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D-SUB15ピンはアナログと言いますが、そのアナログ
とはどういう意味ですか?

パソコンから出力されているのはデジタル信号ですよね?
そのデジタル信号をアナログのケーブルでモニタへ
送っているという箇所に違和感があります。

わかりやすく教えてください。

A 回答 (5件)

パソコンのモニタは、今でこそ液晶ディスプレイ全盛ですが、一寸前まではCRTディスプレイだったのです。

CRTディスプレイは、走査線があり、アナログ信号で駆動する仕組みでした。故に、アナログ信号を出力するDsub 15pin(シュリンクタイプ)が必要だったわけです。

その他、BNCコネクタでRGBと水平・垂直信号を接続する(私はこれを使っていました。インピーダンスマッチングが良いです)方法もあります。

今は、デジタル信号でそのまま出力していますので、アナログ信号の欠点である雑音や地磁気の影響はありません。ただ、CRTディスプレイには液晶ディスプレイに無い利点がありました。それは応答速度です。液晶ディスプレイは、速くても2msecオーダーの応答速度ですが、CRTディスプレイは比較にならぬほど速い描画を行います。応答速度と言う項目は、CRTディスプレイのスペックにはないのです。今後も、応答速度に関して言えば、液晶ディスプレイがCRTを超えることは難しいでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。大変判りやすかったです。

お礼日時:2010/11/29 14:43

コンピュータができた当時は、色の数が2色(白と黒)でした。


パソコンというものが生まれたころは、8色になっていました。
私がパソコンをはじめたころから、色の数が256色になりました。
そのころ、8色をデジタル出力、それ以上のものは、デジタル出力を何段階かに分けて擬似的にアナログにした出力をしていたため、8色以上の色を出せるD-SUB15ピンをアナログ出力といいました。
その名残です。
8ビット機のころは、デジタル8色が一般的で、256色だせるアナログ出力は、非情に魅力的でした。
一斉を風靡した、NECのPC-9801などは、4026色中16色を出力しました。
WIN3.1の時代には、1600万色中256色が一般的となり、WIN95の時代には、1600万色があたりまえとなり、D-SUB15ピンの限界にたっしてしまいます。
それは、D-SUB15ピンは、R.G.Bそれぞれを256階調で表示する仕様のため、物理的に16751016色以上を表示できないからです。

D-SUB15ピンの出力を、アナログとよんでいるのは、デジタル8色の時代のなごりです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。大変判りやすかったです。

お礼日時:2010/11/29 14:43
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>パソコンから出力されているのはデジタル信号ですよね?


そもそもここが間違い。
デジタルで出力する方法もあれば、アナログで出力する方法もあります。
D-Sub使ってる場合はアナログでそもそも出力してるので、なにもおかしいところはない。

また、D-SUBがアナログしか伝送できないってのも間違い。
中に入っているのはただの銅線なんだから、規格を無視すればデジタル信号だって送信できる。
規格策定時にデジタル画像送信が一般的じゃなかったので、アナログだけで規格化されている。
ま、規格上アナログしか送信できない、ってことでは確かにあります。
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先ず、Dsub15ピンというのはコネクタの物理的な規格に過ぎません。

これをPCとモニタ間のアナログ信号接続に使用しています(ここで使われている信号はアナログでデジタルではありません)。デジタルの映像信号はDVI(DVI-AとDVI-Iのアナログ信号を除く)かHDMIになります。
http://www.atmarkit.co.jp/fsys/cableconnect/05di …
http://ja.wikipedia.org/wiki/Digital_Visual_Inte …
http://ja.wikipedia.org/wiki/HDMI
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