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代数学の基本定理って何ですか?

A 回答 (2件)

解の個数を話に持ち込むと、


重根の扱いが微妙になります。

通常は「複素係数の代数方程式は、複素数の範囲に
(少なくともひとつの)解を持つ」
ことを、代数学の基本定理と呼びます。
代数方程式とは、多項式=0 という形の方程式
のことです。

同じことを「複素数体は、代数的閉体である。」
と言ったりもします。

これと、因数定理とを組み合わせると、
よくある「n次方程式には解がn個」という形
になります。「解の重複も込めてn個」ですね。
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この回答へのお礼

わかりました。ありがとうございます

お礼日時:2011/03/23 16:12

 2次方程式は、実数の範囲では解があったりなかったりしますが、複素数の範囲まで広げれば、必ず解が2つになります。

(重解は2つの解が重なっているので、2つと数える)

 これを一般化して、n次方程式は解をいくつ持つだろうかという問題を考えるとき、n個の解が複素数の範囲で存在するだろうか、それとも2次方程式で実数だけでは必ず2つの解があるとは言えず、複素数まで範囲を広げたように、複素数より広い範囲の数を考えなくてはならないか、というようなことになるわけですが、結論としては

「複素数を係数とするn次方程式は複素数の範囲でn個の解を持つ」

ということが言えます。これを「代数学の基本定理」といいます。

 証明はガウスが行なったのですが、その中身は難しくて私にはわかりません。
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この回答へのお礼

わかりました。ありがとうございます。

お礼日時:2011/03/23 10:06

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