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理学部物理学科志望の高校生です。
小学校の頃に出会った理学の本に魅了され、一時は学者を志してました。
しかし高校の物理や数学程度で躓く自分には、才能や物理家としての適性も備わっていません。先日、高校の物理の先生にも、「君にはむいてない」と言われました。

別に成績が悪い訳ではありません。定期テストはクラスでは常に2位か3位ですし、模試では学校1位は当たり前、でも自分の通ってる高校は偏差値60もない普通の私立高校です。
高校入学後は研究費用の豊かな京都大学に行こうと必死に勉強してきました(具体的には入学式の次の日から毎日、放課後に図書館で閉館の9時まで)が、いくら勉強してもなかなか必要な偏差値までたどり着けません。最近は現実を見て、志望校を名大にまで引き落とそうかと考えてます。
中学の頃からよく知る親友や、転校してきた中国人は、ほとんど勉強していないのに、駿台模試で偏差値70を楽に叩き出す天才です。偏差値と研究が無関係なのは良く分かってますが、
学者なんていうのは、彼らのような高校の内容なんて簡単過ぎると思ってる人たちが志すべきで、自分が目指す道ではないような気がします。

さて、才能の欠片のない僕のような人が大学で理学部物理学科で理論物理なんて勉強したら、大学院に行っても博士課程には進まず就職するのが一番でしょう(博士課程でやりたい研究をやっても僕のような人は一生、ポスドクでおわるか、オーバードクター問題にひっかかるでしょう。)。大学で相対性理論や統一理論について勉強しても、企業はそんな活用しようのない知識をもった人間よりも工学部でロボット技術について勉強してきた人間を欲しがるでしょうし、人一倍就活も頑張らなきゃなりませんね。
昔は大学院からは海外に出て研究したいだとか夢を膨らませていましたが、そーゆのも諦めようかなと思います。

さて、随分と悲観的に書きましたが、ここまで絶望するならば、はなから就職に強い理工学系の学部を志した方が良いのでしょうか。

そもそもやりたい勉強をしに行く大学のはずが入学前に就活だなんて下らないことについて考えなきゃならない日本もどうかしてると思いますが。終身雇用制やら新卒絶対主義やら、そんなのなければ自由に学問を学べるのに。
こんなに勉強してもやりたい勉強ができないなら、いっそ努力なんてやめて大学いかないほうがいいんじゃなかって気までしてきました。

知りたいのは、
(1)物理の世界に突っ込む(おそらく世界がもし100人の博士だったらというストーリーで行方不明になる博士になる可能性が高い)
(2)物理科いくも身の程わきまえて博士課程までにはいかず修士で就活する、もしくは教師になる。
(3)需要の高い理工系に進路を変えて、せめていい会社に就職できるようにする。
のどれが一番幸せなのだろうということです。最後は自分で決めることだってことは分かっています。

まだ先のことだから、大学入って考えればとおっしゃる方もおられるかもしれませんが、将来の自分をイメージできなきゃ受験勉強にもやる気が起きません。
そんな弱気でどうするんだって言葉でも構いません、もうなんだか心が折れそうで、言葉が欲しいです。

以上、高校生の愚痴のまじった駄文、失礼しました。

A 回答 (4件)

フラフラしていたら、専門と違うカテに辿りついてしまいました。

僕は文系なので、単に研究者に向いていそうな人かどうかについてだけ回答します。No.2の猪突先生の励ましはわかります。先生はすごい。が、設問の文面だけからみると、質問者の方は研究者に向いていないと思います。というのも、せせこましい計算をしすぎているからです。そもそもメリットだけ計算したら、どう考えても研究者は儲からない。安定もしていない。また京大云々という名前だけでやって行ける世界でもありません。

どこかの物理学者の有名な台詞だそうですが、「私は研究に向いているでしょうか?」と学生が聞いたら、「ダメだ。君はまったく向いていない。私に判断させる質問する時点でダメなのだ」と応じたそうです。僕もこの意地悪な物理学者に同意します。どこの誰にも勝算はないのです。その高名な教授にさえ勝算がないのです。だから悩む程度ではダメで、決意があって飛びこまないとならない。思い通りに行かない屈辱にも耐えないとなりません。要するに決意がすべてだと思います(文系も同じであると考えてこれは推論でいっています)。

しかし、この調子だと質問者さんは、おそらく大学に行ったら行ったで、今度は自分の指導教官がどのくらい有利かとか、進学に問題がないのかで物凄く煩悶するでしょう。研究テーマもいっそ、どれくらい注目されるかという計算で選んでしまうかもしれない。いや、いや、これはやめた方がいい。もう一回、何で学者になりたいのかを考えてください。

そして僕の予想では、質問者さんは今の受験勉強が思い通りに行かないということを、自分が物理学者の才能があるかどうかという議論にすり替えているように思います。これでは適正な判断が下せません。僕だったら、その将来が安全だという理工系と物理学科の二つに願書を出し、両方合格してから、改めてどうするか考えると思います。

結局、どういう情報を貰っても、逃げの口実にしか今はならないように思えるのです。ネットでこんなことをやっている暇があったら、勉強することです。僕なんて自慢ではないが、家庭教師をやって、一週間で教え子の偏差値を30上げたことがありますよ。質問者さんだって死に物狂いでやれば、三日後に化けているかもしれません。
そして、その阿呆な高校の先生は放っておきましょう。彼が京大以上の出身なら、まだ話はわかります。しかしそうでないのなら、そもそも彼が京大に合格させる指導を出来ないだけかもしれません。指導力のない教師ほど、志望校を下げさせます。教師を小バカにしておくことも必要なんですよ。「ほう?確かに、お前の脳味噌だったら京大には受からないかもしれないが、俺とお前はポテンシャルが違うんだからなぁ。どうなるかわからんぞ?」くらいに思っておいていいでしょう。

最後に一言。「見る前に跳べ」ですよ。結局は自分の人生です。損得勘定だけで選べません。早く吹っ切れるといいですね。昔、読んで憧れた理学の本をもう一回めくってみたらどうでしょうか。
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No.1の回答者です。


>>>さっそくのお返事ありがとうございます。心強い励みになります

いえいえ。
まず、No.2様のご回答がすごく読みごたえがあって、この質問に答えたおかげでご回答に出会えたことは幸運です。

ちなみに、一昨年にテレビデオ見かけしたこのお方も、元は物理がご専門。
人間は幼児期に、単語より文法を先に獲得する、と主張しているお方です。
http://www.nhk.or.jp/bakumon/previous/20090203.h …
http://h3m.jp/sp/sp01.html

以下、雑然と書きますが、我慢して読んでください。

>>>即戦力にならないのに、どうして貴方の仰る一流企業の人事はそんな人たちを進んで採用するのでしょうか。

理論物理、実験物理、観測物理、そして、工学でも物理系、たとえば、応用物理、計装制御、原子力、物理化学といった系統の出身者は、結構、何でもこなすんです。
そういう実績のある先輩がいるので、人事は採ります。

実は私自身もそういった系統の人間の一人で、就職先は第三者から見ると「なんでここの学科からあの会社?」と言われそうな・・・、というか実際に言われていました(笑)
すごく充実した仕事生活をしていて業績も挙がり周囲からは認められていたのですが、ある事情で退職しました。
在職中は、事務所と現場との間を行き来しながら製品開発をするかたわら、たとえばエクセルを使って液晶パネルの実際の表示異常をエクセルでシミュレーションしたり、半導体(LSI)のドーパントの解析、量産品の統計解析方法の研究など、上司から「やれ」と言われてもいないことを自分で考えて趣味みたいにやって、それが結局は大いに役に立って重宝がられたりしました。
人から言われたことだけをやっていると、輝けません。
ときたま、大学・院の専門がそのまま役立ったこともあって、そのときは私自身がいちばん驚きました。(周りの人達はまったく知らないのに、自分にとっては基礎知識でした。)

>>>また、いくらそういった企業があるといっても、数少ないことには違いないような気がします。やっぱり就活は激戦には違いないような気がしますがどうなんでしょう。

もちろん一般企業なら、就職先は大企業になりやすいと思います。大企業は人数を多く採りますから、会社の数というよりは、総採用枠数で考えるべきです。

>>>また、海外の大学院に入学してしまったら、そうした採用枠には募集できなかったりしませんか(就活できないのではないか)。

そういうケースの人とは実際に会って話したことがないので、正直わかりません。
安直に考えると、英語力だけで採用されてしまうかも?
ただ、(前回も書きましたが)そういうことに悩むのは今にせず後回しにして、大学に受かってから数年かけてゆっくり悩めばよいと思います。

>>>博士の採用枠だけ別の考え方をするというのは、具体的には新卒ではなく「中途採用」扱いということになりますか?

中途採用ではありませんが、思想としてはおっしゃるとおり同じです。キャリア採用というイメージです。
一つの専門に深く入り込んで、会社で「若き兵隊」として働く期間も四大卒や修士より3年以上短いですからね。

私の同期で私と友人関係にあった人達の中では、博士が2名と博士中退が1名います。
それぞれ情報工学、電子物理、カオス・フラクタル理論のエキスパートです。
情報工学の人は管理職に相当するポストに就いた後に社内で研究テーマがなくなってしまい、大学教授(もちろん情報工学)に転身しました。
電子デバイスの人は地味に技術を少しずつ進歩させて、論文をこまめに出して出世しました。
カオス・フラクタルの人は入社3年後ぐらいからCCD(撮像素子)の仕事をしていて、40代半ばからは半官半民の機構に移籍してエネルギー関係の研究をしています。
ちなみに、この3人に共通することは、多趣味だということです。スポーツとか音楽理論とか落語とかRPGマニアとか、一人でいくつも趣味を持っていました。
情報工学の人は、子供の頃からパソコンを分解する(というよりは壊す)ことに熱中していたらしいです。

>>>教師が出世するというと教育委員会にでもつとめたのでしょうか。教師が出世だなんてあまりイメージできません。

県で初の中高一貫高の初代校長、県下一の進学校の校長、県教育長に次ぐポストなどを歴任しました。
実力・技量そして誠実さをもって生徒や同僚から信頼を集める人は出世します。
そういえば、このお方も多趣味です。
なお、教師の場合は地方国立卒やそれ以下でも、努力と人徳があれば出世できます。私の恩師、親戚達の事例を見ても。

以上、少しでも参考になれば。
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私はアメリカのある研究所に在籍する理論物理学者です。

私のまわりにはノーベル賞やディラック賞などの著名な賞を受賞された方が何人もおります。かく言う私は、受験勉強に見事に失敗して第一志望校には入れず、日本では旧帝大とは無関係な日本では並と言われる大学の物理科を卒業しました。しかし、転んでも転んでも起き上がり、結局このような世界的に一流な方達と一緒に研究をさせていた頂きけるようになりました。そして、気が付いてみたら、あちこちの国際会議で招待講演を頼まれるぐらいの成果も出せるようになりました。

さて、私のまわりの著名な研究者には、どうやら共通した性格があるようです。皆、ある意味で子供のように好奇心丸出しで、また、子供のように無邪気です。自分の研究が楽しくて仕様がなくて、研究のことしか考えず、先行きがどうの、どうやって安定した地位に就くのなんて言う自分の人生設計には頓着せず、皆さん成り行きで生きているようです。そして、学者になるための最も重要な性格を持っています。即ち、皆なさん無責任とも言えるくらいの大変楽観的な性格の方達ばかりです。別な言い方をすると、悲観的な人は学者には向いていません。

そもそも、研究なんてその答えが誰にも解らないからやるのです。それに挑戦したら答えが直ぐに見付かってしまうようなことはやらないのです。簡単に答えが見付かってしまうなら、わざわざ学者は要りません。だから、研究生活では自分が満足出来るような答えを見付け出せることは滅多になく、ほとんどが巧く行きません。また、偶に答えが出せたとしても、その答えが余り重要でないことの方が、圧倒的に多いのです。そんなに簡単に答えが出て来ないからこそ、稀に誰かが重要で意味のある答えを出したときに、皆はそれを讃えてくれるのです。

だから研究者になると、圧倒的に大多数の時間は巧く行かないことばかりなのです。そんな状況でも、根気よく研究を続けられるためには、能天気なくらい楽観的な性格を持っていることが決定的です。いわんや、これからの人生がどうの、自分は学者として生き残れるかどうかなどと、不安を先取りするような悲観的な性格の人は、どんなに優れた脳味噌のハードウエアを持っていたとしても、その失敗の連続に耐えかねて挫折してしまいます。

もし、貴方がどうしても物理学者になりたいと言う強い意志があり、そして、根気強くて、しかも楽観的な性格だったら、物理学者になる夢を捨てる必要はありません。成り行きに任せて邁進するだけです。人事を尽くして、あとは天命を待つ。貴方に出来ることはそれだけです。それで巧く行くか巧く行かないかは、貴方が決めることではありません。天命が
決めることです。要するに、結果がどうなるか、成功するのか失敗するのかなんて言うことを今から不安がる性格の人は学者には向いていないと言うことです。

あらゆる学問がそうですが、いざ学問をするなら、日本国内だけではなくて世界を舞台に学問をしなくてはなりません。その場合には、日本の一流大学に入れたかどうかは、貴方が考えているほどには重要ではありません。勿論、一流大学に入れたことに越したことはありませんが、たとえ一流大学でなくても、博士号を取ってから、アメリカやヨーロッパの一流の研究所のポスドクに行けば良いのです。外国に出てしまうと、貴方が日本のどの大学を出たかなんて誰も気にしません。それよりも、貴方がどんな研究成果を出せるかに興味を持ちます。

また、普通の人が考えているのとは反対に、外国の一流の先生ほど、貴方の過去の成績よりも貴方の情熱を評価してくれて、意外に簡単に貴方を受け入れてくれます。そして、元気の良い若者にチャンスを与えてくれます。また、一流の先生は金銭的に余裕もありますので、受け入れてくれるチャンスが高くなるのです。

それに対して、まだ一流と認められていない先生は、金銭的にも余裕がなく、さらに、自分が認められることに汲々としていますから、貴方のチャンスなどは二の次にされ、貴方の情熱よりも、貴方の成績がどうの、どんな良い大学を出たかにこだわってしまい、その先生のところで雇っては貰える可能性が低くなります。

勿論、意外に簡単に一流の先生の弟子に成れたとしても、そこには世界中から同じように野心を持った若者達がどんどん集まって来ますので、そこで生き残るためには我武者らに研究を続けなくてはなりません。その結果、運が良ければ何か良い成果を出せて、この世界に生き残れる。しかし、運が悪ければ中々良い結果が出ないで、長い間のポスドク生活を強いられてしまう可能性もあります。そんな不運な状況でも挫折せずに研究を続けて行けるためには、私が先程述べた、無責任なくらいの楽観的な性格が役に立つのです。そして、楽観的な性格の人が我武者らに生きて行けば、結果的に芽が出ようと出まいと、自分の人生を振り返って悔いを残さないでしょう。まあ、芸術家と同じで、霞を食って生きて行く覚悟が必要かもしれません。

あと、何で物理学をやっている人間を会社が雇ってくれるかには、理由があります。まだ経験がないので貴方には解り辛いかもしれませんが、物理学とは、トコトン押し進めて行くと、その研究対象、例えば、宇宙論だとか素粒子論だとか物性論などによって、それが物理学と言われているのではなくて、物理学による独特の世界の認識の仕方によって、それが物理学と呼ばれているのです。その特徴とは、目の前の問題を解くのに、常に第一原理から出発して、世界を自分の頭で再構築しながら解いて行くという世界の認識法です。ですから、その方法の訓練を受けた者は、ある意味でどんな問題でも解けるようになります。例えば私の友人の物理学者は、昆虫のアリの社会学を非線形力学の立場から分析して、生態学の分野の世界的権威になった人が居ます。

また、ビッグバンが実際に起こったことの証拠とされる3Kの宇宙の背景温度の存在を、それが実際に観測される10年以上前に予言した故Robert Herman教授は私の友人でした。彼は、その後、宇宙論とは全く違った分野の、高速道路での自動車の流れを2流体モデルに基づいた統計力学的手法で取り扱い、General Motors Research Laboratoryの所長になりました。

こと程左様に、物理学を勉強すると、物理学に全く関係ない問題でも解けるようになります。所謂、潰しが効く、と言うのが物理学者です。それに比べると、工学者は自分でやっている専門分野以外の問題を解くのが物理学者に比べて遥かに苦手です。ですから、修士辺りまででも物理学の訓練を受けていると、いろいろな分野に進めるのです。
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こんにちは。

理系のおっさんです。
あなたは高校生のわりには、色々とよく知っていて、立派な文章を書きますね。感心しました。

>>>先日、高校の物理の先生にも、「君にはむいてない」と言われました。

若者なのですから、そういうことを言われたら怒っていいんですよ。もちろん内心でいいですが。
ノーベル物理学賞の小柴先生は、共同浴場で先生が「小柴は無理だろう」と話すのが偶然に聞こえてきて、発奮して勉強して合格したとか。(入試のことか学科試験のことかは失念)

>>>でも自分の通ってる高校は偏差値60もない普通の私立高校です。

別に、それは関係ないです。

>>>高校入学後は研究費用の豊かな京都大学に行こうと必死に勉強してきました。
>>>さて、才能の欠片のない僕のような人が大学で理学部物理学科で理論物理なんて勉強したら、大学院に行っても博士課程には進まず就職するのが一番でしょう。

京大でなくてもいいですが、理論屋や宇宙物理学者になるなら東工大、東北大、阪大、名大クラスの大学は目指しましょう。

>>>中学の頃からよく知る親友や、転校してきた中国人は、ほとんど勉強していないのに、駿台模試で偏差値70を楽に叩き出す天才です。偏差値と研究が無関係なのは良く分かってますが、学者なんていうのは、彼らのような高校の内容なんて簡単過ぎると思ってる人たちが志すべきで、自分が目指す道ではないような気がします。

まだあきらめなくていいです。

>>>大学で相対性理論や統一理論について勉強しても、企業はそんな活用しようのない知識をもった人間よりも工学部でロボット技術について勉強してきた人間を欲しがるでしょうし、人一倍就活も頑張らなきゃなりませんね。
>>>さて、随分と悲観的に書きましたが、ここまで絶望するならば、はなから就職に強い理工学系の学部を志した方が良いのでしょうか。

日立、東芝、NEC、富士通とか、そういう企業は、理論物理をやっていた修士を採用します。
実際、後輩で、アーベル変換だか非アーベル変換だか、そんなのをやっていた人が採用されています。

>>>昔は大学院からは海外に出て研究したいだとか夢を膨らませていましたが、そーゆのも諦めようかなと思います。

あきらめなければ、海外に行けますよ。
東北大学卒でまだ若い小松英一郎さん(ダークエネルギー研究の第一人者で現テキサス大学教授)の例もあります。

>>>そもそもやりたい勉強をしに行く大学のはずが入学前に就活だなんて下らないことについて考えなきゃならない日本もどうかしてると思いますが。終身雇用制やら新卒絶対主義やら、そんなのなければ自由に学問を学べるのに。こんなに勉強してもやりたい勉強ができないなら、いっそ努力なんてやめて大学いかないほうがいいんじゃなかって気までしてきました。

知りたいのは、
>>>(1)物理の世界に突っ込む(おそらく世界がもし100人の博士だったらというストーリーで行方不明になる博士になる可能性が高い)

博士課程に進むかどうかを現時点で悩まなくていいです。
M1になってから、ゆっくり悩みましょう。
博士課程に進むと、もう後戻りできなくなります。
企業の人事は、博士の採用枠だけはまったく別の考え方をします。

>>>(2)物理科いくも身の程わきまえて博士課程までにはいかず修士で就活する、もしくは教師になる。

それもありですね。
私の高校時代、もっとも教え方が上手い数学教師は、京大物理出身でした。
その後、出世しました。

>>>(3)需要の高い理工系に進路を変えて、せめていい会社に就職できるようにする。のどれが一番幸せなのだろうということです。最後は自分で決めることだってことは分かっています。

上に書いたとおり、理論物理でも修士修了までなら、採ってくれる一流企業はあります。

>>>まだ先のことだから、大学入って考えればとおっしゃる方もおられるかもしれませんが、将来の自分をイメージできなきゃ受験勉強にもやる気が起きません。そんな弱気でどうするんだって言葉でも構いません、もうなんだか心が折れそうで、言葉が欲しいです。

旧帝大の物理学科に行けば、色んな選択肢を獲得することができます。
目指して損はありません。

ちなみに、私の友人では変り種もいて、旧帝大の物理学科で理論か宇宙論を学んだ後、サービス業に就職して、その後に転職して、某ネット通販大手で働いている人もいます(重役)。
理論物理をやっても、様々な道に進めます。
やる気を出さないなんて、もったいない。
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この回答へのお礼

さっそくのお返事ありがとうございます。心強い励みになります

名大でもかなり苦しいところですが、それ位の大学には入れるように頑張り続けたいと思います。
高校の先生には「現実見ろ」「お前は京大なんて無理だ」という感じなんですが…

即戦力にならないのに、どうして貴方の仰る一流企業の人事はそんな人たちを進んで採用するのでしょうか。

また、いくらそういった企業があるといっても、数少ないことには違いないような気がします。やっぱり就活は激戦には違いないような気がしますがどうなんでしょう。
また、海外の大学院に入学してしまったら、そうした採用枠には募集できなかったりしませんか(就活できないのではないか)。

博士の採用枠だけ別の考え方をするというのは、具体的には新卒ではなく「中途採用」扱いということになりますか?

教師が出世するというと教育委員会にでもつとめたのでしょうか。教師が出世だなんてあまりイメージできません。

なんだか質問ばかりで申し訳ないです。

お礼日時:2011/06/20 06:37

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