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企業にとって正社員を雇うことはどのようなメリットがあるのでしょうか?

それと派遣社員が増え正社員が減ると企業と社会全体にどのような影響をもたらすのでしょうか?

A 回答 (2件)

正社員=原則終身雇用となる。

よって、社員側には生活の安定が得られ、会社に対して給与以上の労働提供をも厭わない帰属感が生まれる。また雇用が安定しているので先輩社員からの技術の継承が行いやすく、結果として会社の長期経営、安定経営につながる。
 また会社側は正社員を雇用していることで社会的信頼を得られる。

非正規雇用(契約社員、派遣社員、アルバイト)=原則、期間限定雇用となるので雇用が安定しない。よって生活が安定せず、他に収入のよい職があればそちらにすぐ移ることを考える。勢い、現在の職場に対する帰属感は生まれず、給与以上の労働提供は行われない。
 労働者は雇用・生活が安定せず社会的信用が得られない。(クレジットカードが作れない。ローンが組めない。賃貸住宅の入居が困難、など)
 会社側は労働力の安定確保ができず、経営者は始終そのことで頭が悩まされる。

わかりやすくいえば、会社側からは
「正社員はサービス残業でこき使っても、喜んで働いてくれる。その代わり給与は月給で支払わねばならないし(時給制なら働いた分だけ支払えばよい。しかし正社員は休みの多い1月、2月、8月も、休みの少ない6月、7月も同一の給料が必要。)そのほか、労働者としての権利を守ってやらねばならない。気に食わなくてもそう簡単に首はきれない。各種保険も完備しなくてはならない。
 しかし、正社員を雇うということはそれだけ対外的な信頼が持てる。
”しっかりした会社だ。経営者もさぞかし立派な人なのだろう”と思ってもらえる。
 アルバイト・パートは数ヶ月契約、長くても一年契約なので、気に食わなければすぐに解雇できる。ただし、責任感がないので、すぐに仕事を休んで仕事に穴を開けるし、サービス残業は1分もしてくれない。
 よその会社があればすぐに移ろうとするから、難しい仕事や会社の根幹にかかわる仕事を任せられないし、若手や幹部として育成はできない。」
ってこと。

>それと派遣社員が増え正社員が減ると企業と社会全体にどのような影響をもたらすのでしょうか?

派遣社員は生活の安定がないので、経済的に不安定。したがって社会人としての成長が遅れる。そういう人が社会に増えると会社も経営が安定しにくくなる。
 極論すればそういう生活が安定しない人が世の中に増えると社会が荒む。(いいたくはないが)
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正社員として採用するほどの仕事(労働力)でない場合には、企業からいろいろ調整できるため便利であり、損益分岐点売上高が下がるため、利益を出しやすくなる。

専門性を有する者に関してのみは、会社財産として確保したいため、正社員として雇いたい。しかし、派遣が過剰に増えると、社会に不安を覚え、仕事の効率低下や、購買意欲の減少により、結果、企業業績の悪化につながる。

一方、従業員からしたら、就職しやすくなる一方、収入が安定しない、低いという問題がある一方、正社員しか雇えないとなると、企業はトータルの採用数を減らすと考えられ、就職が困難になるが、採用されれば、収入が安定する。

企業側の意見のみを優先(派遣増、正社員減)すると、日本の労働者に不安が付きまとうことになり、結果、企業にも悪影響が生じる。また、従業員の意見を優先(正社員増、派遣減)すると、企業がつぶれる、または採用数を減らし、結果、雇用が減るという事態になりうる。
 つまり、両者のバランスをとることが重要であると思います。
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