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受け身について。なぜ「I want to eat something.」は「To eat is wanted something by me.」の受け身に出来ないのですか?

A 回答 (7件)

>このことから不定詞を主語にした受動態は通常ありえないことが分かります。



 同じ不定詞を用いた英文でも、下記のような英文であれば受動態は可能です。(仮主語を用いるという条件がつきますが・・・。)

(1) We decided to go there at once.

  → To go there at once was decided.
  → It was decided to go there at once.

(2) They preferred to play tennis (than ...).

  → To play tennis was preferred (than ...).
  → It was preferred to play tennis (than ...).

 このような受動態が容認される理由としては、「decide」や「prefer」という動詞を用いた場合には「不定詞が表す行為」が「主語が行う行為」の影響を受けるということでしょう。

 すなわち、「決める」とか「好む=選ぶ」という行為は「その動詞の行為の後で、不定詞の行為が行われること」が予測可能だからだと思います。

 「want」という動詞の場合には「望んでいる」だけで「その行為がすぐに行われるわけではない」という感じがします。

 「decide」や「prefer」が「目的語が主語の行為によって受ける影響(変化)」を表しているのに対して、「want」という動詞は主語と目的語の間の「単なる関係」を示していると言って良いでしょう。この点が両者を見分ける一番のポイントのような気がします。

 今回のご質問は、おそらく下記の質問に対する回答(No.9)の中でなされている解説(?)をもとにしたものだと思いますが、そもそも「I want to eat something.」という英文を(その目的語を主語にした)受動態にするという発想をすること自体に問題があるのではないかという印象を受けます。

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6247350.html

 私たち(回答者)は自分の考えの正当性を訴えるために様々な理屈を考えようとします。しかし、十分な知識や裏付けがないまま自分の頭の中で(根拠が伴わない)理屈を重ねるうちにとんでもない発想をしてしまいことがあり得ます。十分に気をつけたいものです。

 今回の疑問に対する回答は、「『SVO』という文型を持った英文がすべて受動態にできるわけではない」ということで良いのではないでしょうか。

 そして、それを判断するポイントは「主語(行為者)の行う行為によって目的語(受動者)が受ける影響(変化)の有無」だと思います。

 ご参考になれば・・・。






 

  
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
まさに「不定詞を主語にした受動態は通常ありえない」で頭が???になりましたが、
補足依頼をする前に回答を頂けてて驚きました。

お礼日時:2010/10/18 02:52

英語は受身表現を好む方ですが、この文は出来ません。

先ず、どう考えても意味的に変でしょう。文法的な理屈で言えば、この文の定形動詞は動詞はwantですが、これは助動詞的に働いていて、この文の直接目的語である somethingに直接作用している動詞が不定詞なので、これを無理やり受身にすると、元の文と非対称的になるからです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。たしかに。。

お礼日時:2010/10/18 02:40

To eat something is wanted by me.ですね。

受動態の主語は、はっきりした物体が多いですね。 文法的に誤りでなくても、受動態に馴染まない表現は使われません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。文法的にはそうなるのですか。文法自体も間違ってると・・・いつも間違いばかりです。。

お礼日時:2010/10/18 02:39

>なぜ「I want to eat something.」は「To eat is wanted something by me.」の受け身に出来ないのですか?



 「目的語がある英文はすべて受動態にできる」という誤った考えを持っている人は、自分は英語に精通していると自信を持っているような人の中にもいます。

 ひどい場合は、「受動態にできない英文は『SVO』という文型の英文ではない」などというような、とんでもない結論に導こうとしているとしか思えない人もいるほどです。

 すべての「SVO」の文型を持つ英文が受動態にできるわけではありません。

 受動態にできる英文は「SVO」という文型の英文の中でも、「行為者」と「受動者」が存在していて、かつ「受動者」が「その行為」の影響を受ける場合に限られます。

 下記のような英文で考えてみましょう。

(1) Tom broke the window. → The window was broken by Tom.(○)

 「窓」は「壊す」という行為の影響を受けるので受動態が可能です。「影響を受ける」というのは「その行為の結果が具体的な形として残る」ということです。「窓」が壊れたことは見れば分かります。

(2) Tom has three cars. → Three cars are had by Tom.(×)

 「3台の車」は「持っている」という行為の影響をうけないので受動態にはできません。「トムが持った」からといって「3台の車」の何かが変わるわけではないからです。

(3) Tom wants to eat something. → To eat something is wanted by Tom.(×)

 「何かを食べること」は「望む」という行為の影響を受けないので受動態にはできません。「トムが望んだ」からといって「何かを食べること」の何かが変わるわけではないからです。

 このことから不定詞を主語にした受動態は通常ありえないことが分かります。文法を語る際には十分な注意が必要です。中途半端な知識をもとにしたいいかげんな主張を真に受けると思わぬ迷路に入り込んでしまうことがあります。

 ご参考になれば・・・。


 

この回答への補足

影響を受ける受けないで判断することは理解できましたが、最後の「不定詞を主語にした受動態はあり得ない。」のところにひっかかります。それはなぜですか?

補足日時:2010/10/18 02:37
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この回答へのお礼

ありがとうございます。大変わかりやすかったです。

お礼日時:2010/10/18 02:36

I want to eat something. を機械的に受け身にすると To eat something is wanted by me. となりますが、これは用いません。

理由を探すと

1. wanted は犯人探しで用いる (He is wanted by the police.) ように「(主語を)捜す」のニュアンスがあるので、違った意味になります。food is wanted ならとりあえず意味が通じます。No food is wanted by me at all. という言い方があります。でも気張った言い方で普通には使いません。

2. 単語の数が多く、長い。

3. 英語は受け身を嫌う。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。たしかに意味が変わりますね。

お礼日時:2010/10/18 02:29

意味のない文章だからです。

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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2010/10/18 02:28

この"want"が自動詞だからです。


受動態(受身)で主語になれるのは、他動詞の直接目的語だけです。

一方で、
"I want something to eat."は
"Something to eat is wanted by me."
と受身にできます。(滅多に言わないような表現ですが・・・)

なぜなら、この"want"は"something( to eat)"という目的語を持った他動詞だからです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。なるほど。wantって自動詞なんですか。他動詞かと思ってました。

お礼日時:2010/10/18 02:27

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