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今や何でも価格競争や値引き競争などが激しいですが、
何故、本屋の本はどこでも定価で売っているのですか?
仕組みがどうなっているのか分かりません。

他の本屋より安く本を販売すれば量が売れて、その店は利益が上がると思うのですが、、
教えてください。

A 回答 (4件)

本屋さんに置いてある本は、基本的に出版社の財産です。


普通小売店は商品を仕入れ(購入)して販売する形ですが、
本屋さんは仕入れに対しての支払は無く、売上に対しての支払のみです。
もちろん出版社の物なので返品での返金は発生しません。

だいたいの本は、書店の売り上げ取り分が定価の約20%です。
1000円の本が売れて初めて200円のお金がもらえるわけで、そこから家賃や人件費等を捻出しなければなりません。

もし万引きでもされたら、売上が無くても800円は出版社に支払わなくてはならなくなります。4冊売ってやっと損失の穴埋めが出来ますが、一切利益は出ていません。

300円の漫画雑誌を一冊売って初めて60円もらえる状態ですから・・・

出版業界は、
本を企画販売する「版元」
本を製作する「印刷会社」
書店への輸送・代金回収を行う「取次店」
本を販売する「書店」
があり「版元」-「取次店」-「書店」の流通経路です。

取り次ぎは、「日販」「トーハン」の2大巨頭が国内シェアを占めています。

本は版元のものであるわけで、勝手に安く販売は出来ません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
返信遅くなってすみません。<m(__)m>
色々と詳しく書いてくださって本当にありがとうございます!
流通の形態が分かってとても勉強になりました。
なかなかよく理解できました!
ありがとうございました!!<m(__)m>

お礼日時:2009/07/24 19:22

どこでもというわけではありません。


たとえば大学生協の本屋では定価より安く買えるはずです。
出版社同士や取次ぎから買う場合も安く買えます。
ただ、一般の本屋では安くても量は売れません。
本というものは値段よりも中身で購入を決めるものですから。
もちろん同じ本なら安いほうにいくでしょうが。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
返信遅くなってすみません。<m(__)m>
大学生協とかもあるのですね。
色々と勉強になりました。
ありがとうございました!

お礼日時:2009/07/24 19:24

出版社や印刷所って関東に多いでしょ?本の価格を自由化すると関東より北海道や九州・沖縄の価格が輸送費の影響で高くなっちゃうわけ。

結果、北海道や九州・沖縄では本の売り上げが下がってしまうので本やCDは定価なんだな。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

お礼日時:2009/07/24 19:23

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%8D%E8%B2%A9% …

再販価格維持を独占禁止法で定めているからです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
お礼のコメント遅くなってすみません。<m(__)m>
そうですか、独禁法がそんなところで関わっているなんて全然知りませんでした。
ありがとうございました!

お礼日時:2009/07/24 19:20

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