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語源を知りたい!Part2

実はあるお方から、日本語として使われている語源が正しいのかどうなのか?を知りたくて質問させて頂きたいのですが!?(ちなみに、その方には全く悪意はもっておらず、本当の事を知ることが一番大事であると思った次第でして・・・)
(1)ハイヤー「ヘブライ語」(2)サッカー「スペイン語」(3)ジャンケンポン「ヘブライ語」(4)ルビー「中国語」(5)アウト、セーフ「フランス語」(6)いのしし「フランス語」ペッカリー等です。
どうぞ教えて下さい。宜しくお願い致します。

A 回答 (1件)

(1)ハイヤー 



=ハイヤー(hire)とは、英語で賃貸・賃借の意で、「horse for hire」や「vehicle for hire」と使われます。ハイヤーという呼び方が古くからある呼び方で、タクシーメーターで運賃計測されるようになりタクシーともよばれるようになりました。


(2)サッカー

=正式名称は『association football』と言います。語源はassociationの「soc(仲間)」に「c」を加え、それに「人」を意味する「er」を付けた、言わば造語です。1880年代から使われるようになりました。


(3)ジャンケンポン

=近世に中国から入った「拳遊び」の一種で「本拳」「虫拳」「狐拳」「石拳」等多数ありましたが、その内の「石拳(じゃくけん)」が訛り、『じゃんけん』になったとされています。映画「必殺4 恨み晴らします」で旗本のバカ息子達が楼閣で野球拳みたいな事をしているシーンがありますが、それもこの「拳」遊びの一種と考えられます。「ポン」は掛け声をかける時に、ただ「じゃんけん」と言っただけではタイミングが計れないので「ポン」と言った掛け声が加わったとされています。これにも地方で様々な違いが見られ、「しょい」とか「ぽい」と言う掛け声も見られます。


4)ルビー

=英語の「ruby」からの外来語です。その特徴的な赤い色から、赤を意味するラテン語「rubeus」に由来しています。


(5)アウト、セーフ

=「out」は英語では様々な意味がありますが、「外に出る」というのが一般的とされています。それに対し「safe」にも様々な意味があり、「安全な」というのが一般的とされています。おそらくはアメリカで「baseball」が盛んになり、適切な用語を探しているうちに、アウト、セーフという単語が使用されたと思われます。因みに日本の戦時下ではアウトは「ダメ!」、セーフは「よし!」と言っていたそうです。余談ですが、かつて巨人に「吉原功」というキャッチャーがいました。「闘志の権現」とも呼ばれ選手達の鑑ともされていました。そんな戦時下、監督が選手達を集め「明日から野球用語」が変わると言われた時、選手達は皆一様に戦争は野球にまで影響してきたかと暗い表情になったそうです。そこで吉原選手が一歩前に進み出て監督にこう言ったそうです。
「分かりました。では明日からキャッチャーを辞めて捕手になります」
この一言で沈んでいた一同は笑いの渦になったと言います。その吉原選手も戦争に出征し、インパール作戦で戦死してしまいました。戦争はいつの時代も悲しみしか残しません。


(6)いのしし 

=「い」は鳴き声を擬した擬声語で「ウィ」と発音します。「しし」は元々「肉」という意味でしたが、転じて「食用にする獣」となり、更に「獣一般」を指すようになった言葉なので、「ウィ」と鳴く食用動物が語源になります。つまり「猪」の鳴き声「ウィ~」と「しし」が合体し「いのしし」となったわけです。
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この回答へのお礼

本当にどうも有難う御座いました。感謝、感謝です。しかし、如何してそんなに詳しく言葉の語源の事をご存知なのですか?不思議でもあり・・・関心しかりです。

お礼日時:2010/10/14 12:04

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