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私は血液検査を受けるたび、尿酸値が1.0以下です。
あまり気にしたことはなかったのですが、先日、お医者様に尿酸値がすごく低いね、と言われました。
このお医者様は、専門ではないとの事で、今度、別科の先生に聞いてみたら?と言われました。
去年、腎臓にのう胞があることが分かったのですが、これと何か関係があるのかしら?と思ったりもしているのですが、何か気をつけなければいけないことなどあるのでしょうか?
ちなみに中性脂肪も低く、30位です。
私は30代です。
ご回答を頂けたらと思い投稿させていただきました。
宜しくお願いいたします。

A 回答 (1件)

尿酸値が低いこと自体が問題であるということはないと思います。

しかし何か病気があって、そのために尿酸値が低くなるということはあります。一つは水の飲み過ぎ。水の飲み過ぎと言っても普通のレベルの話ではありません。精神的な病気によって、人間としてはありえない量の水を飲むとなります。水中毒ともいいます。診断も何も、もしそうなら本人はわかっているはずですね。だからこれはないでしょう。もうひとつはSIADH、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群という変な名前の病気です。これも、健康な人においてはほとんど考えづらい病気です。

これらでなければ特発性腎性低尿酸血症というのがあります。URAT1とかSLC22A12という遺伝子の異常によるものです。遺伝子の異常、というともしかするとびっくりされるかもしれませんが、なんのことはありません。尿酸が低くなる。ただそれだけです。最初に申しあげたように尿酸が低くったってそれは悪さをしないのですから、遺伝子の異常で尿酸が低くても気にすることはありません。また、これは日本人ではかなり頻度が高いとも考えられています。ただ尿酸がおしっことして出やすい、という病気(?)であるので、ビールを飲んだり肉をたくさん食べて、体で尿酸をたくさんつくった上に、それが尿中にたくさん出て行ったら尿路結石にはなるでしょう。

ということは・・・普通の人と同じです。飲み過ぎ、食べすぎは控えめに。残念ながら現時点でSLC22A12 (URAT1)の遺伝子検査は保険適応がありません。

ちなみに尿酸値を左右する遺伝子は現時点ですくなくとも9個知られています(Kolzら、参考URL)。質問者さんの0.3はたしかに少なすぎるのですが、これら9個が全部少ないほうの遺伝子だとしたらありえるんじゃないですかね。前にも書いたように何一つ保険適応ではないので、自分の遺伝的プロフィールがどうであるのか、実際わかることは今の時点ではありません(オバマ大統領が熱意を燃やしており、日本は大体アメリカに追随するので将来的にはあるでしょう)。アメリカでは民間会社がやりはじめています。

参考URL:http://www.plosgenetics.org/article/info:doi/10. …
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この回答へのお礼

詳しいご回答ありがとうございました。
投稿後、入院しており昨日退院したものですからお礼が遅くなり申し訳ありません。
私はビールは一切飲みませんし、お肉類もあまり口にしなので、そのまま気にしないでよい、という事かなっと勝手に解釈いたしました。
安心できて良かったです。

お礼日時:2009/09/22 12:16

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