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食糧自給率と食料自給率はどう違うのですか?同じですか?

A 回答 (5件)

(1)【食糧】の「糧」は、「かて」ですから、これからある人々が具体的に食べるものを指す意味がございます。


 登山の行動食は、X食料、○食糧。
そして、主食となるものを指すことが多いようです。
お腹の足しになるもの、すなわち、米、麦、芋など。
キャビアは、登山中の昼食のお弁当に入っていれば、食糧の一部ですが、キャビアそのものは、米、麦などと違って食糧には入りません。
  ○食糧難、X食料難、○食糧庁、×食料庁

(2)【食料】は、意味が広く、食用にするもの全部を指します。
ただし、今までは「食糧」という言葉と区別して使用するために、肉、野菜、調味料などを指していました。米麦などには使いませんでした。
最近はあいまいになってきて、食用にするもの全てになっているようです。
  ○生鮮食料品、×生鮮食糧品

食糧不足は困ります。食糧難の再来はマッピラでございます。
ところが、農水省の統計は【食料自給率】になっています。

食料自給率は食糧難を防止するために取っている統計だと思います。
カロリーベースで何パーセントとか言っています。
野菜やキャビアは、ほとんどパーセントに影響しないと思いますので、食糧のほうがいいように思いますが食料になっています。
広い意味の食料なのでしょう。

農水省に、食糧庁がなくなって、総合食料局ができました。
最近、「食糧」という言葉は、「食料」に取って代わられつつあるように感じられてなりません。
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この回答へのお礼

大変分かりやすいご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2009/06/19 20:11

食料は、具体的にある人(人々)がこれから食べるものを指していますが、食糧は、もっとマクロに「統計的な立場で」使う用語です。



例:
この地方では、この魚を食料としている。
この地方では、耕地が少なくて食糧が不足している。
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「食料自給率」が正しく、「食糧自給率」は誤字です。

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普通は「食料自給率」(約40%)ですが、食糧自給率と書かれる場合もあるようです。

また、食糧は穀物と同義として、穀物自給率(日本は26%くらい?)のことをそういう場合もあるようですが、これらは前後の文脈で判断するしかないようです。
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