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昨年、とある事情を契機に、自分の会社を清算(株式会社の破産)しましたが、再度新会社を設立したいと思っています。

年齢も50才前半にあることから、再就職もままならない状況にあります。たまたま、以前のクライアントから「個人への発注は難しい。以前と同じ社名、あるいは似た社名の会社で新会社を用意できれば、個人としての過去の実績と信用を含めて仕事を出せるように画策します」の由。
このための会社を新設したいと思っています。

ちなみに、とある事情とは、住宅ローンの滞納による競売阻止のために、個人民事再生を行いました。不安定収入の元凶たる会社経営を続けたままでは、裁判所に対する説得力も欠けるため、会社清算をした次第です。そして、これは無事に決着しています。

このように、個人民事再生経験者、会社清算経験者という経歴がある者が、再び会社を新設するに際して係る問題点や、将来への懸念などについて是非アドバイスを戴きたいと思っています。

(1)法律的には新会社の代表取締役に就任しようが、取締役就任しようが問題はないらしいのですが、「取締役就任などは避けた方が無難」というアドバイスもあります。確かに法人破産の履歴は、官報などを覗けば発覚する訳ですが、代表就任しなければそこまで個人の経歴に関心を持つ取引会社も少ないでしょう。目立たないようにするに越したことはないのでしょうが、過去の取引起業は「なぜ今回は、取締役にすらなっていないのですか?」という疑問を持つでしょうから、代表あるいは取締役ぐらいには名を連ねて置いた方が良いだろうなとも思う次第です。
また暫くの期間、あるいは将来的にも出来れば無借金経営で運営して行きたいと考えています。金融筋との取引が前提になければ、代表就任しても良いように思うのですが、如何なものでしょうか?

(2)また、新会社の設立においては、以前と全く同じ社名や、以前と同じ本店登記所在地は避けて置いた方が良いでしょうか?

(3)更に、不勉強にて恥ずかしい相談になりますが、「法改正に伴い株式会社は1円から出来る」由。現状、失業者ゆえにまとまった資金を持っていません。登記費用もさることながら、多額の資本金は用意できません。
この「1円で創った株式会社」というものに、付帯してくるであろう想定される問題点などはないものでしょうか?

多くの質問と長文にてご迷惑をおかけ致しますが、なにとぞ各種のアドバイスを戴けますようお願い致します。

A 回答 (2件)

設立の手続きについてのみ書かせていただきます。


登記手続きはご自身で行うことで費用を抑えることが出来ます。
ただ、資本金額を最初から1円などと少なく設定すれば、手続き費用や最初の運転資金でいきなり債務超過になってしまいます。ですので数ヶ月程度の必要資金ぐらいの資本金にすべきでしょう。

取引は相手がいることですので相談が必要でしょうが、株式会社にこだわらず、合資会社・合名会社・合同会社を検討されてみてはいかがですか?設立手続きの中の公証人による定款の認証が不要となりますから、費用を安価に済ますことが出来るでしょう。ただ一般的に知られていない、などのデメリットはありますが、会社組織ではありますからね。

私は兄と起業しましたが、公益団体との取引のため法人であることを条件にされた発注を受けました。そのため自己資金などもありませんから合資会社を選択し、登記手続きも兄が行いましたね。その後軌道に乗ったことと会社法の改正で株式会社の設立がしやすくなったため、株式会社を設立し、2社を運営しています。

合資会社などの株式会社化も可能です。手続き費用としては多くかかります。新会社設立後合併なども方法としてありますが、どちらも最初に株式会社を設立するより費用がかかりますが、今だけ費用を抑え、軌道に乗れば設立費用程度関係ないと考えることが出来るのであれば、合資会社なども良いと思います。

電子定款を利用することで印紙税の負担をなくす方法なども考えましょう。
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この回答へのお礼

回答のお礼が遅くなってしまいました。
回答をありがとうございます。
合名・合資は考えても見ませんでした。手続き費用が少なくて済むんですか?少し勉強してみます。
債務超過・・・この新会社においては、基本方針として無借金経営で進めて行こうと思ってますので、債務超過などの問題は全く念頭に置きませんでした。しかし、確かに、今お話を戴いているクライアントは民間企業ですので決算書の提出などは必要ありませんが、役所などがクライアントになる場合には面倒なことになりそうですね(過去には幾つかの特殊法人とも取引があったので、営業次第では再度クライアントになる可能性もありますし)。

電子定款・・・これも勉強して見ます。私が20年前に起業したときにはこのようなものが無かったので、最近の事情については知らないことばかりで。

参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2009/03/03 12:18

会社の総務としての参考意見です。


ご質問の3項とも、「以前のクライアントさん」からの発注が滞りなく行われ、その注文に問題なく応じられるのであれば、何も憂慮すべきことはありません。

以上を踏まえて、
(1)通常は法人破産、個人民事再生経験者、会社清算経験者が新しく代表取締役等の経営陣に納まってもそう大きな問題はありません。
   手形発行や金融機関への借金に際して、「信用が無いから受け入れられない」程度です。
   世間には「相当数の」破産経験経営者がいますから。

(2)同じ社名は避けるようです。
   めったに聞かないです。

(3)1円起業で会社経歴書を作れば、資本金襴が空欄になります。
   (1円とは書けないですよね)
   いまどきの株式会社は資本金三百万円から一千万円が判断基準ですので、(IT起業とか学生企業家の資本金ならともかく)「1円で起業しました」というのは信用を得られないともいえます。
   借金もしない、買い掛けの予定が無い、という事であれば問題はありません。
   登記その他で「1円起業」にかかる費用は30万円弱だと思います。

上記は「株式会社として」「それなりの会社間取引をする」ことを前提にした話です。
小規模で良い、個人事業主レベル、一人親方レベルであれば、気にする話ではありません。

参考URL内の「株式会社設立」に詳細が載っています。

参考URL:http://www.dreamgate.gr.jp/
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございました。
早速、ご紹介戴いたURLを拝見しました。資本金を含め、まだまだ考えなければならないことがありそうです。そうはいうものの、クライアントの新年度のスタート時期(4月)までには会社を用意しておかねばなりません。紹介戴いたURLの中には「お急ぎの方」などのコースもあり、大変参考になりました。

また、「法人破産を苦にすることはない」には勇気づけられました。代表者を友人などに頼めそうにない場合には、再度自分の名前で登記しようと思います。

ちなみに、同じ社名はまずいのでしょうか?
また、登記場所も以前とは違う方が良いでしょうか?
私自身も心機一転、全く違う社名にしたいとは思いましたが、「担当者」は恐らく、「以前の取引先と同じ」を装うために「同じ社名、あるいは似たような社名」を提案しているのだと思います。
これを受けて、「酷似した社名」で新会社をと思っています。余計に、胡散臭い処置だとは思いますが・・・。

少々愚劣ではありますが、やはり気持ちの中には、代表者や社名や登記場所を変更することで、「法人破産」の過去を発見しにくいようにしておきたい思いがあります。これは不要な配慮でしょうか?

既にアドバイスのための時間を沢山頂戴しています。もし、お時間があれば適当な折に、更なるアドバイスを戴ければ幸いですが、いずれにしても、先ずは御礼申し上げます。ありがとうございました。

お礼日時:2009/03/03 13:07

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