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「胸郭出口症候群」と言う病気について詳しい方、または現在治療中の方がいましたらお答え下さると有り難いです。

都内で診察をしてくれる病院があるのでしょうか?
また何科にかかれば良いのでしょうか?整形外科で良いのでしょうか?
治療中の方で治療をはじめる前と現在では症状はどの程度まで改善されたのでしょうか?
差し支えのない範囲でお答え頂けると助かります。

診察してくれる病院がありましたら、なるべく詳しく教えて頂けるとこちらも助かります。

よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

お答えします。



胸郭出口症候群は、頚から肩にかけての筋肉や筋膜の間を通ってくる神経や血管が腕や肩の位置で圧迫されて出現する症状です。でも圧迫しているのは筋肉そのものではなく、筋膜や腱膜の部分です。

これは極めて物理的な圧迫ですので、残念ながらご回答にあるような鍼治療は無効です。鍼治療で治った(ようにみえる)方は、実は胸郭出口症候群ではなかった、という場合がほとんどなのです。

この「胸郭出口症候群」は、一般に知られて使われているよりずっとずっと少ないことも事実なのです。腕を虚脱させると同じような症状になるので(わざとやっているというわけではないにしろ)誤診されている場合がとても多いのです。実際、ほんものの胸郭出口症候群を見たことのある医者、がかなり少ないのです。

本物の胸郭出口症候群を見た医者が少ないのですから、胸郭出口症候群を診断できる医者は更に少ないのです。これには理由があります。

胸郭出口症候群は神経や血管が圧迫される症状ですから、神経の検査、血管(血流)の正確な検査が必要です。でも原因が筋膜など整形外科の領域なので、患者さんは整形外科に行きます。残念ながら整形外科の医者は骨や筋肉・筋膜の知識はあっても、神経や血流の知識は豊富ではありません。ましてや検査の技術をもった医者は稀です。かくして世の中に「胸郭出口症候群」があふれることになります。

よく、肘を曲げて手を挙げるような姿勢で「手が白くなりました」というような診断がHPに載っていますが、これが曲者で、胸郭出口症候群でなくても正常な状態でもけっこうしびれたり、手が白くなったりします。

さて、どこにかかるべきか、です。整形外科と神経内科の両方のある病院であるべきでしょう。総合病院クラス以上をお勧めします。

胸郭出口症候群は、外科的に正しい治療がなされれば100%治ります。なぜなら、物理的な圧迫ですから、その圧迫の原因を取り除けばそれだけだからです。

でも・・・、けっこうな割合の患者さんが治りません。なぜなら、診断が正しくなかったからです。

胸郭出口症候群と診断されたら、くどいくらいになぜそう診断できるのか、を確かめてください。レントゲンの写真、神経伝導速度、上肢の血流測定、など必ず検査ができます。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。
お礼が遅くなってしまってすみません。

やはり総合病院クラスに行かないとダメですか。
そうなると大学病院とかになってしまいますよね。
実は以前に某大学病院に行ったのですが、待ち時間のわりには診察時間はカップラーメン作るよりも短いと言う経験をしてからあまり行きたくないのですが、回答を読ませて頂いたところそうも言っていられないようなので行ってみることにします。

どうしても痛みがあるので整形外科とばかり思ってましたが、神経内科と言うのは盲点でした。
捜して行ってみることにします。
それにしてもこの病気を知らない医師が多いのにはちょっとびっくりしました。

色々とありがとうございました。

お礼日時:2010/12/29 17:05

まず私は医師ではないことを前もって申し上げておきます。



胸郭出口症候群の主な症状としては手の痺れや冷えなどがあげられます。その原因は、腕に向かう動脈や神経が首(斜角筋)や胸(小胸筋)の筋肉の緊張で挟まれることによります。
それを調べるには、ライトテストやアドソンテストなどの整形学検査法で分かるのですが、私が知る限り日本の医師ほどひとつひとつテストで調べるなんて「面倒」なことをやりたがる人は滅多にいませんし、微妙な指先の感覚を職人芸的に覚えることに対する嫌悪感を露わにする人も珍しくありません。自分の指先の感覚より、血液検査の数字を追っかけるほうが「科学的」というわけです。ま、それは否定しませんけどね。
というわけで、そんな検査法をいちいちやるお医者さんなんて滅多にいませんからそこらへんはテキトーに診断つけるってことになります。なんて乱暴なって思いますが、例えば椎間板ヘルニアの診断にはX線検査をするなら本来は複数の方向から撮影して判断しなきゃなんないのですが、そんなことやったら面倒なので正面から一発パチリと撮って「あー、この3番4番の間が詰まっているので椎間板ですね」と診断する専門医もいるのは事実です。

んで、要はその緊張している筋肉をほぐしてやれば症状は少なくとも緩和するわけです。だから、筋肉のコリをほぐすという目的からいえば鍼治療は期待できるはずです。もちろん、そもそも鍼治療そのものがインチキだと考える医師もいます。
ただ、問題は鍼灸の先生はたいてい「整形学検査法」がお嫌いなので、ちゃんとそういう検査をする「進歩的な先生」は滅多にいないっていう問題があります。緊張している筋肉が分かればあとはそこに対して鍼でアプローチすりゃいいんですけど、我が国では東洋医学と西洋医学は江戸時代から対立関係にございましてそこをミックスしている人はなかなかいません。

そうなるとマッサージはどうか、整体はどうだとなりますが、問題の筋肉は首の深いところにありなかなかマッサージで揉めるような場所ではありません。ましてやそんなマニアックな筋肉をほぐすことに使命を燃やすマニアックなマッサージ師なんざ滅多にいません。
整体となるともう玉石混交で、「胸郭出口症候群?はぁ、食ったことねえなあ」という人がまず多数ですし、「知ってはいるけどどうすればいいか分からない」という人がほとんどです。結果、普段の自分の治療をやってみて症状が軽くなれば儲けもの、ということになります。

というわけで、西洋医学はちゃんと診断できる医師がいない、東洋医学は得てして自分たちの論理に籠もりがちで西洋学的アプローチはとろうとしない、残りの治療法は滅多にいない勉強熱心な人を探すしかない、という状況にあります。かくも不毛な状態にあるのは、胸郭出口症候群が死んだり寝たきりになるような病気(症状)ではないからだといえます。死なない病気に医者はやる気が起きないのです。なにしろまだ世間には死ぬ病気がいっぱいありますからね。
鍵を握るのは、前・中・後斜角筋と小胸筋です。滅多にいないといいますが、手が痺れるとか、右手だけやたら冷えるなんて人をちゃんと検査するときちんと結果が出るので人により重い、軽いはありますが案外にいる人は多いですよ。軽い症状の人が多いですけどね。整形外科の先生は、整形学検査法がお嫌いな方が多いんです。技術の取得にそれなりに時間がかかりますし、なにより「面倒くさい」ですからね。いちいちやってたら1人3分じゃ終わらないですから。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございました。
お礼が遅くなってしまってすみません。

そうですね、病院なんて行くと診察はほとんど流れ作業ですものね。
待ち時間の方が長くて診察時間なんてほんの数分でガッカリすることの方が多いですからね。
そうなるとやっぱりこの病名のことを知らずに通り過ぎてしまいますよね。
今回の場合だと通っている整骨院の整骨師に「胸郭出口症候群かもしれないよ」と言われ掛かり付けの整形外科の医師に言ったのですが、知らなかったですからね(^^;)
それでこうして詳しい方にお聞きしようと思った次第なのですが…。

地道に話しを聞いてくれる医師を捜すことにします。

色々と参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/12/29 17:09

胸郭出口症候群は、ハリ治療をよく行っています。



腕のしびれや肩のこり肩甲間部のこりなどが主な症状です。腕の神経は首から出て腕に向かっていますが、途中筋肉の間をすり抜けるように通っています。そこで筋肉が硬くなったりすると腕の神経に触るようになり痛みやしびれやコリを誘発します。

ですから硬くなった筋肉をハリで柔らかくします。そうすると神経も刺激される事が無くなります。

試してみてください。お大事に。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。
返事が遅くなってしまってすみません。

鍼治療ですか。
まだやったことが無いと言ってるので勧めてみることにします。
ありがとうございます。

お礼日時:2010/12/29 17:01

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