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千手観音の手は何本ですか?教えて下さい。

A 回答 (2件)

 一般的には、四十二臂で仏像を作ります。



 >胸前で合掌する2本の手を除いた40本の手が、それぞれ25の世界を救うものであり、「25×40=1,000」であると説明されている。ここで言う「25の世界」とは、仏教で言う「三界二十五有(う)」のことで、天上界から地獄まで25の世界があるという考えである(欲界に十四有、色界に七有、無色界に四有があるとされる)。
   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%83%E6%89%8B% …

 ただ、実際に千本の手を表現した作例も有ります。
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千手観音菩薩は坐像、立像共にあり、実際に千本の手を表現した作例もあります。

しかし一般的には十一面四十二腕です。(和歌山・道成寺本尊像は例外で、四十四腕を表します)。

四十二本の腕の意味については、胸前で合掌する2本の手を除いた40本の手が、それぞれ25の世界を救うものであり、「25×40=1,000」であると説明されています。ここで言う「25の世界」とは、仏教で言う「三界二十五有」の事で、天上界から地獄まで25の世界があるという考えです。俗に言う「有頂天」とは二十五の有の頂点にある天上界のことを指します。

京都三十三間堂の本尊は、鎌倉時代の仏師湛慶の代表作であると共に、十一面四十二腕像の典型作です。42本の手の内2本は胸前で合掌し、他の2本は腹前で組み合わせて宝鉢(ほうはつ)を持っています(これを宝鉢手と言います)。他の38本の脇手にはそれぞれ法輪、錫杖(しゃくじょう)、水瓶(すいびょう)など様々な物を持ちます。38手に何を持つかについては経典に述べられていますが、彫像の場合は長年の間に持物が紛失したり、後世の補作に替わっている場合が多いです。

奈良唐招提寺金堂像、大阪葛井寺本尊像、京都寿宝寺本尊像、などは、実際に千本の手を表現した作例です。像高5mを超える唐招提寺像は大手が42本で、大手の隙間に多数の小手(現存953本という)を表します。葛井寺像は、大手が40本(宝鉢手をつくらない)、小手は1,001本です。小手は正面から見ると像本体から直接生えているように見えますが、実は、像背後に立てた2本の支柱にびっしりと小手が取り付けられているんです。葛井寺像の大手・小手の掌には、絵具で「眼」が描かれていたことがわずかに残る痕跡から判明し、文字通り「千手千眼」を表したものです。
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