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池田小事件の宅間死刑囚は親に対して相当な怨恨があるようで、自ら控訴を取り下げて死刑を確定させた営為は親への「みせしめ」を演出したようにも思えるのですが、周辺の詳細をお教えください。
自らの不遇を環境のせいにして、世を呪い人を呪う幼稚な知性の人を時折みかけますが、宅間死刑囚はの心の闇(病み)はどのようなものなのでしょうか。凄絶というより哀切にも感じられるあの眼差しは何を語っているのでしょうか。

A 回答 (5件)

http://www004.upp.so-net.ne.jp/kuhiwo/takmar.html
連続殺人犯はしっかりとした理性を持ち、善悪がちゃんとわかるが、人を殺すことがやめられないそうです。
そして早く警察に捕まりたくて、次の殺しまでの期間がだんだん短くなっていくのだそうです。

その短くなっていく理由は「HELP ME!」というメッセージが含まれているのではないかと思います。
誰に助けを求めているのか?
それは警察や世間に だと思います。
自分では自分をコントロールできないのだと思います。
そして今の世の中は自分を助けることができないとしっかりとわかったので、宅間死刑囚は「何もできない世間でも 一つだけ俺のためにできることがある、それは俺を死刑にすることだ」というのが彼の真意だったのではないかと思います。



25年間殺人者を調査した人の書いた本があります。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334961 …
ここには 殺人者や矯正不可能な社会反逆者は殺すべきか、治療するべきか と言う問いを我々に投げかけています。
そして国家は 今の日本は宅間死刑囚を矯正する能力は無い、社会の利益にならないと判断し、彼を生かし続けることは今の社会の不利益になると判断し、彼の命を絶つことを決めたのだと思います。

昔は壮絶な生い立ちでが人格を歪めたので殺しをするようになったと理解していたようですが、近年はそんなにひどい生い立ちではないにも関わらず、殺人をする人がいるのが目立ってきています。
殺人者の言い分を聞くと、確かにトラウマはあるようですが、それはその人に限ったものではない。
沢山の人がそういう理不尽な体験をしながら、まっとうな成人になっていきます。
ある者は世の中を卑屈な目線で捕らえて、世の中が悪いと自分の犯行の理由は世の中の悪さのせいして、それが最終で真実であると決定してしまう人もいます。

どうして同じ体験をしながらほとんどは人を殺さないのに、その人は人を殺してしまったのか と考えた時、脳の問題ではないかと言われています。


ちなみに
http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=1348546
に脳や心に関することが書いてあった本の中身を抜粋したものを投稿しています。
No.1が私が書いたものです。

犯罪を犯した人を罰するだけでは全然不十分です。
生い立ちのせいにしたり、性格のせいにするだけでも不十分です。
殺しはなくなりません。
殺しがなくなるためには、原因をつきとめなくては と思います。

宅間死刑囚の場合は所属感が持てなかったように思います。
所属する器は何度も彼に訪れたが、彼は留まることができなかった。
何が彼を器から毎回追い出し続けたのか。
彼の脳が犯人ではないかと思います。
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 こんにちは。



>自らの不遇を環境のせいにして、世を呪い人を呪う幼稚な知性の人

 集団による暴行、脅迫、強要を受けていて、そういった言動をとる人もいるのでは。周囲が何をしてきたか、そういった視点が欠けていると思います。
 どうして肉体的に虐待しすぎているのを止めてくれなかった、その虐待からの逃げ場すら与えてくれなかった、そういう意味かもしれません。
 自分が受けてきた虐待を総合したら、そういった犯罪になると思い至ったのかもしれません。初めから、自殺する気だったようです。

>精神病院
 看護師集団による暴行、脅迫、強要が癖になっている場所です。以下の記事が参考になるといいのですが。

参考URL:http://www.shikoku-np.co.jp/news/social/200410/2 …
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先日、彼に接見した臨床心理士はアダルトチルドレン問題に詳しい人で、本も出版されてる方だったようですね。



彼の被害者性をアダルトチルドレンの概念から認めてあげて、彼を少しでも癒して、贖罪の気持ちを引き出そうとしたのではないかと思われます。

密室の家庭で何が行われてきたか、おそらく幼かった当人も、それをしてきてしまった両親も、客観的に知ることは出来ないのではないでしょうか。
これが普通だと思って育った家庭で教え込まれた教義が、世間では通用しなかった、あまりにも常軌を逸したものだったのかも知れませんね。
不確実な情報なのでここには書きませんが、いろいろ噂はあるようです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

参考になりました。

お礼日時:2003/10/07 11:30

私にはこの事件が、日本の国が抱えている問題を見事に象徴している様に思います。


日本に生まれつつある新たな社会階層(かーすと)に対して宅間は反逆を心みたのだと見えます。要するに
貧乏人が支配階級の子供達を殺した。そういう犯罪です。現在日本でも息苦しいほどの階層化が進んでいます。男で在れば生まれた家によってその殆どの人生は既定されてしまいます。政治家の息子は政治家、医者の息子は医者に、芸能人の子供は芸能人にといった具合です。この国の憲法では職業選択の自由がうたわれていますが、実体は士農工商時代と大差ないように思います。
これは友人の編集者から聞いた話ですが。(宅間の弁護士に会う機会が在ったそうです)宅間は自分の犯した罪の重さを十分に理解しているとのことです。そして法廷以外では涙さえ見せるとの事です。
宅間は法廷で殺人の罪について裁かれました。一方宅間の望んだことは日本における新しいカーストについて法廷で議論されることだった様に思います。
彼の絶望の深さは想像に難くありません。控訴を取り下げたの理由としてこれ以上裁判を続けても殺人についてしか審議されないのであれば不毛の一言につきます。そうっいった意味で控訴を取り下げたのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

判決を控えての彼のコメントの中でも親への憤懣が噴出していましたので、そこが気になり質問させていただきましたがカーストですか。
交通事故の遺児など貧しくても努力して夢を実現している人が無数にいるのですが……彼が文章を残していってくれるといいのですが、その見込みはなさそうですね。

お礼日時:2003/09/28 19:38

こんにちは。



本当は無罪を確信して居たのに、予期せぬ判決でふてくされて居るだけ・・・・
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

判決を控えての彼のコメントの中でも親への憤懣が噴出していましたので、そこが気になります。

お礼日時:2003/09/28 19:32

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