プロが教えるわが家の防犯対策術!

辻村深月さんの『ふちなしのかがみ』を先日、読み終わりました。
はじめの「踊り場の花子」の落ちが、わからなくて悶々としています。
感想・意見でも結構ですので、どなたか解説をお願いできないでしょうか。

質問1) P74 ~銃弾を装填する時のようなカチリという音~

これって、何の例えですか?

質問2) P74 ~正面に、階段~

これも、よくわかりません…。
無限ループの、“無限階段”に引きずり込まれたってことなのでしょうか?

どんなご意見でもかまいません。
ぜひとも、ご意見をお願いします。 

A 回答 (1件)

こんばんは。



> 質問1)P74 ~銃弾を装填する時のようなカチリという音~

私も、何ゆえここで突然、銃弾うんぬんが出現したのか、
疑問に思いました。これ以前に、何かヒントになるものがないか、
再度、読み直したのですが、とにかく、呪いの最後は
「階段に閉じ込める、無限階段の刑」
な訳ですよね?
なので、この銃弾のような音は、階段に閉じこめる脅迫観念に満ちた
鍵の役割を持つ象徴的な音かな、と私は、勝手に解釈しました。
それまでも、教室に出入りするたびに、鍵の音が不気味に響きますよね。
そして、
> 質問2) P74 ~正面に、階段~
は、おっしゃる通り、1階まで下りたのに、目の前にはまた
(3階の)階段、つまり無限階段の地獄の回路に
突き落とされて、一生、そこを回り続ける刑が待っていた、
ということなのでしょう。

私見ですが、書いてみました。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

toko0503様

ご回答、ご解説、誠にありがとうございます。
toko0503様のご回答、繰り返し読ませていただきました。

>それまでも、教室に出入りするたびに、鍵の音が不気味に響きますよね。

そうですね。
段階的にパワーアップするサインで、最後の“銃弾を装填する時のようなカチリという音”…が、刑の確定のような最後通牒みたいなものなのですね。
納得です!
気分爽快です!
ほんとに助かりました。

お礼日時:2009/11/28 04:48

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!