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錆びの上から塗装するとどうなりますか?

鉄で看板を作りました。所々若干錆びが浮いていイイ感じです。
この鉄の風合いを残したいので一般的な塗装ではなくクリアをしたいと考えています。
しかし知人に「錆びが進行するよ」また「クリアは弱いから他の所も錆び錆びになる」
と言われました。 私としてはクリアで皮膜することで鉄と空気を触れさせない様にす
れば、これ以上錆びは進行しないと思っていたのですが‥。

こちらのサイトで調べてみると知人と同様、塗装前に錆びを落とすのが鉄則の様ですが
その理由が分からず困っています。(皮膜が覆っても錆びが進行するのですか?)


ここで一旦まとめます。

■ そもそも鉄にクリアを塗布することで防錆び効果はあるのでしょうか?

■ 錆びの上から塗装(クリア)を塗布することで進行を止めることができるのかでしょうか?

■ 塗膜の厚みの問題でしょうか? 

■ 今回、アクリル塗装・ウレタン塗装・メラミン焼付けで一番適しているのはどれでしょう?

■ 艶消し材をいれると塗膜が剥がれ易くなるのですか?


因みに、
設置場所は店内と屋外にひとつずつです。(海沿いではありません)


お客さんに回答しなければいけないのでアドバイスを宜しくお願いします。

A 回答 (4件)

錆びに塗装をぬっても、いずれはがれきます。

外気や熱によって影響を受けているためです。
さび止め材をぬらないで、他の塗料をぬってもやがてはがれます。
だから塗料を錆び止め塗料と仕上げ塗料プライマ-とか使用用途によって
わけています。
そのため通常錆びはおとしてから、さびとめ材をぬって仕上げ塗料をぬってしあげます。
おそらく赤茶がかったエンボスのように見えるので、これでなんとかもたせられないかということ
ですが、たぶん無理だと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました!

お礼日時:2010/07/23 15:39

<但し、


錆びを除去した状態で塗装等で皮膜で覆うと素地の状態よりも錆びの発生を抑える効果はある。
が、いずれにせよ完全に錆びをゼロにする事はできない。まして錆び止めを塗布しないクリアであればなおさら。

こういった解釈でいかがでしょうか?
専門家でないお客様に説明する必要がありますので>

そうですね、概ね良いと思います。

例えばですねど、
油脂磨き(オイルですね)という方法があります、
ご存じの通りオイル(油脂)というのは、水よりも分子がかなり細かいですよね、
これを定期的に(風化しない時期毎に)くりかえしたとしますと、鉄は殆ど錆びることはありません。
自動車のエンジンの中が錆びないのと同じ理由です。

また、超研磨という方法もありますね、
これも研磨材が鉄の細かな無所まで入り込み錆を抑制させることができます。
鉄の場合には酸化クロムという研磨材で丁寧に機械磨きをすることにより、塗装をしたと同じぐらいに錆の発生を抑制することができます。
(しかしこの酸化クロムは一般には販売されていないようなきがしますので現実的ではないですね)

これもひとつの知識としてですけど、
船って鉄で出来ていますよね、そして常に水に浸かっています、
なのになんで錆びないんだろう??? って考えたとこありませんか?
確かに船も錆ますが、水に浸かっている部分は、空気中と比べて、水の中には酸素が少ないから錆の進むのが遅いのです、
空気中と比べると、約10倍程水中では錆の発生を抑制されるのだそうです。
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この回答へのお礼

再びのご回答ありがとうございます。

油は確かに考えました。
油というよりワックスです。カーワックスなど身近なものかけるだけで違ってくると思います。
ただ、「メンテナンス」という言葉にクライアントが渋い顔をしたもので‥。

超研磨は初めて聞きました。
表面をけずるんですか?

船の話しは成る程です。
ただ、水に浸かっていない部分は逆に地上にくらべて数倍錆び易い様に思います‥。

色々とありがとうございます。

お礼日時:2010/07/28 10:20

直接の回答ではありませんが…



錆をそのまま意匠的に使いたいと言うケースでは
コールテン鋼を利用している場合が多いと思います。
 http://takahashikogyo.com/portforio/pforio_ha/ha …
 http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/ …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

コールテン鋼、以前から興味あります。
ただ今回は錆びが主役ではなくあくまで鉄の風合いが主役で、
錆びはその演出程度と考えてます。

でもコールテン鋼って不思議ですよねぇ~。

お礼日時:2010/07/23 15:42

おそらくですけど


このサイトでご質問者様に適切なお答えを用意できる方は居ないような気がしてなりません。
(もしもおられたとしたら とってもラッキーなことだと思いますよ)

以前とあるメーカーで仕事をしていました。
よく世間ではというか、一般的には『錆止め材』として販売されていますよね。

しかし、厳密に言うと、『錆をとめる塗料』は存在しません、
『錆の進行を遅らせる塗料』といういい方が正解ですね。

これを理解しようとすると、『鉄の分子構造・密度・性質』などをちゃんと理解しなければいけません

一般に使用されている鉄は、分子構造が一様では無く構造が綺麗に並んでいるわけではありません、
それに比べてステンレス材は鉄よりも分子構造が一様です(あくまで鉄と比較した場合ですけど)

つまり鉄は、肉眼では確認出来ませんが、ガサガサのトゲトゲの状態のものがむちゃくちゃに折り重なって出来ています。

その表面に皮膜としての塗料を塗る訳ですが、

このガサガサのトゲトゲ上のものに、相性が良く(接着力のより強い)密度の高い(粒子のより細かい)
塗料を『錆止め材』として販売されています。
(つまりは粒子の細かい塗料ですね)

一般的には、その上に視覚的もしくはデザイン的に仕上げ塗料を塗ることになります。


もうひとつ、一旦出た錆の上から塗料を塗ったらどうなるか? ですが、

鉄の構造上、と言うか製造過程上ですが、
鉄を精製する過程で一旦高温で溶かして、色々な成分を混ぜ合わせた上で、冷却して精製することはご存じだと思います、
この時に、(冷却=冷ます時)に鉄の分子中にある空気も一緒にまざり込みます、
一旦錆が発生すると、上から錆止め材を幾ら厚く塗っても錆が広がって行くのはこの理由によるものです。

つまり、一旦出た錆をそのままにして上からいくら塗装をしても錆は広がり続ける
(確かに進行度合いは低くなると思いますが・・・)

錆を止める塗料は存在しない。

以上の2点でお考えください。




次に、
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答ありがとうございます!
やはり「分子」といった話しになってしまうのですね。
色々と調べてみるとやはりそこに辿りついてしまい理解力が低下してしまいます‥。

>この時に、(冷却=冷ます時)に鉄の分子中にある空気も一緒にまざり込みます、
>一旦錆が発生すると、上から錆止め材を幾ら厚く塗っても錆が広がって行くのはこの理由によるものです。

分かり易い説明ありがとうございます。

つまり外部の空気をいくら皮膜で遮断しても鉄内部に空気が存在し、
すでに錆びがある場合はそれを進行させてしまう。

但し、
錆びを除去した状態で塗装等で皮膜で覆うと素地の状態よりも錆びの発生を抑える効果はある。
が、いずれにせよ完全に錆びをゼロにする事はできない。まして錆び止めを塗布しないクリアであればなおさら。

こういった解釈でいかがでしょうか?
専門家でないお客様に説明する必要がありますので‥。

お礼日時:2010/07/23 08:30

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