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こんばんは。
ふと思ったことを質問します。
質問;結局最終的に人類はO型になってしまうのでは?

以下はそう考えた理由です。


理屈;人間の血液型において、
(1)A(A-O)型の人とB(B-O)型の人が結婚すれば、子供はすべての血液型のなりうる。

(2)またA(B)型とO型の両親なら子供はA(B)またはO型が生まれる可能性がある。

(3)両親の一人がAB型、またはA-AかB-BならばO型は生まれないがその配偶者がO因子を持っていれば(例;A-O)、子供はO因子を持つ可能性はある。その一方で、O型の人がA型の人と結婚すると100%子供にO因子を持たせることが出来ます。

(4)O型と違い、A型のひとはA-AとA-Oで、後者の場合、子供にA因子を宿せない場合がある。B型も然り。

この考えていくと、最終的にはO型以外の血液型は自然淘汰されていくんじゃないでしょうか。(因子の配分が同様に確からしいと勝手に仮定していますが・・・。)


間違っているところ等、回答よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

先の人が書かれているとおりですが、いくつか補足します。



AAとAAの両親からOの子供も生まれます。OとOの両親からBやA型の子も生まれます。
これは遺伝子の情報によるもので,そもそもA・B・O・ABを決めてるのは血球の表面についている糖鎖(糖の鎖)の違いです。しかも、糖の鎖は1種類だけでなくいくつかの糖鎖がついていてその一番先がA型の糖鎖かB型の糖鎖かAとB両方の糖鎖か何もないか(O型)で決まります。
つまりABO型を決める糖鎖がつく糖鎖があり,さらにその糖鎖がついてる糖鎖があります。
ABO型を決める糖鎖をつけるタンパク質(以後Xタンパク質という)とABO型を決める糖鎖がつく糖鎖をつけるタンパク質(以後Yタンパク質)は違う遺伝子からできるため、Xタンパク質が作れるがYタンパク質が作れないということがおきます。
例えばB型の糖鎖をつけるXタンパク質がいくら糖鎖をつけようとしてもYタンパク質がないので、Xタンパク質がつけれる糖鎖が存在しません。このためXタンパク質が糖鎖をつけれないのでO型となります。
この人が子供を生むとしたら相手がYタンパク質を作る遺伝子を子に遺伝させるかでこの血液型が変わります。例えば相手がAA型(A型)だとして子供にYタンパク質を作る遺伝子を渡していたらのA型とO型からAB型の子供が生まれてきてもおかしくはないのです。

血液型は多くの因子が関係して決まるため、O型だとしてもいろんなタイプのO型がいます。他の血液型も同じです。確立から考えても今のところO型以外が消えるというのも考えにくいので、O型以外が消えることはないと思います。
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>二行目に示されている組み合わせと言うのは、AAやAOというヒトの持つ遺伝子という意味で捉えてよろしいですか?


遺伝子型のことです。

>AもBもOも同じ確率で子孫に受け継がれて行く
これはどういった意味ででしょうか。
遺伝子というのは、染色体上に存在する、ある領域にすぎません。ですから、「Aだから遺伝しやすい」とか「Oだから遺伝しにくい」などということはありません。すなわち「遺伝しやすさ」に差はありません。「サイコロを振って、1が出るか6が出るかは同じ確率である」というのと同じです。「具体的に」といわれても長くなりますのでここでは書けません。確率統計を勉強されて下さい。
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そうはなりません。

根本的に考え方が間違っています。O因子というものは存在しませんし、自然淘汰という意味も理解されていないようです。

ABO式血液型というのはそもそも、A型になる為の遺伝子(A抗原の遺伝子)、B型になる為の遺伝子B抗原の遺伝子)の2種類があるだけであり、その組み合わせの結果として血液型が表現されているだけのことです。遺伝子を持たないのがO(つまりゼロ)です。計算上は「Oの遺伝子」と考えても差し支えありませんが。

AもBもOも同じ確率で子孫に受け継がれて行くわけですから、結果として血液型も同じ割合で受け継がれて行きます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
自然淘汰・・・お恥ずかしいです。
 少し混同してしまったのですが、二行目に示されている組み合わせと言うのは、AAやAOというヒトの持つ遺伝子という意味で捉えてよろしいですか?

<AもBもOも同じ確率で子孫に受け継がれて行く
これはどういった意味ででしょうか。
具体的にお願いします。

お礼日時:2009/07/18 10:54

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