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私の彼女は、ソフトコンタクトレンズなのですが、着けたまま1ヶ月以上、下手をすると2ヶ月ほど外しません。
皆、毎日外して洗浄してると言っても、もう長いこと今の調子だから大丈夫と意見を聞きません。
本当に平気なのでしょうか?
どう考えても眼に悪いと思うのですが・・・
ちなみに彼女は、ダメな人もいるけど私は大丈夫と言ってます。

A 回答 (5件)

最近使い捨てコンタクトレンズが出現してから、コンタクトレンズも医療用具のカテゴリーより日常品のカテゴリーに入った感があります。


私が接している患者さんの中にも、得意げにオーバーウェアー(装用期限・装用時間超過)してますと言われる方もいらっしゃいます。
しかし実際は怖いのですけどね
まず、角膜(黒目)には血管がありません。と言うのも角膜に血管があると透明性
を維持できないため、物を見るとき邪魔になるからなのでしょうね。
それで、角膜は大気圧で涙液に溶け込んだ酸素を細々と利用し代謝しているわけです。
角膜は、表面より角膜上皮層 ボーマン膜 実質 デスメ膜 内皮と5層に分かれています(詳しくはhttp://image2.kmu.ac.jp/histologydb/prc/eye/01.h …
角膜上皮層は日々分裂増殖しまた脱落するので、皮膚と同じく多少の傷が付いても
感染症を起こさない限りは元通りに修復されます。コンタクトレンズを規定以外の
使用をする事により傷が付き痛みが走りますが、これは上皮細胞層が剥離し知覚神経が刺激されるためのものです。まあこの状態では眼科医より治療してもらえば治癒したあと装用も可能になります。
しかし問題は角膜内皮です。この細胞は常に角膜の内側の房水に接していて、角膜に入ってくる房水のコントロールをしているようなのです。
この細胞は1層で面状に広がり、分裂増殖したりして増えません。また歳を取るごとにわずかながら減少していきます。
正常値は約3000個/1ミリ平方センチメートルくらいあるのですが、コンタクトレンズを装用したまま寝たり、規定以上に装用すると加速度的に減少していきます。するとその無くなった細胞の周りの細胞が移動し拡大しその面積をうめるため、細胞の面積は拡大し1000個/1ミリ平方センチメートル以下になると房水のコントロールができなくなり実質層が水びたしになり「水疱性角膜炎」になり
角膜の透明性が維持できなくなり(角膜が濁ってしまい)最悪失明します。
やはり角膜の一番内側の層なので酸素の供給に敏感なのでしょうね。
私の仕事場ではこの内皮細胞の検査をスペキュラーマイクロスコープと言う機械を
使用しコンタクトレンズ希望、または使用中の患者さん全員に検査していますが、
なかには、20歳代なのに1300個以下になっていて、コンタクトレンズの装用を禁止した(もちろんずっとです)患者さんもいます。なおこの検査はコンタクトレンズの検査について保険適用で無いため当院では無料で行っております(つまりそれくらい大事な検査であると言うことです)
また白内障(老人になるとほとんどの人がかかる 詳しくは調べてください)
になると手術が必要ですが、その手術で角膜内皮の減少が起こるため、角膜内皮があまりにも少ないと手術自体できない場合もあります。
角膜内皮細胞の減少に対しては、痛みを感じる事もありません。
つまり気付かないうちにだんだん、減少していくのですね 
最近コンタクトレンズ通販のチラシに、使い捨てコンタクトレンズが角膜に与える
影響はほとんどないと書いてあったのを見ましたが、痛みを伴う(本人が気付く障害)だけではないのです。
っと、患者さんの事を考えると一生懸命に説明していましたが、ちと最近考えが
変わってきました。結局そのリスクを知っている上でその本人がむちゃくちゃな装用をすることに対しいくら言ってもどうしようもないことを・・・

そこであなたにアドバイスです。この事を教えてあげても彼女が同じ事を続ける場合、つきあいを考えなおした方がいいでしょう。遠い将来最悪の事態が起こったとき、あなたが彼女を介護しなければならないかもしれないリスクがあります。

なおここで書きましたコンタクトレンズは世の中で使用されているすべてのコンタクトレンズに言えることです。
コンタクトレンズを作る際は、絶対眼科専門医の常駐する眼科で診療を受け、また
定期的な検査を必ず受けるようにしましょう。
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この回答へのお礼

なかなか頑固な彼女なのですがアドバイスを活かせるように、良く説得します。ご意見ありがとうございました。

お礼日時:2001/03/07 13:33

私は一週間連続装用を使っていますがそれでもずっとはきついですね。


ちなみにシードのG1というレンズです。

「私は大丈夫」

病気になる人の常套句ですよね.....。
マニュアル通りの使い方をしなければ弊害があって然りでしょう。
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この回答へのお礼

biue-leoさんの言う通りですね。忠告すみません

お礼日時:2001/03/07 13:45

 ハードコンタクトには、連続装用と終日装用があって、前者はきちんと眼科の診断を受ければ、装着したまま寝ても良いし、1週間入れっぱなしOK(メニコンEXとか)のレンズがありますが、ソフトは絶対止めたほうがいいです!!



 一般的に、ソフトレンズはハードレンズに比べて瞳への負担が大きく、長時間入れるのには適していないそうです。
 私自身はハードですが、以前眼科にソフトのほうが目に良いような気がして、変えようかと思い相談したところ(当時もハードの連続装用を使用してました)私のようにコンタクトをつけている時間の長い人はソフトは駄目ですよ。と言われました。まして入れっぱなしはもってのほかだと思いますよ。
目に酸素が行かないと、色々と併発する病気(痛いとかではなくて)もあるようですし、面倒でもちゃんとはずすか、ハードの連増装用タイプに乗り換えては如何ですか?

参考までに、コンタクトの長時間使用で酸素が足りなくってなる病気の恐い写真つきのHPを紹介します。 お大事に!!

参考URL:http://www.geocities.co.jp/Beautycare/7783/eye_0 …
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この回答へのお礼

URL見ました。恐いですね・・さっそく彼女にみせます。
良きアドバイス感謝いたします。

お礼日時:2001/03/07 13:51

 コンタクトレンズの長期連続装用はとっても危険なことです。

現在つけっぱなしでいいのはアキュビュー(とあるメーカーの商品名ですみません)等一週間連続装用可能とされるレンズだけです。眼の表面は角膜という組織に覆われていますが、この角膜は涙によって酸素を供給されています。この酸素供給が絶たれると角膜細胞が死んでしまいます。酸素透過性のいいコンタクトでも酸素が通る穴はミクロの隙間です。長期間の装用によって次第にその孔は塞がれてしまいます。そのためレンズを洗浄するのです。もしも長期間装用したままにしていると、このミクロの孔が塞がれて酸素供給が絶たれます。すると角膜細胞が死滅して数が減少します。あまり減少すると将来白内障などで眼の手術が必要になった時出来なくなります。なお、一旦減った角膜細胞は増加することはありません。将来のことを考えるなら正しく装用されるようお勧めします。今、症状が無いからといってあまり無茶をするのは、ガン患者が痛みも何も無いからといって治療を拒否するのと一緒と言っても過言ではありません。すぐにやめるべきだと思います。本当に手遅れになる可能性があります。角膜というのはアイバンクで移植しているように非常に重要な組織です。
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この回答へのお礼

専門的なご意見どうもありがとうございます。
勉強になりました 彼女に見せて良く言い聞かせます
本当にすみませんでした。

お礼日時:2001/03/07 14:01

1週間くらいなら大丈夫、というコンタクトレンズがあると聞きました。


うちのダンナもそれくらいは着けたままです。
でも、一ヶ月、二ヶ月は長いですね。
私は12時間でだめでした。
コンタクトのあう目の人と、合わない目の人があることは確かです。
あまりお勧めはできないと思いますが、
本人が平気ならいいんじゃないですか?
ただし、ずっと外さず、洗浄もせず・・・では、
今は平気でも、いつか、何か起こるかも・・・

こんなことを書いていたら、横からダンナが言っています。
「目だけは、血液から酸素をもらえない」
なるほど、ときどきはコンタクトを外して、酸素補給をしたほうがいいということを、彼女に言ってみましょう。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます
この先一層口うるさく注意していこうとおもいます。

お礼日時:2001/03/07 14:06

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