますが、これはおかしいですよね?
>>>あなたならどんな相槌の仕方ですか?

日本語の基本から言えば、どちらかといえば誤りに近いとは思います。
「なるほど」は目上の人に対して使うとまずい場合が多いので、
「ですね」をつけることによって丁寧な表現にするという意図なのでしょう。

感覚としては、「(私の感想は)‘なるほど’です。」だと考えられます。
すなわち、
「なるほど」を名詞として使っているということです。

同じパターンの言い方として思いつくのは、
「私の答えはNoだ」
「踏んだり蹴ったりだ」
「猿も木から落ちるだ」
などです。
しかし、これらは正しい日本語として考えられていると思います。
「なるほどです」も、その仲間に入るという考え方もあるかもしれませんね。


以上、ご参考になりましたら幸いです。
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