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うちうちに思いたまふるさまを奏したまへ。

上の一文での奏すは尊敬語と考えていいのでしょうか。

A 回答 (2件)

こんばんは。



おそらく質問者様は、「たまへ」が尊敬語であるから「奏す」も尊敬語なのではないかと考えられたのではないかと思います。

手元の古語辞典に、まったく同じ文が、たまたま例文として載っていました。

内々に、思ひたまふるさまを奏したまへ
 = 私の存じておりますことを、そっと奏上してください。

ここで、
「たまふる」や「たまへ」は、尊敬語にも謙譲語にもなれますが、
この文での「たまふる」は謙譲語、「たまへ」は尊敬語です。
「奏す」は、天皇や院に対して「言う」ことを表すときの、専用の謙譲語です。
ですから、今話している相手が「奏す」ことをやってくれるように、「たまへ」で頼んでいることになります。

要は、
「申し上げてくれませんか。」
ということですね。
伝言してくれるのは自分ではなく話し相手なのに、「申し上げてください」は違和感があるでしょうが。

ちょっとややこしいですが、「奏す」自体が謙譲語であることには変わりはありません。
「専用」ということで。


ご参考になりましたら。
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この回答へのお礼

詳しい解説をしていただき、ありがとうございました。
出だしから、訳を完全に誤っていました。そのせいで後半の解釈もめちゃめちゃになってしまいました。
回答を読んで理解することができました。

お礼日時:2009/10/07 01:14

謙譲語です。



どこからわかってないのかな?
なんで尊敬語だと思ったのか、良かったら追加なさって。
もう少し助言できますよ。
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