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She was an observant Buddhist who declined to eat either fish or meat on the first and the fifteenth of each month.

「彼女は、毎月1日と15日は、魚か肉のどちらかを食べない、厳格な仏教徒だった。」



「彼女は、毎月1日と15日は、魚と肉のどちらも食べない、厳格な仏教徒だった。」

どちらに解釈したらいいのでしょうか?

また、前者の解釈の場合は、
この文章から「毎月1日は(肉ではなく)魚を、毎月15日は(魚ではなく)肉を食べない。」というところまで読み取れるのでしょうか?
それとも「毎月1日は魚か肉にどちらかを、15日も魚か肉のどちらかを食べない。」とだけ解釈でき、従って、1日が魚、15日も魚を食べない可能性もあるし、1日に肉を15日も肉を食べない可能性も考えられる。ところまでしか解釈できないのかを教えていただけませんでしょうか?


ちなみに、eitherについて調べたところ
「~か~のどっちか」というのが基本ですが、
Either day is OK.
「どちらの日でも結構です。」
と解釈するので、両方ともいう意味も含むので、ややこしいです。

A 回答 (3件)

● either (A) or (B)= (A) or (B)


【"either"は単なる強めとして用いられている。】
訳は「(A)か(B)かどちらかひとつ」という意味です。←ここがあとから大切になります。

** これらを否定して見ましょう、つまり"not"をつけてみましょう。
→ not either (A) or (B)= not (A) or (B) 「(A)も(B)も~ない」と全部否定になります。
→ not either (A) or (B)= not [either (A) or (B)]のように数学の小括弧がある形です。"not"をそれぞれに掛けると"neither (A) nor (B)"と同じになるのです。

●まとめ:not either (A) or (B)= not (A) or (B)= neither (A) nor (B)
** なぜこんなことになるのでしょう。

●英語の「全部否定」の考え方を覚えてください。
1)「ひとつを表す語(句)」を「否定する(notをつける)」と「全部否定」になる。
【例】「ひとつを表す語(句)」
→"a"、"one"、"(A) or (B)"、"either (A) or (B)"くらいです。後半の2つはもう説明しました。
→"not a"=ひとつも~でない
→"not one"=現代英語では"none(どんな名詞にも使える)"と"no one(人に使う)"に分かれました。

2)もうひとつ、英語でよく使われる全部否定として"not ~ any"というものがありますね。
この"any"は現代英語では、単数でも複数でも使えますが、もともとは"one"→"a"と"an"→"any"に変化した言葉です。元は"one「ひとつ」"という語です。

●「部分否定」の考え方は、「全部を表す語(句)」を「否定する(notをつける)」と「部分否定」になるということです。訳としては「~というわけではない」とか「~とは限らない」があります。

「全部を表す語(句)」の【例】all, every(これも全部の語と考えられています), both, always, necessarily, altogether, completely, quite,など(他にも訳しにくいものとして"not really"や"not exactly")なども部分否定と考えられます。意味は"alc"で調べてください。
訳はご存知だと思いますので省きます。

●結論:「魚も肉も食べない」という全部否定です。(この場合2つが全体ということになります。)
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この回答へのお礼

構成からの説明、大変理解しやすいです。ありがとうございました。今回の質問でこの用法については、記憶できると思います。

お礼日時:2011/08/01 05:30

>She was an observant Buddhist who declined to eat either fish or meat on the first and the fifteenth of each month.



 「decline」という動詞には「say no」という意味が含まれていますので、「(declined to eat) either A or B」とすると「AとBのどちらも~しない。(AとBのどちらも食べなかった。)」という意味で理解されるのが普通です。

 すなわち、お尋ねの英文は「彼女は、毎月1日と15日は、魚と肉のどちらも食べない、厳格な仏教徒だった。」という意味で理解すべきだと思います。

 もし否定の意味を出すつもりで「(declined to eat ) neither A nor B」とすると、その意図に反して「AとBのどちらも食べないわけではなかった。」というおかしな意味になってしまいます。

>「彼女は、毎月1日と15日は、魚か肉のどちらかを食べない、厳格な仏教徒だった。」

 もし「(declined to eat) both A and B」を用いたならば、「AとBの両方を(一度に)食べることをしなかった。」という意味になります。

 さらに部分否定のような意味を汲みとって「AとBの両方を食べたわけではなかった。(AかBのどちらかは食べた。)」という意味を感じとることも不可能ではなさそうです。

 ただし、そのような意味を表す場合には、例えば「ate nothing but A or B」と言ってしまえば済むことです。

 否定文で(または否定の意味を持つ語とともに)用いられた「(either) A or B」は「AとBのどちらも~ない。」という意味で理解するのが自然です。

 I don't have (either) brothers or sisters.
 「私には兄弟も姉妹も(どちらも)いない。」

 I refused to accept (either) his proposal or her proposal.
 「私は彼の提案も彼女の提案も(どちらも)受け付けなかった。」

 ご参考になれば・・・。
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この回答へのお礼

Eitherは、否定で使われるときは、全否定で、肯定のときのみ「どちらか」という意味と記憶することにします。この質問で、良く使う大事な用法を一つ覚えることができました。ありがとうございました。

お礼日時:2011/08/01 05:31

    decline の後は下記のようになりますので、第2の訳


    「彼女は、毎月1日と15日は、魚と肉のどちらも食べない、厳格な仏教徒だった。」
    が正しいです。
    例文   decline to provide one's name or nationality  「氏名および国籍を明らかにすることを拒む」
    http://eow.alc.co.jp/decline+or/UTF-8/
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この回答へのお礼

そうなんですね。まったく理解が間違っていました。参考になりました。
ありがとうございます。

お礼日時:2011/07/31 05:06

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