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There is nothing of which we are apt to be so wasteful as of time, and about which we ought to be more careful.

上の英文の構造の解釈を3つ考えてみました。
1. andの前後に同じ構造(there is nothing …)の2つの節が並列されており、後半の2つ目の節のthere is nothingが主略されているという解釈。
直訳:時間ほど我々が浪費しがちなものはなく、これほど我々が注意深くしなければならないものはない。

2.主節there is nothingのnothing を先行詞として、「前置詞+関係詞節」が2つ並列する形で修飾している。
直訳:時間ほど我々が浪費しがちで、(かつ)注意深くしなければならないものはない。

3. 直訳:時間ほど私たちが浪費しがちなもので,時間以上に私たちが大切にすべきものはない.(ある構文問題集の「解答」です)


私は解釈3は間違い、andの前にカンマがあることから解釈2よりも解釈1が適当かな、と思うのですが自信がありません。ご教示ください。

A 回答 (8件)

いずれも大きく解釈に違いはないと思いますが。



あえて there is nothing が省略されていると解釈する必要はありません。
先行詞まで省略されていて,関係詞節だけ残っていると考えなくても,関係詞節が接続詞でつながれているということで問題ありません。

3 は前半が同等比較で,後半が比較級なので「時間以上に」を補っているのだと思います。
「~浪費しがちなもので」の「もの」が余計ということなのかもしれませんが,単なる日本語の表現上の問題だと思います。

構造上は,コンマの有無にかかわらず,2 ということでいいと思います。
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こんにちは。

純粋に理系的に考えてみたいと思います。

There is nothing of which we are apt to be so wasteful as of time, and about which we ought to be more careful (than about time).

まず上の文を分割して、

"of which we are apt to be so wasteful as of time"
が表すもの(水くらい浪費しがちなもの)の集まりをA、
"about which we ought to be more careful than about time"
が表すもの(水よりも大切にすべきもの)の集まりをB、

と書くことにしましょう。

まず、次の二つの文は、その論理的意味は同値です。
ベン図を書いてみるまでもなく明らかです。

[関係詞節の並列(ご質問の解釈2)]
There is nothing {(of which ...) and (about which)}
((Aであり)かつ(Bである))ものは存在しない。

[関係詞節による二重限定(ご質問の解釈3)]
There is not {(anything of which ...) about which)}
((Aであるもの)の中でBであるもの)は存在しない。

つまりこれらは「AであってBでないもの」は存在してもよいという含みを持っています。
しかしこれが本当に筆者の言いたかったことかと考えると少々疑問です。
まあこればかりは考えても答えは出ないでしょうが、私はここに使われているカンマは
無視できないと思います。
つまり、"and"があるにしても非制限用法(継続用法とも)のように訳すべきでしょう。

[関係詞の非制限用法(私の解釈)]
There is not {anything of which ... (, and about which ...)}
(Aであるもの(かつそれはBでもあるのだが))は存在しない。

ただ論理的意味という観点でみると、上の文は下の文とも少し違います。
なぜなら上の文は「BであってAでないもの」は存在してもよいと言っている一方、
下の文はそれをも否定しているからです。

[there is nothing の省略(ご質問の解釈1)]
(There is nothing of which ...) and (there is nothing about which ...)
(Aであるものは存在しない)かつ(Bであるものは存在しない)。

私は理系の英文を読むことが多いのでいつもこのくらい考えています。
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 「There are」と「and which」で検索すると、似たような英文がいくつも出てきます。

その中の英文で考えてみます。

 There are plenty of new programs around that could produce predictive maps, and which are actually used.

http://cgi2.tky.3web.ne.jp/~sadabj/airpaq/airpaq …

 (1)の英文で「and」と「which」の間に「there are plenty of new programs」が省略されていると考えると、「that could produce predictive maps」が修飾する「plenty new programs」と、それとは別に「which are actually used」が修飾する「plenty new programs」が(別々に)存在することになります。2種類の「plenty new programs」があるのは変ですね。

 むしろ、「that could produce predictive maps」と「which are actually used」が「同時(並列)」に、「plenty new programs」にかかっている考えた方が自然でしょう。

 「未来(の位置)を予測できる地図を作ることができる新しいプログラムと、(それとは別に)実際に使われているいくつかの新しいプログラムがあるのだ。」という状況よりも、「未来(の位置)を予測できる地図を作ることができる、そして実際に使われているいくつかの新しいプログラムがあるのだ。」という状況であると考えた方が良いのではないでしょうか。

 お尋ねの英文も同じように考えられますので、その解釈は、ご提示になられた2が良いでしょう。

 「and」で結ばれた2つの関係代名詞節は、共通の先行詞にかかる「並列」の働きをしていると考えられます。訳は「~して、(同時に/かつ)・・・するもの」となります。

 なお、「and」を用いずに先行詞を共有する2つの関係代名詞(前半をthat、後半をwhich)を用いた場合には「二重限定」の用法になり、「~するものの中で、・・・するもの」という訳になります。

 ご参考になれば・・・。
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ここでむしかえすこともないのですが、


「~について」の of や about は後の名詞との結びつきが強いです。
talk about なら半々くらいですが、be 動詞の場合なら特に名詞との結びつきが強い。

だからかえって前置詞を後ろにする方が不自然です。
もっと前置詞と、動詞や形容詞との結びつきが強い場合に、前置詞+関係代名詞を前にしにくいという話です。
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 すみませんが、訂正を2カ所ほど・・・。



>There is not anything (that) we are apt to be so wasteful of which we ought to be more careful about.

→ There is not anything (that) we are apt to be so wasteful of which we ought to be more careful about than time.

>句動詞の前置詞

→ 熟語の前置詞

 反応が早いですね。感心しました。
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be wasteful of や be careful about は句動詞じゃないでしょう?


単なる of や about という前置詞が使われているだけです。
あまり今回の文とは関係ないと思います。
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1.の解釈について



 「there is/are」が2回用いられる場合には、2つ目の「there is/are」が省略されることはあるでしょう。

 しかし、「(関係代名詞で修飾されている)別のものがそれぞれ存在していること」を表す場合、2つ目の関係代名詞の先行詞(=「nothing」)までが省略されることはあまりないだろうと思います。

(1) There are some people who are playing tennis, and (there are) some people who are playing soccer in the park.

 これは「テニスをしている人たち」と「サッカーをしている人たち」が別々にいることになります。

 もし、2つ目の「there is/are」が省略されているだけではなく、2つ目の関係代名詞の先行詞がなかったら、その関係代名詞節は一つ目の関係代名詞の先行詞と同じものだと考えなければなりません。その場合、(1)の英文とは異なる意味になります。

(2) There are some people who are playing tennis, and who are playing soccer.

 この英文は「同じ人たちが【同時に】テニスとサッカーをしている。」という意味になります。「and」は「同時」または「並列」を表しているからです。

 以上のことから、お尋ねの英文において「about which ...」の先行詞が近くにないということは、離れている「nothing」が先行詞だと考えざるを得ません。(2)の英文と同じように「and」が「同時」または「並列」を表しているからです。それが、2.の解釈につながります。

>andの前にカンマがあることから解釈2よりも解釈1が適当かな、と思うのですが自信がありません。

 関係代名詞節を2つ並べ立てる場合には、「and」を用いて、その前に「,」を置くことはあり得ます。

 This is the model that I follow, and which I generally recommend.
 「これは私がまねをし、(かつ)一般的にお勧めしてる手本です。」
  ※ 出典「ロイヤル英文法」

 これも2.の解釈が正しいものである根拠になりそうです。

2.の解釈について

 上述したように、これがお尋ねの英文の正しい解釈だと思います。

3.の解釈について

 正直申し上げて(問題集の解答の)日本語の意味がよく分かりません。ひとつの可能性としては、関係代名詞の二重限定の英文だと勘違いしたものかもしれません。その場合には下記のような日本語訳の方が良いでしょう。

 「私たちが浪費しがちなもの(の中)で,時間以上に私たちが大切にすべきものはない。」という日本語訳ならば、下記のような英文の訳としては適切です。

 There is not anything (that) we are apt to be so wasteful of which we ought to be more careful about.

 上記の(二重限定の)英文の意味は、「私たちが浪費しがちなものがいくつかあるが、その中で時間以上に私たちが大切にしなければならないものはない。」という意味です。この場合には2つ目の関係代名詞の前に「and」はつけません。

 3.の解釈が「関係代名詞の二重限定」だと勘違いしたものかどうかは分かりませんが、いずれにせよ3.の解釈はお尋ねの英文の日本語訳としては不適切だと思います。

 お尋ねの問題に対するお答え(結論)としては、「2.の解釈が良い。」となります。

 なお、「be wasteful of」や「be careful about」という句動詞の前置詞である「of」や「about」が関係代名詞の前に置かれるのは間違いであるという意見をお持ちの人がいるかもしれませんが、お尋ねの英文で用いられているように「(句動詞の)前置詞+関係代名詞」は正しい用法ですのでご安心ください。

http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4971018.html

 ご参考になれば・・・。 
 
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カンマの後の”which”が、カンマの前の文章全体を指しているという解釈はないでしょうか?



「時間ほど浪費しやすいものはない。そして私たちはそのこと(=時間が浪費されやすいこと)についてもっと注意を払うべきだ。」
という感じで。
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