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先日、友人の新築を拝見にいったところ、基礎のコンクリートと庭の土(まさつちと言ってました。)の境界線からコンクリートが部分的に茶色く汚れていました。洗ってもとれないらしく、家を建てた業者が言うには「ここは田を埋めて出来た住宅地で、用水路があったのでその影響」と明確な対応はして貰っていないとのことでした。友人の家以外にもその当たりの家も程度の差はあるものの同様の状態でした。これは本当に対応のしようがないのでしょうか。(場所がいいので私も購入を検討している所です。)

A 回答 (2件)

 私は56歳の男性です。

25歳で土地を買い家を建てました。若かったので、業者の言いなりに建てたのですが、30年間に色々なマズイ事が発生し、昨年立て替えました。
 マズイ事その1
買った時は田圃の中で、周りに家が無く静かで良いと思っていたのですが、30年間の間に2度の床下浸水を経験しました。
 マズイ事その2
買った土地は田圃一枚を埋め立てた物で、2年目に家を建てたのですが、肥土を撥ねて無くて道路を車が通る度に土が締まっていき、家が道路側に5センチ傾きました。
 マズイ事その3
基礎は30年前なので布基礎と言う工法です。その工法にしても、整地したマサ土をジョレンで軽く掘って言い訳程度にグリ石を敷き、スパンの広い鉄筋を敷設した物です。家が建てば良いと思っている若い施主では、この辺りのことを「当たり前」と信じていた次第です。
 マズイ事その4
立て替えの時、地盤改良工事をしたのですが、その業者が持ってきた資料によると「氾濫平野」の上に家を建てているとの事でした。その道の業者は、その土地が大昔にどの様な土地であったのか資料をそろえているようですね。

 以上の様な事から、今回の家は基礎に金をかけ施工期間が1.5ヶ月掛かってしまいました。近所の人に笑われましたが、「次の災害で笑うのは私だ」と腹の中で思っています。(ちなみに、今度の家は金の草鞋を履いて探した個人の大工さんです。古い家は殖産住宅でした。)

 #1さんのご意見と私の話を参考に素晴らしい家を建てられる事をお祈りいたします。
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この回答へのお礼

早々のご回答有難うございます。家本体にばかり目がいきそうですが、基礎(地盤)が大切ということが体験者の方の意見でよ~く解ります。#1さんのアドバイスと併せて勉強して見ます。(そこら辺を重点的に)ありがとうございました。

お礼日時:2003/05/27 16:33

これはあくまで、私個人の体験談です。


私は建築も不動産も素人です。
私の先祖は百姓ですが、
百姓の格言として、
「家は畑の上に建てろ。田んぼに建てるな」です。

理由は、田んぼや用水路の上ならば、地盤が緩いからです。
今は基礎も良くなり、電柱のような杭を入れて補強して、
崖地や田んぼにも家を建てているようです。
ただし建売りは、電柱のような杭を打つ補強をしていないと思います。
費用がかかるからです。
建売業者は利益が最優先です。

昭和40年代、
近所の田んぼの上に住都公団が団地(5階)を建てましたが、
30年で立て替えを余儀なくされました。
理由は地盤が緩く、埋設した水道管やガス管が破損し、とても危険だったからです。

基礎の色に関しては、現地を見ていないので何とも言えませんが、
業者が「田んぼ」と言うのなら、湿気が多いかも知れませんネ。
専門家に相談することをオススメします。
躯体部分(基礎や骨組みなど家の主な部分)は保証があると思いますが、
多くの業者はクレームに「のらりくらり」と聞いています。

買う気なら、現地に何度も足を運び、役場や法務局で調べることです。
造成地ならば、以前は何だったか?
田んぼ?山林?お墓?(実際にあります)とか、いろいろあります。
水道は?公営?私営?負担金の有無?(寒冷地では凍結深度を確認する)
配管の種類や太さなど。
紺色の配管なら2トン車が乗ってもツブれない丈夫なHIですが、
ネズミ色ならば、古くから有るVP(半額のビニルパイプ)です。
建て売りならば指先で少し掘れば見えます。

私道負担の有無(登記簿謄本)、道路付け(立て替え時リスクや上下水道の完備)。
固定資産税の参考評価額(売り出し時価との差額)など。
2000万円の新築建物の資産価値(評価)は900万円です。
もちろんグレードによる誤差はあります。

商人だった爺さんの遺言は、「買いたい土地は雨の日に見に行け」でした。
湿地なら、水はけの具合が分かるでしょう。

地元の旧家に飛び込みで行き、畑仕事でもしている
話の好きそうな年輩者と世間話でもすれば、
色々と教えてくれますよ。
私がよく使う手ですが、
自分の地元じゃないなら、コレがけっこう有力情報を引き出す技です。

数千万円の買い物ですから、現地に足を運ぶ交通費や、
専門家への相談(有料の場合もあります)なども、勉強料だと思うべきです。
たとえ購入を断念しても、それは次回への勉強料になります。

私も最近知りましたが、阪神大震災以降、「ベタ基礎」というのが主流であるそうです。
従来の基礎は「布基礎」というそうです。
詳しくは下記HPを見て下さい。

http://www.geocities.jp/hitogots/betakiso.htm
http://plaza29.mbn.or.jp/~dr_jun_house/kiso.htm
http://www.sinfonia.or.jp/~isoptera/myhtm/beta.htm

配管まで埋めてしまうリスクや、
シロアリはコンクリも食べる、など興味深いHPでした。
最近は基礎に通風口をつけず、
建物の土台にゴムをかませる工法になっているようです。
基礎の通風口にクラック(ひび)が入るケースが多いからだと思います。

値段が安い!など、よほど気に入らないかぎり、
土地が30坪以下や違反建築、道路のない土地など、
公庫ローン審査の通らない物件は避けるべきです。

「嫌なら売って次を買えばいい」は過去の話です。

かく言う私も、実家のリフォームで親戚の大工にダマされ、
「家なんて一生買うモノか!」と思っていましたが、
借家でネズミと雨漏りに悩まされ、
最愛の妻が家を欲しがり、
重い腰を上げようかヤメようかの中腰状態(笑)です。

家を購入した同級生からの写真入り年賀状を見る度に、
複雑な気持ちになります。トホホ

頑張って下さい。
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答短時間に有難うございました。一応地盤検査は行っているみたいですが、、確かに湿気の可能性もあると思います。地道に現地をみて確かめたいと思います。本当にアドバイス有難うございました。

お礼日時:2003/05/27 16:31

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