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今週末に最終決定を出さなければならないので、
屋根勾配と軒の出について教えて頂きたく質問させて頂きます。

木造軸組み工法で限りなく総二階に近く、切妻屋根、
屋根材はスレート(コロニアル)、外壁はサイディングです。

『軒の出について』
以前、別の質問の際に「屋根も軒も4寸が理想的」とご教授頂いた事が
あるのですが、依頼先の建築会社曰く「昔ながらの和風の平屋ならまだしも、
最近の家はそんなに軒を出さない。25cmが良い。」と言われています。
耐久性についても話しましたが「昔と違って最近の建材は優秀だから
問題無い」と言われました。

(1)ネットで調べると、外壁が"木造の場合"は耐久性の観点から
「最低でも60cmが望ましい」と書かれておりましたが建築会社の
言う通りサイディングの場合は25cmでも大丈夫という事なのでしょうか?

(2)知人の大工も「最低でも60cm。意匠なんかどーでも良いから軒を出せ」と
言われましたが「意匠はどーでも良い」とも思えないため悩んでおります。
機能性だけでなく意匠も考慮した場合、何cm位の軒の出がバランス良いと思われますか?

『屋根勾配について』
(3)スレート(コロニアル)のメーカー推奨が3.5寸以上となっており、建築会社も
3.5寸が良いと言っていますが、3.5寸「以上」と言う事は、以前に別の方が
仰っていた通り4寸勾配にしておいた方が良いものなのでしょうか?

大変お手数ですが、ご教授頂ければ幸いです。

A 回答 (10件)

軒は長いほど良いと思います。


私が以前建てた家はコロニアルで1尺でした。
日当たりが良く南面は全て大きな掃き出しでした。
夏は地獄のような家でした。
夏は家に入ると温室のように暑かったです。
紫外線により10年で床板は傷みました。
今は瓦屋根の古い中古住宅で2尺です。
夏も涼しく外から入ると締め切っていてもひんやりしています。
冬の日差しを確保するより、夏の日差しをさえぎる事の方が重要だと思います。
日本の家は夏向きが良いと言います。
理想の軒の長さは、軒から窓の下端までの高さの1/3が良いだったと思います。
夏の日差しをさえぎり、冬の日の入る長さです。
冬の日を入れることより、夏の日を遮るちょうど良い長さだと思います。
私の家は2尺ですが、庇が低いため1/3になっています。
当然家の中は少し暗いです。
屋根の勾配もきついほど良いと思います。
天井裏も大きくなります。
汚れも雨で流れますし、良い事はあっても悪い事は無いのでは。
安く建てたコロニアルの家は暑いですよ。
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この回答へのお礼

ご回答どうもありがとうございます。

<<コロニアルで1尺=温室のように暑い+床が傷む=地獄のような家
見事なコンボで実に分かりやすい例えだと思いました(笑)
やはり経験談は説得力が違いますね。自身が灼熱地獄に置かれた
状況が想像出来ました。2Fリビングなので特に恐ろしいです。

<<2尺で窓の1/3=冬の日は入るが=家の中は少し暗い=でも夏涼しい
「窓の1/3が良い」は複雑な計算を要さず、基準としてとても分かり
易いので非常に助かります。天井高2400mm-床立ち上がりと天井から
窓までが各300mm、窓は1,800なので1800÷1/3=600mmって事ですね!
床立ち上がりがある分さらに床への直射日光が遮られる事を考えると、
600mmあればそこそこ涼しくなる(断熱性能は別として)のかなと
答えに近付けた気がします。

<<安く建てたコロニアルの家は暑いですよ。
ご推察の通り、ローコスト住宅のコロニアルです。
やはりそうですか。壁断熱10K-75mm-GW、天井断熱10K-100mm-GW、
「断熱性能は充分ですよ」と言われていますが、全く安心出来ない
仕様だとは思っていました。
西側にエコカラットとダウンライトを配して、シャレた感じにしながら
窓を無くす西日対策で少しでも暑くならないようになれば良いな~なんて考えてます。

西側断熱材と天井断熱材だけでも強化したいところなのですが、
従来からのグラスウール不足+震災の影響で断熱材が入手出来ないなんて
話がそこかしこに溢れているので何とも言えませんが…。

とても分かりやすい例で丁寧にご教授頂き、誠にありがとうございました。

お礼日時:2011/04/12 00:08

軒の出は確かに出ていたほうが、外壁の耐久性は高いです。

また、冬の寒い時期に太陽の日差しが家の奥まで届き、夏場には太陽が高いため日差しは室内へ入りにくくなります。
その為、庇等で軒は無くても調整することが望ましいです。
軒を出すと意匠的には好みがとても分かれます。ですが、庇等によってきちんと環境対策を行えば軒を出す必要性は抑えられます。軒を出すということはその分コストもかかります。昔の家のように建具が木製で気密が悪く雨戸も木製の場合や、外壁は藁だったりモルタルだったりとする時には軒による外壁保護等が必要です。
昨今のサイディング等では軒を出して外壁を保護する必要性は低いですしシーリングの劣化は雨等だけでなく紫外線によるもののほうが大きいと思えます。
つまりは、全体のバランスでそれを考えるのが設計者の力量です。設計の方にご相談してみてはいかがでしょうか。
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我が家は木造軸組、切り妻屋根の洋風建築です。



屋根勾配は屋根材の指定範囲に収めれば問題ありません。我が家の屋根材はオークリッジプロ(ファイバーシングル)で、4/10(4寸勾配)にしました。雨漏りという点からはもっときつい方が良いのかもしれませんが、これ以上勾配がきついと屋根を点検する際ににつらいかな、と思ったためです。

3.5寸より4寸をお奨めします。


また軒の出は1,200mm(4尺)としました。理由は、
・夏場の強い日射を室内に侵入させないため(冬場は太陽が低いため十分室内に光が入ります)
・外壁・窓への雨のかかりを極力避けるため(1Fは駄目ですけど)
・ベランダのぬれを極力避けるため
です。

最近は、デザイン上の問題か、材料をケチるためかわかりませんが、軒の出がほとんどない家、少ない家が多いようです。

我が家は時代に逆らい実利を取りました。デザイン上も全く違和感ありません。設計力の問題だと思います。

ネットや知人の大工さんが言うように、最低600mm(可能であれば900mm)の軒の出をお奨めします。

ただ、軒を長くする際の注意事項としては、軒の出が長いと台風などの強風時に屋根にかかる力がかなり大きくなります。しっかりした垂木/桁を用いることと、ハリケーンタイ(あおり止め金具)を全ての垂木に施工させるようにする必要があります。
我が家では、ツーバイ用のハリケーンタイを用い、全ての垂木に対してハリケーンタイで桁としっかり結合させるように指示しました。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

tkofjiさんは1,200mm(4尺)との事、軒長いですねぇ~。
それだけあると洗濯物を干していて突然のにわか雨に
降られても大丈夫そうですし、ベランダが汚れにくそうで
良いですね。

改めてお伺いしたいのですが、軒を長くすると良い点は
皆様からもご教授頂き、身に染みて理解できたのですが、
tkofjiさんが1200mmで感じたデメリットはございますでしょうか?
私の場合に現状で考えると600~ベランダが900mmなので最大900mmに
しようと考え出しているのですが「夏の陽射しが防げる代わり常に
部屋が暗くなる」などを恐れております。

周辺家屋との距離などの状況によって異なるとは思うのですが、
いかがでしょうか?

補足日時:2011/04/12 19:08
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うちは寄せ棟4寸勾配、軒は50cmですね。


もう少し出したかったのですが、道路斜線の関係もあり無理でした。
耐久性よりも、真夏の太陽光を遮りたかったのが理由の一番ですね。
昔の木材で囲まれた家ではないですから、雨の降り込みに関してはさほど気にしなくても良いとは思いますが。

ハウスメーカーからは、50cmなら許容範囲かなぁって話しでしたけど実際に夏を経験して、やはりもう少し出せたらなと思いましたね。

真夏の太陽光を遮るには、60cm以上、出来れば90cm程度が良いって言われました。
冬は太陽の南中高度が下がる為、太陽光は入って来ますしね。

スレートの場合、4~5寸くらいが多いです。
緩勾配ですと水切りも悪く、横風の強いような雨の時は、雨が逆に昇ってしまい、雨漏りにもしやすくなります。
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この回答へのお礼

ご回答を頂きありがとうございます。

<<真夏の太陽光を遮るには、60cm以上、出来れば90cm程度が良い
出来れば90cmも出すと良いんですね。元から言われていたのが
25cmで殆ど無いに等しい状態であったため、その差が大きくなる程、
元々の25cmは何だったんだと思ってしまいます。

感覚的に水は下に落ちるものだと思っており、横風のことなど
まるで考えていませんでした。が、確かに仰る通り日々風は
吹いていますし、強い日もちょこちょこ無きにしもあらず…。
その度に不安な思いをするよりは安心出来る勾配が良さそうですね。

経験談を交えて丁寧にご教授頂き、ありがとうございます。
とても分かりやすく理解できました。

お礼日時:2011/04/12 18:36

雨水が素直に流れているうちはいいのです。

汚れ、コケ、ことに切妻のけらばなどは水の流れが素直にさっと流れきってくれない傾向があります。
屋根勾配は緩ければゆるいほど屋根面積は少ないのでお安いです。軒のでもないほうが屋根面積は小さいです。どうも、けちな建築会社であると感じてしまいます。

4寸以上は絶対ほしいです。4寸でも痛んだけらばを見たこともあります。
推奨が3.5ではありませんよ。最小勾配が3.5以上なんです。最低の勾配ということです。

長ければ長いほうがいいですが垂木が小さいと風に持っていかれます。
5~60センチはほんとにほしいですね。25センチでは軒裏もないどころか小屋裏換気も取るのか怪しいですね。妻から取るのか、軒先換気金物でも使うのかそのあたりも確認してくださいね。
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この回答へのお礼

kei1966さんには以前にもご教授頂き、助けて頂きました。
今回もご丁寧にご回答を頂きありがとうございます。

やはり"最低3.5寸"なんですね。
そして長ければ長い程良いが、垂木が小さいと風で持っていかれるとの事。
垂木のサイズや換気器具を付ける位置も確認する必要があるんですね。

いつも丁寧にご教授を頂き、本当にありがとうございます。
非常に助かっております。

お礼日時:2011/04/12 11:57

軒の出で悩んでいるようですが600以上は絶対に確保しましょう。


建材がよくなっているからなんて話にならない言い訳です。
屋根の勾配も4寸でいいと思います。(もっとあってもいいと思います。)

切り妻屋根の衣装からいくと軒の出もさることながら妻の出も確認してきましょう!
軒の出が浅いということは妻側も浅いということでしょう。

また600という寸法もどこからどこかも確認しておくとよいでしょう。桁に芯から直線で250ということになると見た目ではほとんど軒の出はないのでは・・・。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

<<軒出600mm以上は絶対確保、建材が良くなってるからは話にならない
やはり600"以上"と言われる程、軒の長さは重要なのですね。

<<屋根勾配も4寸で良い(もっとあっても良い)
勾配が強いことのデメリットはコストアップと建物の見た目が
「おでこが広いような状態?」になることぐらいでしょうか?

<<桁に芯から直線で250ということになると見た目では殆ど軒の出はないのでは…。
そうなんです。この建築会社の建てた家は大抵ガルバリウム0.5寸勾配屋根の
BOX形状でした。私も元は意匠的にBOX形状を望んでおりましたが、ガルバリウム
屋根の伝道熱暑さや雨音、軒無しのデメリットを知り、スレートで勾配を設け、
軒を出さなくては…と考えるようになりました。

建築会社との会話は節々から「軒が長い家=古臭くてダサい家」的な考えを持って
いる事が強く感じられます。また、相談すると何につけても「クレームが無いから大丈夫」
しか言わないので論理的な説明が無く、到底納得(安心)出来ないのです。

皆さんに相談し、やはり「クレームが無いから大丈夫」ではない事が分かりました。
クレームにはならないかもしれませんが、十年後の建物劣化あたりで施主は後悔して
いるかもしれない……と勝手に想像してしまいます。

ご回答を頂き、ありがとうございました。

お礼日時:2011/04/12 00:21

#2です


尺5 尺5寸 45cmです

なお軒の出を大きくすれば、その分屋根の面積が増えます
それだけ費用が増加します、このことを失念なされないように
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この回答へのお礼

尺5寸=1尺5寸ですね。完全に読み違えていました。
面積増加=費用増加 なるほどです。
イニシャルの費用増加もさることながら、ランニングの
費用増加が一番恐ろしいので併せて考えたいと思います。

どうもありがとうございます。

お礼日時:2011/04/11 23:49

i家のデザインは勾配とか軒出などをそれぞれ単独で決めるものではなく、何風の意匠にするのか、梁間や桁行はどうなのかなどをはじめとして色々な要素が絡んで決めるものだとはご存知だと思います。



近年は何とかハウスなどが各社独自の統一的デザインで客の希望を聞くまでもなく社内で決めてしまっている事が多く、それ以外を施主が希望する際には色々とそれらしい理由を付けて避ける傾向があると思います。

その傾向が強い会社ではないでしょうね。建築会社も千差万別です。

「屋根も軒も4寸が理想的」
うーん、何をもって理想だと判断されたのでしょうか。余りに単純化した考え方のような気もします。コロニアルが発売された当初は緩勾配に強いから3寸でも良いと言われていたと思いますが、屋根材はコロニアルを使うのだと限定するなら最低3.5寸ですが4寸以上なら問題はあまりないでしょう。下地防水ルーフィングの問題も釘穴の問題もあります。何かを決める時に、ある一つを持ち出してそれがあるから大丈夫と言ってしまうのは後々に問題に出くわす事がありますから何にしてもじっくり検討して下さい。軒出は外壁材が確かに向上して来てはいますが、それだけの問題ではありません。窓やテラス戸の庇が深くないと雨が降り込みやすいので、それへの考慮が十分でないなら60センチから90センチ欲しいです。「25センチでも十分」と言う判断は私ならしません。外気を遮断するのが当たり前のビルなら別ですが、自然を感じながらの生活を希望するなら雨の多い日本で軒出を確保するのはごく自然の事です。60センチから90センチと申し上げましたが、ご質問(2)のバランスを問われるならば設計図を見なければ自信を持った事は申し上げられません。また軒出だけでなくケラバ出も要チェックです。

それらの決定には、予算配分の問題も無視出来ません。予算が決まっていて融通が利かないなら如何に軽いコロニアルでも80センチも出せば垂木の太さ(立ち上がり寸法)と間隔と言う、予算総額に直結する問題に突き当たります。

ご質問者さんから見ればはっきりしない回答だと思われるかもしれませんが、今週末とは切羽詰まらされていますね。ペースにはまってしまっているのでは?。家はそれこそ全体のバランスと予算です。もう少し加えるなら発注者家族の生活スタイルがどう設計に反映されるかです。

少し余分な事を申し上げました。
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この回答へのお礼

ご丁寧にご回答頂き、ありがとうございます。

ケラバ出…について検索しました。
妻側の出っ張りをケラバ出と呼ぶんですね。初めて知りました。

そして、軒を出せば垂木の太さや間隔にも気を付けなければ
いけないなどは知りませんでした。理屈で考えればなるほどです。

<<少し余分な事を申し上げました。
とんでもないです。苦言を呈して頂けるのも非常に有り難いこと
だと感じます。仰る通り、急いでも慌てずに判断したいと思います。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2011/04/11 23:47

日本では軒の出は2尺は欲しいですね


前の家は3尺 今は尺5です、耐久性は問題ないのかもしれませんが使い勝手はできれば3尺欲しい状況です
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この回答へのお礼

ご返答頂き、誠にありがとうございます。

>>日本では軒の出は2尺は欲しいですね
やはり600mm位は必要ということですね。

>>今は尺5です
っ!!ってことは1515mmですか?!
それだけ長くても冬の日差しってものは
入るってことですか・・・。

夏の日差し角度、冬の日差し角度を元に
直射日光が窓から室内に入る角度を計算
する?日射取得係数なるものがあると
発見しましたが、計算式が複雑で素人には
難しそうです・・・。

設計士に言えば計算して貰えるものなんですかねぇ。

ご返答を頂き、ありがとうございました。

お礼日時:2011/04/11 20:36

屋根勾配は北側斜線とかもんだいなければ4寸にできるならそうしたほうがいいと思います。


軒の出は最近の家は短いものもいくらでもあります。25cmというのはほとんど雨除けの効果はないですね。
確かに最近の建材は大丈夫なのかもしれませんが、夏場の陽射しなど考えると60cmくらいはとりたいですね。
古いと言われるかもしれませんが。
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この回答へのお礼

早速ご回答を頂き、ありがとうございます。

<<夏場の陽射しを考えると60cm~
2階リビングでただでさえ1階リビングと比較するとやはり
暑いのでしょうから、夏場の陽射しは非常に気になるところです。
やはり軒の出は60cm位はとった方が良いのですね。
この「軒短い=新しい、軒長い=古臭い」みたいなのは
何なんでしょうね。流行りですかね…。

皆さん家を建てる際に修繕費までローン計算に組み込んでいる
ものなんでしょうかね。。。
意匠がどうでもよいとは思いませんが、こまめにメンテナンス
する程の費用を捻出する余裕があったら、少しでも繰り上げ
返済したいなんて正直考えてしまいます。

ご返答ありがとうございました。

お礼日時:2011/04/11 20:31

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