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知能検査(WAIS-R)の結果が信じられません。
全検査=IQ109(言語性IQ=109 動作性IQ=107)で、下位項目では「理解」が8点と著しく低く、
特定不能の高機能広汎性発達障害の可能性が予想される、という内容の報告書をいただきました。
発達障害支援センターから紹介されたクリニックで、臨床心理士による自費検査でした。
しかしその後、医師による診察が月1回のペースで行われて来ましたが、「神経症」の名目で手帳を
作る話が出たり、カルテを書くときなどは内容を見られないように?あからさまに手で覆い隠す
ような仕草をしたり、不可解な点?が見受けられました。
実は知的ボーダーor軽度?と不安にかられる毎日です。
受検当時の医師は転勤となり、現在の医師の元ある時から急に不安感が増してきて、
処方される薬もドグマチール・リーゼ ⇒ セディール・リーゼになった頃から不安が
増大したように思います。最近では、就寝前にPZCやロナセン錠を処方され、
「ノイローゼ気味」「統合失調症を発症しかけている」と言われ、かなり落ち込んでいます。
知能検査結果の虚偽を確かめても「それはない」の一言です。
統失であったとしても、検査結果が「正当」であるのなら納得できるのですが。

また、現在の医師とは縁を切るつもりですが、
他の発達障害を扱っているクリニックを受診すべきか、
社会生活に重大な影響が出ない限り薬を断ち普通でいるべきか悩んでいます。

良きアドバイスをお願いいたします。(中傷は勘弁願います)
PDD-NOSの診断を受けていない、4年前に受検した39歳独身の♂です。

A 回答 (4件)

通常、「特定不能の高機能広汎性発達障害」ということだけで、薬を処方したりはしないはずです。


いったいなんのための薬なのでしょう?ちゃんと説明はあったのでしょうか?
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臨床心理士で、大学の教員です。



WAIS-R(現在の最新バージョンは、WAIS-IIIとなっています)は、標準化という科学的、統計学的手段を経て作成された、信頼性・妥当性ともに高い知能検査です。
したがって、決められた手続きにしたがってきちんと実施すれば、かなり客観的な結果が得られます。
それゆえ、No.1の方が書いていらっしゃるように、信頼できない検査では決してありません。

質問に書いていただいた結果から、言えることは、次の通りです:

1.知能のレベル
知能指数(IQ)は、全体、言語性、動作性ともに、107~109ですので、平均的な範囲にあります。
ちなみに、90~109の範囲が平均的であり、この範囲に受検した人の50%が含まれるように、IQの数値は決められています。
また、まったく平均の能力を持っている場合に、IQ=100となります。

2.下位項目
「理解」が8点で「低い」とありましたが、下位検査は、「評価点」という指標で結果が表されます。
評価点は、平均の能力がある場合、評価点=10となるように作られています。
そして、評価点は、8~12点のあいだに、対象者の50%の人が含まれるよう作られています。
したがって、質問者様の「理解」の能力は、やや低いものの、この範囲に含まれますから、平均的な範囲に入っていると考えられます。
「著しく低い」という評価は、誤りの可能性が高いでしょう。

3.以上から
お示しになった範囲では、知能水準は平均的範囲に含まれ、知的能力が低いといった問題はないと考えられます。
ただし、下位検査の項目で、高い方の得点や、下位検査の得点のバラツキには触れられていませんので、下位項目によって、能力の高低、つまり、得手・不得手のバランスがどうかという点についての判断はできません。
発達障害のある方の場合、この能力間のアンバランスの有無が、診断の際の有力な参考情報の1つになります。

4.知能検査結果と発達障害の診断との関連
知能検査の結果だけから、発達障害の診断はつけられません。
知能検査の結果は、あくまでも診断の際の補助的な情報でしかありませんので、その点はお間違いのないようにしてください。
発達障害の診断は、DSMや、ICDといった行動上の特徴に基づく、「状態診断」が行われます(精神障害も同様です)。

以上が、知能検査と発達障害に関わることがらについての説明です。
現在診てもらっている医師で、満足ができないということであれば、他の医師を受診して、「セカンド・オピニオン」を求めてはいかがでしょうか?

以上、ご参考までに。
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要するに、臨床心理士と医師とで見解が食い違っているのでしょうね。

実際の例ですが、医師からは発達障害ではないと判断されたある患者が、臨床心理士からは発達障害と判断され、その結果を受けて医師が以前の判断を修正した、ということがあったそうです。今回のケースでは逆に、臨床心理士の判断を医師が受け入れたくない、そんな事情が何かあるのかもしれません。

とりあえず、報告も兼ねて発達障害支援センターに再度相談してみるようお勧めします。センターの方でも疑わしい医師について把握しておきたいでしょうし、他の適切な医療機関について推薦してくれるかもしれません。
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2002年鬱病で入院しWAIS-Rを受けました。



IQ 104で正常だが、記銘力の低下が認められる。
MRI から脳の萎縮が見られる。
SPECT からみた脳血流も低下が著しい。
これは若年性アルツハイマ病の初期である。

茫然自失になりましたが一応アリセプトを飲み悶々として過ごしました。

ひょんなことから頭を強打して脳神経外科へ行った折、
件のMRIを持っていったのですが…

「え?アルツハイマー?誰が言ったの」
「いやー、埼玉医科大精神科に入院したときに…」
「で、頭痛がするとか、自覚症状はあるわけ?」
「あ、昨日ぶつけたので相当イタイです。」
「そうじゃなくって、その前だよ。ぶつけていたいのは当たり前。」
「いいえ。」
「蓄膿があるね。」
「いえ、多分花粉症のせいです。」
「うむ、今日の写真には写ってない。」
「萎縮っていっても歳相応、正常範囲ですね。」
「その他のSPECT、心理検査などの所見からもアルツハイマー病の疑いがあると言ってたんですよ?」
「でも、進行がない、症状がない、大体自分で車運転してくるアルツハイマー病の患者なんて聞いたことがない。」
という訳で見事な誤診でした。

心配なら別の医療機関で再検査してもよいでしょうが、WAIS-Rの結果など当てにしない方が良いですよ。
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