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ウイスキーにお詳しい方、よろしくお願いいたします。

私と同じくウイスキー好きな知人と、最近よく見かける2リットルや4リットルなんかの大容量ウイスキーの話をしていました。あれはお得だし、酒好きにはありがたいと。

そんな時、知人が変わった保存方法をしている事を知りました。

大容量のウイスキーを同じ銘柄の普通サイズボトルに移し変える。残りの大容量ウイスキーは冷暗所に保存。そして普段、飲むときは普通サイズのボトルから注ぐ。

注ぎやすいって理由もあるみたいですが注ぐ時、容器を傾ける度にウイスキーが空気と触れて劣化するからとの事。

もっともだな・・・と思うのですが、こんな扱い方は初めて聞きました。これは正しい方法でしょうか?

A 回答 (2件)

お酒には醸造酒と蒸留酒の2種類があります。



醸造酒は、ワイン、日本酒、ビールなどのように発酵させて、原則そのまま熱を加えないで仕上げるお酒です。原材料のいろいろな成分がそのまま入っているので空気中の酸素により味が容易に変わります。ワインのグラスを揺らして飲むとよくわかります。日本酒の場合、熱燗にするとわかりにくいですが、冷やで飲む吟醸酒などだと空気の当たり具合で味が変わるのがわかります。(ワインのような飲み方をすると違いがわかります)

一方、ご質問のウイスキーやスコッチ、ジン、ラム、ブランデー、焼酎、ウォッカ、テキーラなどは、原材料を発酵させた後、蒸留してアルコール分を高め、樽などに寝かせて香気成分を溶かし込みます。ワインではグラスを揺らすことで味が変わりましたが、それを蒸留したブランデーはそのような事はありません。たしかにブランデーグラスを揺らして飲むのですが、この場合は手の熱でブランデーを蒸発させ香りを強くするためであって、空気と混ぜてブランデーそのものの味を変えるものではありません。なぜなら、蒸留する段階の加熱により、空気で短時間に酸化する成分はまず残っていない(その時点で酸化されたり蒸溜物に入っていない)からです。ですから、注ぐ度に空気に触れることで味が変わるというのは考えにくいです。仮にそのようなことがおこるとしても、特に大容量ボトルの銘柄では変化を感じにくいはずです。(長期間寝かすとコストがかかるため色はカラメル、アルコール分もエタノールで調整されていると考えられ、製造を容易にするため微妙な変化があっても味が変わらない配合にしていると思います)
また、小瓶に小出しするときにかなりの工夫がないと、お酒を移す時の方が毎回グラスに注ぐときの表面積の変化よりよほど多くの空気に触れてしまいます。

したがって、注ぎやすいとかテーブルで邪魔にならないという意味はありますが、味が変わると言う意味では納得できる理由がなさそうです。(直射日光の当たる食卓テーブルもあまり無いと思われますし)
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間違ってはいません。

理論としては。
ワインにもボトルからデキャンタに移して飲む、デキャンタージュがありますから。逆に酸化を促進させるのですが。

でも、2リットルや4リットルで販売されるウィスキーはアルコール度数も低いので揮発しにくいですし、2リットルや4リットルで買わないと足りない酒呑みには、傾けて劣化するほど長期間保存しないでしょう。
さほど効果があるとは思えません。瓶に移すときに傾ける以上の爆気と振動を与えますから。
でも樽出し酒と同じで、気分とこだわりの作法があったほうが美味しく呑めますよ。

水割りで呑むなら、試しに前の晩に加水したのを瓶に詰めて、一晩置いたのと、その場で作った水割りを味くらべしてみてください。全く違う味がしますから。焼酎ならまだしもウイスキーでは邪道ですけどね。
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