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日本は常任理事国でもないのにアメリカに次ぐ国連分担金を支払っています。
中国やロシアは常任理事国なのに日本より遥かに低い分担金です。
日本は常任理事国に立候補しましたが中国の大反対によってなれませんでした。
中国が大反対するには理由があります。国連は実は第二次大戦の連合国のことであって日本とドイツは敵国でした。しかも中国は日本に攻め込まれ大被害を被った。
「俺たち連合国の幹部会には絶対に敵国日本を入れないぞ」という固い決意でしょう。

では戦争が終わって一世紀経った2045年以降、戦争の記憶が薄くなって日中関係が良くなれば常任理事国になれるかというとそれも無理です。その頃にはインド、ブラジルなどの人口大国が国力をつけ常任理事国を増やすとしたらそれらが選ばれるからです。

日本は国内総生産で3位に落ち、今後人口増加が見込めないので将来は大国としての道は開けておらず、小さいながら内容が充実した国を目指すことになります。いわばスイスのような国です。

上記を考慮すると国連分担金は見直されるべきと思いますが如何でしょうか?
私の考えでは5つの常任理事国が1~5位を占めて6位に日本、7位にドイツであるべきと考えます。日本は不景気なのに無理をして分担金が二位である必要はまったくないと考えます。ご意見をお願いいたします。
参考データ
http://www.mofa.go.jp/mofaj/world/ranking/un.html

A 回答 (5件)

国連分担金の拠出根拠は不明ですが、中国を除き概ね世界経済に於けるGDP比率に比例していると思われます。


その大まかな傾向としてアメリカ・イギリス・フランス・ドイツはほぼ横ばい、ロシアはソ連崩壊後大幅減、中国は摩訶不思議な事に1970年代後半から大幅減に向かい経済的勃興以降もほぼ横ばい傾向を示し、ただ日本のみが1970年代からのGDP(当時はGNPですが)増加に伴い大幅負担増、バブル崩壊以降現在に到る経済的低迷下に於いても同水準の負担を強いられております。

その原因は60年以上前の敗戦を未だに引き摺り世界政治に於ける優等生であり続けた事、同じ状況のドイツ・イタリアに於けるECの如きパートナーを持たない事、歴代政権が常任理事国入りに色気を持ち続けた事に依ると推察しますが、翻って現状を俯瞰してみれば、質問者様が仰る通り日本の常任理事国入りは極めて厳しい、ほぼ不可能と断定しても差し支えない状況にある。
発言力に全く比例しない国連分担金は見直されてしかるべきであり、それ以前に常任理事国入りなど志向すべきではない、世界政治のヘゲモニーは欧米諸国やロシア・中国あたりに任せておけば宜しいでしょう。

日本のベクトルは豊かな生活者大国の成立に向かうべきであり、世界的に発言力を有するが国民生活が貧しい国家(例えば中国・ロシア)を反面教師にして、1人当たりのGDP・国民所得・実質購買力の向上をこそ志向すべきであると考えます。
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この回答へのお礼

>歴代政権が常任理事国入りに色気を持ち続けた事に依ると推察しますが、翻って現状を俯瞰してみれば、質問者様が仰る通り日本の常任理事国入りは極めて厳しい、ほぼ不可能と断定しても差し支えない状況にある。

同感です。もう常任理事国なんてあきらめて分担金を六位にしてもらいましょう。それでも「非常任理事国中トップだ!」と国連で威張っていれば良いと思います。

>世界政治のヘゲモニーは欧米諸国やロシア・中国あたりに任せておけば宜しいでしょう。

そうですね。日本は小さくても光る国でありたいです。

>日本のベクトルは豊かな生活者大国の成立に向かうべきであり、世界的に発言力を有するが国民生活が貧しい国家(例えば中国・ロシア)を反面教師にして、1人当たりのGDP・国民所得・実質購買力の向上をこそ志向すべきであると考えます。

全く同感です。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/02/19 21:28

No.2です。

お礼有り難うございました。
質問者様の理解力には敬服致します。

先の回答で、冒頭に申し上げている通り、拠出額が2位と言う位置には正当性があるか?と言えば、明確にあるとは言えませんので、質問者様のご意見に反対する立場では有りません。

ただ、日本の外交力や国力を考えた場合、国連を軽視出来るか?景気悪化の原因となるほどの拠出額か?と言えば、決してそうとは言い切れません。

また国連分担金も外交支出であり、それを増減すると言うことは、外交方針の転換に他なりませんし、外交とは軍事・防衛・安全保障を含みますので、我が国の安全保障のパラダイムシフトである点は、考慮されねばなりません。

日本の軍事を地政学的に考えた場合、中国やロシア、あるいは北朝鮮の様な国と、海を介し国境を接しますから、それこそ世界第〇位と言うレベルの軍事力が必要となります。
それこそ核武装を視野に入れた軍備も考慮されねばなりません。
これには新たに数千億円の歳出を要します。
現在の国連分担金やアメリカへの思いやり予算の削減で、カバー出来る金額では有りません。

また、仮に日本が軍備を拡大した場合、当然それに伴うリスクも増大しますし、そもそも軍事費とは自国の国力で算出するものでは無く、軍事的に対抗力を有すべき相手国との相対で考慮されますので、例えば日本が武装を強化すれば、中国やロシアも軍事費を拡大し・・・軍事費は言わば際限の無い経費です。

一方の国連は、我が国の安全保障にどの程度寄与しているのか、あるいは現実的に効果があるのかなどは、アメリカの核の傘も同様ですが、定量的な算出が不能です。
ただ、安全保障(の可能性?)への投資の一環としての費用は、現状の歳出範囲内で定額的であり、それなりに実効性も認められます。

少なくとも戦後、我が国が戦禍に巻き込まれなかったと言う実績は有りますし、国連主導の北朝鮮への制裁などが出来た例は無いものの、議長声明程度の実績があります。
日本の発議で世界世論に影響することくらいは充分に可能であるとは言って良いでしょう。

名実ともに「強い日本」になることは、非常に好ましいとは思います。
しかし、その強さは、他国と戦争して勝つ強さに転用可能である点は、最大の注意が必要です。

我が国が国連拠出額を減らすと言う方針転換をすると言うことが、外交政策の転進である点は、容易に理解戴けると思いますし、戦争も外交の一種ですから、外交政策を転進する場合、軍事力とセットで考慮されねばならない点も、理解戴けると思います。

即ち、平和憲法を有す我が国においては、国連救出金を減らすと言うのは、極論では有りますが、憲法改正までを視野に入れた議論であるべきです。

私自身は護憲派では有りませんし、現憲法の改正に反対の立場では有りません。
ただ、我が国の政体・政治への不信感は強く、仮に憲法の安全装置が外れた場合、「戦争をしない」と言う強さを堅持した「強い日本」が実現出来るのか?と考えると、不安が完全には払拭出来ず、外交政策(≒防衛政策)等に関しては、護憲的では無いですが、保守的にならざるを得ません。

以上から考えますと、日本の国連分担金は拠出を削減すると言う発想では無く、日本はこれ以上増大させず、今後は中国・ロシアなど大国の成長国が徐々に分担額(と国際的な責任)を増し、なだらかに日本が抜かされて行く構図が好ましいと思います。

とは言え、質問者様がご指摘の通り、中国・ロシアなどは、大国であり軍事面等で金満国家の様相を呈しつつ、その実、一人当たりのGDPが低いと言う点からも明らかな通り、格差問題等、多くの問題を抱えています。
簡単に言っちゃうと、大企業ではあっても、労働者から不法に搾取し、社長がベンツに乗っている様な、オーナー企業の様な国家です。
中長期的には、現在のままの伸び率が継続するとは思えませんし、大企業的な体裁面が強くても、足元が脆弱な上、火種がゴロゴロしていますから、いずれ経営改革せねば、経営破綻すると思います。
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この回答へのお礼

力が入った文章だと思いました。
穏健な考え方だと思いました。
それがいいのかなとも考えさせられました。
ただ・・・
こんな借金国日本が分担金二位! やはりおかしいと思います。せめて日本に勢いがあり将来国連で指導的地位を占め発言力が増すのならそのための投資として我慢できますが、その可能性がないということであればもう分担金は6位が良いと思います。

>以上から考えますと、日本の国連分担金は拠出を削減すると言う発想では無く、日本はこれ以上増大させず、今後は中国・ロシアなど大国の成長国が徐々に分担額(と国際的な責任)を増し、なだらかに日本が抜かされて行く構図が好ましいと思います。

波風は立たないと思いますが、やはり著しくバランスを欠いていると感じます。常任理事国の中国が日本より分担金がはるか下で軍備ははるか上という現状は早急に是正して欲しいです。

>簡単に言っちゃうと、大企業ではあっても、労働者から不法に搾取し、社長がベンツに乗っている様な、オーナー企業の様な国家です。中長期的には、現在のままの伸び率が継続するとは思えませんし、大企業的な体裁面が強くても、足元が脆弱な上、火種がゴロゴロしていますから、いずれ経営改革せねば、経営破綻すると思います。

私もそんな危惧を抱いておりますが、ただ中国とどっぷり組んだ現在の経済では中国が倒れたら日本の被害も甚大ですね。困ったものです。再度のご回答たいへんありがとうございました。

お礼日時:2011/02/19 21:47

国連ですが、先の大戦の際の連合国を主要メンバーとする国際期間が国連です。


ということは、本来は中華人民共和国は連合国のメンバーでは有りません。
日本を含めドイツ・イタリアの国連負担率は大きく、中国・ロシアの負担率は低く非常に不公正だと思います。

また国連総長は後進国から選出されるのが伝統となっており、昨年は後進国である韓国から総長が選出されました。毎度の事ですが、後進国出身の総長による身びいき人事による国連幹部職員登用の私物化や、総長周辺による収賄は当然の事のように行われています。

従って国連拠出金は無駄だと思います。
国際機関で発言力を持つには、ある程度の資金を出すことが重要だと言う意見もありますが、賢い(というか計算高い)中国を見習って無駄な金を出さず賢く運営したほうが良いと思います。

国連拠出金は税金のようなもので、一般民衆はだれが有力なパトロンか明らかではありません。現在世界の殆どが賄賂社会でありますから、拠出している国の自由にならず、受け取る側が拠出国に感謝する事のない資金提供など止めて、中国が行っているように対象国に直接賄賂や投資を行った方が国連に拠出するよりも安上がりで効果的だと考えます。

各種国連機関の運営に資金が必要であれば、事業毎に現地で資金を贈呈すれば良いと思います。そして資金贈呈式を大々的に行い日本のおかげでその事業が運営できていることを周知します。

国連の理事国に成りたければ、日本を入れないと世界の軍事バランスが崩れる・・と言うような軍備増強をすれば、ほっといても国連に入ってくれと懇願されます。
直接、軍備増強を行うことが出きなくとも、米国や欧州(NATO)などと武器製造開発で協力を密に行い、日本抜きには最新兵器の開発は不可能となれば最良でしょう。

日本国民は誰も戦争を望んでは居ませんが、隣人に土匪(ごろつき)国家である中国やロシアが居りますので、彼らと対等に交渉するには、彼らの価値観である喧嘩の強さを見せつける必要があります。武装ヤクザに対し丸腰では戦えません。彼ら以上の腕力を持つことが抑止に繋がります。

この回答への補足

二番のかたへのお礼を間違えて書いてしまいましたので補足欄に書きます。

>国連ですが、先の大戦の際の連合国を主要メンバーとする国際期間が国連です。ということは、本来は中華人民共和国は連合国のメンバーでは有りません。日本を含めドイツ・イタリアの国連負担率は大きく、中国・ロシアの負担率は低く非常に不公正だと思います。

そうなんです。ドイツはユダヤ人虐殺をはじめロシアで二千万のロシア人を殺しましたからある程度おとなしくする理由がありますが、日本はそれほどまでの悪行はやっておりません。ドイツがおとなしくしているからといって日本までもが唯々諾々とお金だけ貢いでいるのはまるでアッシー君、メッシ―君、ミツグ君の世界だと思います。

>また国連総長は後進国から選出されるのが伝統となっており、昨年は後進国である韓国から総長が選出されました。毎度の事ですが、後進国出身の総長による身びいき人事による国連幹部職員登用の私物化や、総長周辺による収賄は当然の事のように行われています。

確かにそうですね。

>国際機関で発言力を持つには、ある程度の資金を出すことが重要だと言う意見もありますが、賢い(というか計算高い)中国を見習って無駄な金を出さず賢く運営したほうが良いと思います。

日本はできないでしょうが、ある程度まではやって欲しいです。

>受け取る側が拠出国に感謝する事のない資金提供など止めて、中国が行っているように対象国に直接賄賂や投資を行った方が国連に拠出するよりも安上がりで効果的だと考えます。

そうですね。中国はずる賢いです。貧乏人の権利を最大限に享受し受け取った日本からの援助金をアフリカに送り手なずけてるんです。歴史のある国は狡猾です。日本は島国ですから・・・

>各種国連機関の運営に資金が必要であれば、事業毎に現地で資金を贈呈すれば良いと思います。そして資金贈呈式を大々的に行い日本のおかげでその事業が運営できていることを周知します。

そうですね。鈴木宗男はよく非難されますが、私は鈴木宗男式が良いと思います。援助金+人物+現地での接触です。日本はお金をあげるだけ。これでは効果が薄い。通帳にいつの間にか振り込まれたのではありがたく思いません。現地に行って小切手を手渡しして橋の建設にはエンジニアを送って開通式にはテープカットしなければ現地の人から感謝されません。日本は匿名の援助、伊達直人みたいなことになっています。

>国連の理事国に成りたければ、日本を入れないと世界の軍事バランスが崩れる・・と言うような軍備増強をすれば、ほっといても国連に入ってくれと懇願されます。直接、軍備増強を行うことが出きなくとも、米国や欧州(NATO)などと武器製造開発で協力を密に行い、日本抜きには最新兵器の開発は不可能となれば最良でしょう。

理解できますが、これではいつか来た道になってしまいます。

>日本国民は誰も戦争を望んでは居ませんが、隣人に土匪(ごろつき)国家である中国やロシアが居りますので、彼らと対等に交渉するには、彼らの価値観である喧嘩の強さを見せつける必要があります。武装ヤクザに対し丸腰では戦えません。彼ら以上の腕力を持つことが抑止に繋がります。

私はロシアと中国は分けて考えたいです。仰るように本質的には同じタイプですが、立場がまるで違います。
中国から見た日本は、昔文明を伝えてあげた弟分のくせにいつのまにか強くなり恩人の国に攻め込み多数の国民を殺した国ということで根強い恨みがあります。
ロシアは日本に恨みがなく、逆に日本が恨みをもっています。日本側が広い心で恨みを忘れてあげれば忽ち友好国になれます。従ってロシアとは和睦すべきだと思います。
中国とは喧嘩をする必要はありませんが、尖閣諸島では日本単独で防御できるように万全の態勢を作っておくべきだと思います。中国は陸軍はとんでもない数がいますが、空軍と海軍はさほどでもないので十分互角に戦えると思います。ご回答たいへん参考になりました。ありがとうございました。

補足日時:2011/02/19 09:00
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この回答へのお礼

>高額な国連分担金を負担しているからこそ、現状の国際的発言力があるワケだし、国連分担金に限らず、ODA等も含め、海外協力をしている恩恵で、我が国は世界各国から最も愛されている国家の一つです。

そういう考え方もありますね。でもなんだか・・・

>身近に中国,韓国などがあるためか、日本は世界中で嫌われモノの様に思っている人も少なく有りませんが、実際は正反対です。日本を嫌っている国は圧倒的に少数派であり、むしろその少数派が世界から嫌われていると言うのが実情です。

確かに。

>特に外交下手な日本では有りますが、国連では比較的活躍の場が多く、言い換えると日本の外交は比較的国連重視です。

そのようですね。

>国連分担金が、日本の外交に寄与し、貿易や経済にプラス影響を与えている部分を考慮すれば、単純に拠出金を「損」と見做すのは早計でしょう。

そのような考え方もありますね。

>それと、そもそも国連は、資本主義国の主導で構成されていると言う点は、認識されているのでしょうか? ある程度、資本主義国の負担金が多く、ロシアや中国に恩恵を与え、大人しくさせている部分があります。

同感です。これはまあ、同業者組合かなんかで比較的良識があり、穏健派リーダーがちょっと癖のある、わがままな組合員をなだめて委員に祭り上げて名誉を与えておく。つまりおいしい思いばかりさせて会費の負担は穏健派がやる。そして穏健派のリーダーは同じく穏健派の協力者に「お金のほうを頼むね」とかなんとか言って大和くんあたりは「リーダーから協力を要請されたから」と律儀に高額会費を納めているといったところでしょう。

>中国は、GDPで日本を抜いたと行っても、一人当たりのGDPなどで見ればかなりの後進国です。インド,ブラジルも、中国と同様の問題を抱えます。これら各国に厳密な意味で抜かれる時代は・・・かなり先でしょうね。

まあたしかに一人当たりに換算するとそういう考えはできますが、であるならば中国とロシアは一人あたりの所得はまだ小さいのだから軍艦などを作るのは分相応にしていただかないと・・・ 軍艦では国力に応じたもので国連の分担金は一人当たり所得というのは身勝手だと思います。でも貴方のお考えはたいへん参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2011/02/19 08:27

日本の分担金が2位である必要性は無いと言う点は同意しますが、「まったくない」とまでは言えないでしょう。



高額な国連分担金を負担しているからこそ、現状の国際的発言力があるワケだし、国連分担金に限らず、ODA等も含め、海外協力をしている恩恵で、我が国は世界各国から最も愛されている国家の一つです。

身近に中国,韓国などがあるためか、日本は世界中で嫌われモノの様に思っている人も少なく有りませんが、実際は正反対です。
日本を嫌っている国は圧倒的に少数派であり、むしろその少数派が世界から嫌われていると言うのが実情です。

資源が無く、技術立国である日本は、世界各国と親交を深めることが不可欠であり、国連分担金の多寡は別として、国連分担金も世界各国と親交を深める上で、非常に有益では有ります。
特に外交下手な日本では有りますが、国連では比較的活躍の場が多く、言い換えると日本の外交は比較的国連重視です。
国連分担金が、日本の外交に寄与し、貿易や経済にプラス影響を与えている部分を考慮すれば、単純に拠出金を「損」と見做すのは早計でしょう。

それと、そもそも国連は、資本主義国の主導で構成されていると言う点は、認識されているのでしょうか?
ある程度、資本主義国の負担金が多く、ロシアや中国に恩恵を与え、大人しくさせている部分があります。
従い、中国を抜いて考えれば、引き続き日本はGDP2位扱いです。

また、国内事情で、上述で切り離した国連分担金の多寡については、日本の国力(GDPなど)や財政規模から考えると、「日本は不景気なのに無理をして分担金が」と言うレベルの拠出額とは言えないでしょう。
逆に言えば、国連分担金の拠出を止め、それを経済対策に回せば、日本の経済が回復するのか?を設問にすれば、明らかにNoだから。

中国は、GDPで日本を抜いたと行っても、一人当たりのGDPなどで見ればかなりの後進国です。
インド,ブラジルも、中国と同様の問題を抱えます。
これら各国に厳密な意味で抜かれる時代は・・・かなり先でしょうね。
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この回答へのお礼

>高額な国連分担金を負担しているからこそ、現状の国際的発言力があるワケだし、国連分担金に限らず、ODA等も含め、海外協力をしている恩恵で、我が国は世界各国から最も愛されている国家の一つです。

そういう考え方もありますね。でもなんだか・・・

>身近に中国,韓国などがあるためか、日本は世界中で嫌われモノの様に思っている人も少なく有りませんが、実際は正反対です。日本を嫌っている国は圧倒的に少数派であり、むしろその少数派が世界から嫌われていると言うのが実情です。

確かに。

>特に外交下手な日本では有りますが、国連では比較的活躍の場が多く、言い換えると日本の外交は比較的国連重視です。

そのようですね。

>国連分担金が、日本の外交に寄与し、貿易や経済にプラス影響を与えている部分を考慮すれば、単純に拠出金を「損」と見做すのは早計でしょう。

そのような考え方もありますね。

>それと、そもそも国連は、資本主義国の主導で構成されていると言う点は、認識されているのでしょうか? ある程度、資本主義国の負担金が多く、ロシアや中国に恩恵を与え、大人しくさせている部分があります。

同感です。これはまあ、同業者組合かなんかで比較的良識があり、穏健派リーダーがちょっと癖のある、わがままな組合員をなだめて委員に祭り上げて名誉を与えておく。つまりおいしい思いばかりさせて会費の負担は穏健派がやる。そして穏健派のリーダーは同じく穏健派の協力者に「お金のほうを頼むね」とかなんとか言って大和くんあたりは「リーダーから協力を要請されたから」と律儀に高額会費を納めているといったところでしょう。

>中国は、GDPで日本を抜いたと行っても、一人当たりのGDPなどで見ればかなりの後進国です。インド,ブラジルも、中国と同様の問題を抱えます。これら各国に厳密な意味で抜かれる時代は・・・かなり先でしょうね。

まあたしかに一人当たりに換算するとそういう考えはできますが、であるならば中国とロシアは一人あたりの所得はまだ小さいのだから軍艦などを作るのは分相応にしていただかないと・・・ 軍艦では国力に応じたもので国連の分担金は一人当たり所得というのは身勝手だと思います。でも貴方のお考えはたいへん参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2011/02/19 08:29

まずは、日本そのものの戦略が固まっていない事がいちばんの問題です。


常任理事国となってもアメリカのイヌである事に変わりはないし、尖閣問題のような
国境問題をあんな結末で迎えた国に常任理事国の資格があるとは思えません。
また、分担金を下げる発言を通すための信頼度をどの国からも得られていません。
言ってしまえば、営業下手なだけでなく、何がしたいのか分からないというのが現状です。

ただ、外交というのは交渉能力に尽きます。半世紀以上、外交戦略を棚上げしていた
日本には、分担金について意見を主張するだけの資格も能力もありません。ぶっちゃけて
言えば、「勉強して出直してこい、この小童が!!」という状態の改善に努めるしかありません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
私は長年外国に住みましたので日本を外側から見ておりました。外国から見ると日本はそんなに捨てたものではないと思います。

お礼日時:2011/02/19 07:10

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