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予備校の講師の説明で天然有機化合物は直鎖が多いという説明があったのですが、
何か理由はあるのでしょうか?


何かお分かりの方がいましたら教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

どういう化合物を直鎖とするか、何と比べて多いのか(量?種類?合成と比べて?)の定義によると思いますが・・・



例えば、合成と天然の直鎖割合のことなら、
合成化合物は元素の組み合わせの数だけ合成の可能性があり、その場合、直鎖より明らかに非直鎖の化合物の方が種類が多くなります。したがって、種々の合成が積み重ねられれば直鎖が全体に占める割合が少なくなります。その結果、合成物より天然物は直鎖の率が多くなります。

量や種類に着目すれば、多分天然有機化合物は非直鎖の方が多いのではないでしょうか?確かに低分子化合物でみたら直鎖が多いのかも知れませんが、生体を構成する高分子は非直鎖が主体ですし(糖、タンパク質、脂質は直鎖とは言い難い)、環状物質なども結構あります。量でも高分子(非直鎖が多い)が占める割合が明らかに低分子(直鎖が多い)より多いと思われます。
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この回答へのお礼

skydaddyさん、
どうもありがとうございます。よく理解することができました。

お礼日時:2010/12/03 10:42

油脂中の脂肪酸に関してはそうでしょう。


しかし、植物精油に多いテルペノイド(総称)はイソプレン構造を繰り返し持つ、
枝分かれ若しくは環状の化合物ばかりです。

生物が作る化合物は酵素の働きによって作られます。
その酵素は遺伝子によってコードされますから、
生物の作る有機化合物にはこの系統のものが多い、というのは
(進化と)遺伝により脈々と受け継がれたものであるといっても良いでしょう。
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この回答へのお礼

windwaldさん、
どうもありがとうございます。よく理解することができました。
良くご存じですね。また教えてください。

お礼日時:2010/12/03 10:44

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